◆カメは溺れるのか?真相と原因
カメが溺れる?定説の原因と解説

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※2021.01.09更新(目次化)
※2021.01.19更新(追記)
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カメを飼い始めますと、最初は怖がって逃げてばかりいたカメですが、徐々に人間に慣れてきて(懐く、慣れるは意見がわかれています)、愛らしい姿や仕草を見せてくれるようになります。

人間に見せてくれるカメの愛らしい姿も、いくつかのサインが潜んでいる場合があります。カメは人間の言葉で気持ちを話してはくれませんので、カメの動きで人間側が感じとってあげる必要があります。

カメがあくびをする
水棲ガメは水中でもあくびをすることがあります。カメは肺呼吸をしているため、水中では息をすることはできません。

カメの呼吸は3種類の方法があります。
 ・肺呼吸
 ・皮膚呼吸
 ・粘膜呼吸

この場合は、単に「あくび」というわけではないことがわかります。

水中でカメは喉の粘膜より水中に含まれる酸素を取り込むことができます。それは長く潜水するためです。日光浴をしている場合は大量の酸素を肺に取り込んでいる肺呼吸をしています。

しかしながら、食べたものを吐いている場合は、何か変なものを食べたり病気である可能性があります。1日程度様子をみて状態が続いているならば、すぐに動物病院にかけこみましょう。動物病院はカメの病気を取り扱ってくれる病院を予め探しておきましょう。


自分の足や甲羅を噛む
水棲ガメは「脱皮」で自分の皮をとる行為の場合が高いです。水棲ガメは甲羅を含めた脱皮を繰り返して大きくなっていきます。

この脱皮はカニやザリガニのような着ぐるみを脱ぐような脱皮ではなく人間が日焼けした際に皮がむけるような感じのボロボロとした脱皮です。

脱皮しているのがわかりやすいのは、水槽の掃除をしないで飼育水だけを入れ替えるとわかります。飼育水を入れ替えて、ろ過機を起動しますと、光の加減にもよりますがモロモロしたものが飼育容器の中に舞っているがわかります。

人間でも皮がむけていないと体が痒くなりますが、カメも同様で噛んで皮をとろうとします。

次に「ストレス」の場合があります。

まず、カメは常に見られる、触られることに慣れておりません。水槽の設置場所を常に人間に見られる場所に設置しないようにしましょう。また、ロックシェルターなどのカメの隠れ家を用意してあげましょう。そして水替え以外で出来る限り触らないようにしましょう。

つぎに、水深が浅いと泳ぐことができません。水深を甲羅の3~5倍までしてみてください。水中内を泳いで運動することで肥満を防止できます。

ライトを長時間点灯しているとストレスの原因にもなります。水棲ガメは夜行性のカメが多いので、夜は早めにライトを消灯するようにライトの点灯時間を変更してみてください。

また水温の管理不足の場合があります。水温が低すぎる、高すぎるです。出来るだけ適正な水温(22~28℃)で飼育してみて下さい。

以外に知られていないのが窓際に置いている場合などで直射日光を浴びるケースです。必ず日蔭のある場所を作っておいてあげましょう。

他にも「寄生虫等の感染症」の場合もあります。

ただし、野生のカメはカメに限らず寄生虫は存在するのが当たり前ですので、特に食欲がない、糞尿が出ない、糞尿の状態がおかしいなどの理由がない限りは気にする必要はありません。

どうしてもおかしいということであれば、排泄物に混じっている場合がありますので、排泄物を見るのがいい方法かもしれませんが、水棲ですので直ぐに分解されてしまいますし、小さくて見れないと思います。排泄物を採取して病院に持っていくしかありません。

寄生虫を退治する薬は市販でありません。

どうしてもいつもと状態が違うというのであれば、すぐに動物病院にかけこみましょう。動物病院はカメの病気を取り扱ってくれる病院を予め探しておきましょう。


首を伸ばして噛んでいます(2021.09.05撮影)。
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二本足で立つ
カメが水中で立っているのは、水深が浅くて息継ぎをするのに楽だから二本足で立っている場合です。水深が浅いと、わざわざ水面に浮かんで空気を吸う必要がないので、二本足で立ちあがって空気を吸うと思います。

好奇心から二本足で立ちあがって興味対象のものを見ている場合もあります。ガラス(アクリル)水槽からは外の世界が丸見えですので、カメにどう見えているのかわかりませんが、興味対象のものを見ていると思います。


