熱帯魚水槽にいるカノコ貝が水面より上に登っていました(前日記事)。貝が水面に上がってくるのは水質汚染が進んでいる可能性が高いシグナルですが、はたしてそうなのか?早速測ってみることにしました。水質の検査は水質検査試験紙を使用します。水質試験紙は、すばやく簡単、ワンステップで6つの水質を同時にチェックできます。特別な器具や面倒な手順は必要ありません。試験紙を1秒水につけるだけで簡単にチェックできる優れものです。

◆測定可能な項目
●硝酸塩(NO3-:0~250mg/L)
●亜硝酸塩(NO2-:0~10mg/L)
●総硬度(GH:<3°dH~>16°dH)
●炭酸塩硬度(KH:0~20°dH)
●ペーハー(pH:6.4~8.4)
●塩素(CI2:0~3mg/L)

水質検査試験紙は水槽の水に漬けることで、検査薬が変色します。変色後の色を、濃度早見表と見比べると、それぞれの物質の濃度を調べることができる優れものです。早速、測ってみることにしました。


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水に浸けた水質検査試験紙は、こんな感じでした。上から硝酸塩、亜硝酸塩、総硬度、炭酸塩硬度、ペーハー、塩素です。
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硝酸塩((NO3-)が高いですかね。
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他は大丈夫かと思います。
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水棲生物の排泄物やエサは「アンモニア」というとても毒素の高い物質になります。アンモニアはバクテリア(ニトロソモナス)の働きによって、より毒素の低い「亜硝酸」となり、更に亜硝酸はバクテリア(ニトロバクター)の働きによって、更に毒素の低い「硝酸塩」になるのです。

猛毒のアンモニアから分解された硝酸塩はかなり毒素の低い物質とはいえ毒であることは変わりません。蓄積されれば毒素の濃度が上がります。蓄積された硝酸塩は魚の体力を奪い、病気になりやすくなったり、寿命が減るなどの害があります。

飼育する魚により許容量というのは変わりますが、理想的な1つの目安としては50~100mg/Lが望ましいです。水質汚染に強い魚で全く問題ないように見えて実は徐々に弱ってきていることも有り得ますので、できるだけ低いことが望ましいのは間違いありません。


硝酸塩濃度を下げるために最も有効な手段は「水替え」になります。単純に綺麗な水と入れ換えることで硝酸濃度を下げることができます。定期的な換水を行い、硝酸塩濃度が高くなりすぎないように保つことが飼育の基本になります。早速、水替えをしようと思います。



※最後に
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