人間、いつまでも元気でありたいものです。健康で生活していけたらいいなと漫然と思って過ごしている人もいれば、健康維持のために規則正しく生活をして、適度にスポーツを行い、健康維持に努めている方もいると思います。

しかし、ある日突然、大きな病気にかかってしまったら?また、ある日突然、交通事故にあってしまったら?自分が手塩にかけて育ててきたメダカやエビ、ドジョウ、タニシなどの水棲生物はどうすればいいでしょうか?

人間によって飼われている生き物たちは人間が世話をしてあげないと死んでしまいます。そのままにしておけません。しかし突然そのような目にあってしまったら、どうすることもできません。

人間の主がいなくなった容器にいる生き物たとはどうなるのでしょうか?

例えば、容器1つで飼っているならまだしも、手広く沢山の容器で色々な生き物を飼っている、またメダカも繁殖させて沢山の頭数を飼っているなんてことになっていますと、いざ自分がいなくなった時には限られた容器の中では生存競争が始まり、強者だけが生き残る構図となります。

自分が何かしら病気になった、事故にあったとして、病院に入院したら元気になるまで帰ってこれません。もし死んでしまったら、愛する生き物たちの元には帰ってこれません。それは1週間でも生き物たちにとっては致命傷ですし、ましてや重い病気や事故の怪我が重症であった場合は、1ヶ月単位で家に帰ってこれません。

これではメダカを含めた生き物たちは「全滅」という可能性が非常に高くなります。生き物たちは「声」を出せません。「水が少なくなってきてるよー。」「おなかが空いたよー。」「水草が沢山あって邪魔でおよげないよー。」「(飼育者が容器を見に来なくなって)鳥がくるから怖いよー。」など人間とコミュニケーションをとることができません。したがって人間は生き物たとを常日頃じっくり観察して、いつまでも元気でいてくれるように一緒に暮らしてかなくてはいけません。

このような事態になった時にどうしたらいいのでしょうか?答えを持っている人は非常に限られると思います。

もしよろしければ、自身がいなくなってしまった後の生き物たちの世話を想像してみるのに一役買えればと思います。

◆普段から考えておく

自分が死んだ場合に財産相続(誰でも少しはあるのです)はどうしようとか?人間側のことは考えることもあると思います。でも病気が進行して助からないとか、年老いて迎えがきそうだとか、そんな時に考えることが多いのではないでしょうか(もちろん、生前元気な時に考えている方もおります)。

では生き物たちはどうでしょうか。生き物たちのことは二の次になりがちではないでしょうか。さらに病気や怪我でちょっと入院といった場合は考えないのではないでしょうか。

普段から少しでもいいので、自分が世話をできなくなたら、どうすればいいのか?と考えておきたいものです。


◆自分がどうなるかで全く違う

・突然、病気で倒れてしまった、怪我をしてしまった
 自身が何らかの理由で突然倒れてしまった場合、残された生き物たちは、周りの人間に育てられるかといいますと、かなり厳しいと思います。

 何故なら、あなたのように「生き物が好きでない」からです。残念ながら、まったく期待が持てないと思っていいと思います。

 生き物たちにとって、過酷な未来が待っていると思います。従って普段から話をしておいたり、やり方をまとめておいて、万が一の時に代わりに世話をしたもらう必要があるのです。

・入院するまでに少し時間がある
 自身が病院に入院するまでに少し時間がある場合は、限りある時間を使って周りの人間に引継ぎます。自身も体調が悪かったりするので、無理のないように引き継いでいきます。


◆当面の間にやってもらうこと

・エサ
水替え、足し水
・水草のメンテナンス

自身が不在になる期間にもよりますが、当面の間ならば上記の3つではないでしょうか。エサは生きていく為の大切な食料であり、水替え、足し水は容器の水質汚染を防ぎものです。水草のメンテナンスは、繁茂した水草が生き物の生活スペースを奪うことを防ぎます。

屋外と屋内で若干異なり、屋外ではコケや藻、微生物が豊富にいると思われますので、急にエサに困ることにはならないと思います。


◆マニュアルを作成して家族に伝授
写真付きのマニュアルを作成します。水替えなら、水替えすべき水槽、水を入れる容器、またカルキ抜き剤を写真に撮って、水替えの説明文と注意事項を書いてマニュアルを作成します。

そしてマニュアルを見ながら一緒にやってみます。これである程度は引継ぎできるかと思います。ただし引き継がれた方は、それでも完璧にできません。

引き継いだ人には「もし生き物が死んでしまったとしても文句は言わないから助けてほしい!」と切に訴えましょう。


◆屋外飼育に切り替える【屋内飼育の場合】
屋内飼育をしている場合は屋外飼育に切り替えます。

屋外飼育ではプランクトンなどの微生物、コケや藻などの食べるエサが自然に発生します。基本的に水替えも不要となります(足し水は必要です)。ろ過機やエアーポンプも必要ありません。

ただ、飼育水が安定しバクテリアが豊富な状態になるには最低でも1ヶ月程度かかります。また、飼育ではどうしても容器の容量に比べて個体数が増えがちになりますので、すべての生き物にエサが行き渡るののが難しいと思います。

従いまして、自分でしっかり食料を確保できる強者だけしか生き残りません。


◆里親を探す
生き物を引き取ってくれる人を探してみるのはどうでしょうか。ただ、この里親探し自体の周りの人間にお願いしなくてはいけません。

また、友達や知り合いなど、どなたか飼いたい方がいれば、いざとなった時に譲れるようにしておきます。

他にもネットでジモティー(必要なものを必要な人へ譲ることを橋渡ししてくれる掲示板です)で引き取ってくれる人も探せます。


◆オークションで売る
オークションで販売します。欲しい人が購入してくれます。ただし、買い手が付かない場合があることもあります。


◆ペットシッターを雇う
ペットシッターの会社さんで熱帯魚、金魚なども取り扱っているところもあります。

シッターさんであれば個人の技量によるところも多いとは思いますが、少なくとも死なされてしまうことは少ないと思います。

最悪、死なされてしまった場合にも補償、損害賠償などあるかもしれません。
入院などでお金がかさむので生き物にもお金をかけるいうのはキツイ側面もありますよね。



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