以前より鈴虫を飼育しており、いわゆる累代飼育をしていた。昨年まで順調であったが産卵環境を全面マットではなく、小さな容器を入れてマットを敷いて産卵床を作って産卵させた。産卵自体はうまくいって今年6月に孵化はしたものの孵化した数がとても少なく、結局うまく育たずに死んでしまった。今回は一昨年まで行っていた飼育方法を復活させて累代飼育に再挑戦する。


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その飼い方の手順である。

【飼育場所】
屋外でプラケースに入れて育てている。

【体長】
成虫で2センチ程度。

【孵化と成虫まで】
6月の梅雨の季節になると生まれる。羽化直後は白いのでたくさんいるとダニが湧いたかと勘違いするが、よく見ると鈴虫特有の触覚があるのでわかる。また少し成長したから発見するとゴキブリに見えてしまうが、これも鈴虫特有の触覚があるのでわかる(鈴虫よ、ごめん!)。
7月中旬ぐらい、ちょうど夏休みぐらいに成虫になり、涼しく鳴き始める。8月の暑い季節の夜に鳴いてくれるので、多少気持ちが涼しくなる(もちろんクーラーは全開である!)。

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【購入と捕獲】
我が家の周辺環境では鈴虫は近くの草むらで簡単に捕獲できる昆虫ではないのでホームセンターで購入した。値段は2ペア450円で他(ネット)でも大体500~600円ぐらい売っているので、まあまあ安い。2ペアカップを2つで4ペア購入した。

◆金額目安:500~600円

日本各地で生息しているらしいし、実際に野外で鳴いているのを聞いたことはあるが、これまで見つけずらいので捕まえたことはなかった。今年、ついに夜の散歩中に野外で鳴いている姿を発見して捕まえようとしたが、野外にいる鈴虫はとても素早くて捕まえられなかった。残念!

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【プラケース】
プラケースはコバエシャッター中(298×195×210mm)である。その名の通り、鈴虫の飼育では鈴虫のエサにコバエがよってくる。上面の蓋はフィルターで閉じることができるが、全て閉じたままだと湿気がすごいので開けてしまっている。よってコバエは多少入ってしまうが、市販のプラケースよりは防げるし侵入する数が多くなって来たら蓋を閉じてしまえばよい。この容器で4ペアの8匹を飼育した。8匹なら十分な大きさだ。最後に飼育ケースは直射日光を避け風通しの良い涼しい所に置くこと。

◆金額目安:コバエシャッター中 800~900円

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【用土】
今回は容器全面にマットを敷いてどこでも産卵できる環境にした。マットは専用のマットでなくても十分。今回はカブトムシのマットを代用。腐葉土や培養土でもいいし、水生植物の土でも問題ない。ただ殺虫剤が入っているものはさすがに使用しない。要は土なら何でもいい。用土は産卵にむけて湿らせておくこと。水は水道水で問題ない(メダカじゃないので死ぬことはない)。霧吹きでもいいが、我が家はドバっと水をかけてしまう。鈴虫に直接あたっても大丈夫で死にはしない。

◆金額目安:金の土 20リットル1,000円(ガーデニングに使用するものである)

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【飼育環境】
隠れる場所としては流木や鉢の欠片を設置。また水分を沢山とる昆虫なので水苔に水をつけて置いておいた。水苔は水分がなくなったら補充。水は水道水で問題ない(メダカじゃないので死ぬことはない)。

◆金額目安:流木 600~1,000円、水苔 500~700円、小さな和の庭 土管M 500円

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【エサとエサ皿】
エサは市販の『マルカン スズムシのエサ お徳用 90g(専用エサ皿付)』を使用している。オマケにエサ皿が付いているので、これを使用する。タンパク質を捕らないと共食いして補給しようとする。過密飼育なら仕方がないが少数なら避けるべきなのでエサを切らさないこと。植物性としてキュウリ、ナスなどの野菜も入れる。ただ『スズムシのエサ』だけでも十分ではある。エサは毎日変えなくてもよい。エサ皿からなくなっていたら補給する。また市販でも野菜でも腐ってきたり、カビが生えているようであれば交換する。最後に用土にエサを置かないこと。エサにカビが生えるし、ムシが湧く温床となる。

◆金額目安:マルカン スズムシのエサ お徳用 90g(専用エサ皿付) 300円

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【コバエ】
コバエが鈴虫のエサを狙って、または鈴虫の死骸を狙ってやってくるが、防止目的でコバエシートなど使用するとせっかくの音色が聞えなくなってしまう。私はあきらめて周囲に『ハエ捕り棒』や『ハエ捕り紙』を設置する。

◆金額目安:ハエ捕り棒 500~600円

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【維持費】
市販のエサとナスやキュウリなどのエサ代だけだが、市販のエサを1回買えば8匹程度なら軽々1シーズンは持つ。累代飼育なら用土代(用土を変える場合)とエサ代だけとなる。

◆金額目安:マルカン スズムシのエサ お徳用 90g(専用エサ皿付) 300円

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【寿命】
寿命は3~4ヶ月程度。成虫の寿命は2ヶ月程度というが、成虫になる季節にもよるが夏を迎える前に成虫になると1ヶ月程度しか生きない。オスから死んでいき、最後はメスが残る(虫はみんな同じ)。

【卵での越冬】
親鈴虫が死んでからの容器は10月までは用土を乾燥させない。こまめに水分を補給する。11月からは乾燥させてしまい翌年の5月までは、ほったらかしにしておく。保温も一切必要はなく、屋外にそのまま置いておいてよい。翌年の5月になったら用土に水分を与えて湿らせて維持していく。そうして6月になると孵化する。

【最後に】
鈴虫を放つ。容器に入れられて元気よく動いている。エンマコオロギと違いジュンプしないのでゆっくり見ていられる。見ていると早速涼しげに鳴き始めたので蓋を占めた。

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飼育容器。隠れる場所と水場、エサがあれば十分。
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鈴虫のオス。
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※最後に

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