たそがれているように見える『ミッピーちゃん』です。
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動かない①
【2020.01.19】追記
水温5℃程度のでカメは冬眠します。
冬眠中は起こさないようにします。水温が0℃以下が長く続くと死んでしまうこともあります。
水温が10℃程度では目が覚めてしまいます。

意外に危険なのは冬に暖かい日や寒い日を交互に繰り替えすと、カメは起きたり冬眠になったりと体調を崩して死んでしまうこともあります。冬で暖かい日は人間にとっては嬉しいのですが、カメにとってはあまり嬉しくないのです。




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動かない②
【2020.01.19】追記
カメは生きていれば手足や鼻先をつつけば引っ込みます。つっついてみて引っ込まなかったら死んでいると思います。




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手足を出して動かない
【2020.01.19】追記
カメは生きていれば手足や鼻先をつつけば引っ込みます。つっついてみて引っ込まなかったら死んでいると思います。冬眠失敗でそうなることが多いです。




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ひっくり返って動かない
【2021.01.19】追記
カメは生きていれば手足や鼻先をつつけば引っ込みます。つっついてみて引っ込まなかったら死んでいると思います。冬眠失敗でそうなることが多いです。




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人がくると逃げる
【2021.01.20】追記
ある程度の一緒にいれば、少なくとも食事をあげる時は寄ってくるようになります。ただし、触り過ぎ、いじり過ぎると、嫌がってしまい逃げてしまうこともあります。

基本的にカメは食事を貰う以外は人間に触れられる事さえ望んでいないと思うので、適度な距離感を保ちましょう。

カメに近くでは、ゆっくり動いてなるべく驚かせないようにするといいと思います。

爬虫類は「懐かず」に「馴れる」という感じですので、長い時間をかけてゆっくり仲良くなるしかないです(懐いている感じがするんですどね)。気長に少しづつ距離を縮めていけば、馴れて近づいてきてくれるかもしれません。

カメが人にどの程度馴れるかは『飼い方』と『個体の性格』の二つの要素どちらも重要です。




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のろい(実は、はやい)
【2021.01.20】追記
はやいです。何故ならミシシッピニオイガメでいいますと、生まれ故郷の川や湖にはハクレン、アリゲーターガーなどの大型魚、ミシシッピワニ、大型のカメなどがいます。空からは鳥が狙っています。また人間が捕まえようとします。つまり捕食者や敵から逃げなくてはいけません。

また、エサである小魚やエビなどは素早く逃げてしまいます。食べれないと餓死してしまいますので、素早く獲物を捕らえなくてはいけません。

人と一緒に暮らしていれば、襲われる心配もありませんし、そもそも水槽が狭すぎますので、速く動く機会はありません。プールのようなところで飼うのであれば、速く泳ぐところが見れるかもしれません。

もちろん、これらは水中での話ですので、陸上では他の動物と比べると速いとは言えません。
ちなみに水辺で休んでいるカメが人が近づくと素早く逃げる動画を見た方もいるかと思います。




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両前足をバタつかせる(=餌くれダンス)
【2021.01.22】追記
人間を見つけるやいなや、エサを要求する行為です。これを飼育者の中では「餌くれダンス」と言っています。人間が音に反応する生き物だと認識しますと、注意をひくために水面を叩いて気をひきます。

必死な感じで「ちょーだーい!」「ちょーだーい!」と訴えているようですね。「餌くれダンス」以外にも「ここから出してー!」「さみしいから構ってよー!」なんて風に聞こえます。

カメは話や鳴きませんのでなんとも言えませんが、そんなカメの要求が何なのか、人間主観で構いませんので考えて対応してあげるといいです。




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便秘になっている
【2021.02.22】追記



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口をエサでないところでパクパクしている
【2021.03.27】追記
時々何かを誤飲してしまったのか、エサのないところでパクパクしていことがあります。その後、水の中で目を閉じたまま口をぱかんと開けて固ったような感じにもなります。一見、カメが息苦しいとか、溺れていると思うかもしれませんが、これは水を飲んでいるのです。カメは水を飲むのです。

水はカメにとって隠れる場所であり、飲み水であり、泳ぐのに必要なものであり、さらにトイレでもあり、大事な生活空間(生活水間?)なのです。非常に水に依存した生き物ですので、いつもきれいな水にしていなければ病気になってしまいますので、定期的な水替えは大事なのです。




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※最後に
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