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長かった梅雨も明けて、本格的な夏が始まりました。夏と言えば、太陽が焼けるように熱く、気温が高いです。

猛暑日ともなれば日中は35℃を超えて気温は上昇し、暑いところでは40℃にもなります。熱帯夜ともなれば、夜でも25℃以下に下がりません。

メダカの屋外飼育で一番過酷な時期は、夏場でして、親メダカや稚魚が直射日光による気温上昇に伴う水温上昇に耐えられずに突然死んでリしまうことがあります。

寒く長い冬を越えて、春から産卵を行い、元気に育っていた親メダカたちも、卵から孵化して成長していた子メダカたちも、この暑い夏で力尽きてしまうことが多いです。

暑い夏は、エサやり、水替えに加えて、水草の間引き、足し水、日除けなど、いろいろと、世話をしてあげないと、自然で住んでいるメダカと違い、逃げ場がないので、あっと言う間に全滅なんてことになりかねません。

夏はビオトープを行うものにとって、気に抜けない季節なのです。

そして、夏と言えば『夏休み』があります。学生であれば、7月下旬から8月下旬まで1ヶ月以上の夏休みがあります。

社会人も、ある程度まとまった休み、土日含めた9連休、平均6日なんて結果もでておりますが、そのある程度まとまった休みで、家にいるなんてもったいないなんて方も多いと思います。

やはり、夏休みは、海外旅行や国内旅行でリフレッシュ、田舎への帰省でのんびり過ごすなんて方が多いんではないでしょうか。

そこで問題となりますのが、屋外に置いてあるメダカの容器です。

そして家を長期間空ける場合で一番気になるのは、『エサ不足』をどうするかということですが、これは屋内飼育では当てはまるかもしれませんが、屋外では『エサ不足』は、さほど重要ではありません。

屋外飼育では、コケや藻、微生物(植物プランクトン)などを食べて生き抜くことができますので、1週間や10日ぐらい家を開けていても、餓死するなんてことはありません。

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屋外飼育では、家を長期間空ける場合、何が重要かと言いますと、
・水の蒸発をさせないこと
・水温の上昇をさせないこと
以上の2つがメダカを生命を守る重要なファクター(要素)なのです。

暑い夏は『水の蒸発』と『水温の上昇』との戦いなのです。

もし、そのまま、ほったらかしにして、1週間でも家を開けようものなら、場合によっては容器内の水が全てなくなってしまい、メダカは「煮干し」に、エビは「かっぱえびせん」に、貝は「焼き貝」になってしまうでしょう。

さて、家を長期間空ける場合は、どうしたらよいでしょうか。実は夏になって対応できることはわずかであり、春先に決まってしまっています。

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◆それは...水量が多く入る容器で飼育することなのです。

春先に夏を見据えて容器を決めなくてはいけません。

私も最初、夏の暑さ対策は夏になったその時に何とかなると思っておりましたが、実際に夏になって、水の入った容器を日陰に動かそうとしてもできませんでした。

水は比重が1なので水1Lなら1kgとしますと、我が家のタライは32Lの水が入りますので、32kgということになります。これでは、とても持ち上げて運ぶことでできません。

また、家にいない間は、水を自動的に足すという事は難しいと思われます。

この『難しい』というのは、自動給水器で水を給水することはできるのですが、自動給水器は水槽用ばかりですし、水槽の縁にセットすることはできるのですが、ビオトープの容器、例えばプラ船やトロ船、プランターやスイレン鉢などにうまくセットすることができません。

以前に『ニッソー 自動給水器水足しくん』を購入しました。

この製品はペットボトルを使用して給水する装置です。この製品を無理やり、なんとかセットしてみましたが、ペットボトルの水(2L)はあっという間になくなってしまいました。

簾(すだれ)で日蔭にするのはどうでしょうか。

簾(すだれ)により日陰にはなりますが、1週間も家を空けるとなりますと、1週間日陰になりますので、この状態はよくありません。

いくら夏の直射日光がきついと言っても、まったく日の光を浴びないとメダカも変調をきたしますし、水性植物も育てていれば元気がなくなってしまいます。

ただ、生体を屋外の容器から屋内の容器に移動させるという手があります。

これには屋内の水槽に、ろ過機やライトなどの設備も必要になりますのでコストはかかります。夏以外は何か別のものを育てないと、コスト的に勿体無いことになります。

夏だけにの為に購入する方は、流石に現実的ではないように思います。

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◆メダカの稚魚は..。
もし、水量が多く入らない容器でも、なんとか1週間生き残るとして、それは親メダカの話です。

メダカの稚魚は違います。タイトルに『エサじゃない!』と書きましたが、メダカの稚魚は水量の多く入る容器で育てるのはもちろん、それにプラスして『エサ』がどうしても必要になります。

メダカの稚魚の死因の多くは実は餓死なのです。

家にいない間は、自動的にエサをあげることができる自動給餌器がありますが、自動給餌器は、自動給水器と同様に、水槽用ばかりであり、ビオトープの容器にセットできるようなものはありません。

メダカの稚魚を育てるのは、やはり『グリーンウォーター』です。植物プランクトンをメダカの稚魚は食べて生き残っていきます。

ただし、親メダカもそうなのですが、特にメダカの稚魚は容器の密度(入れすぎ)になりがちです。

飼育密度が高くなると、酸素不足になったり、メダカの成長に悪影響を及ぼす場合があり、適者生存(てきしゃせいぞん)により徐々減っていってしまいます。メダカの入れすぎには注意してください。

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◆水生植物が水を吸い取る..。

メダカとともに水生植物を育てている方が多いと思いますが、水生植物によっては、水を吸収しますので、水の減りが多くなります。

ハスやオモダカ、ウォーターコインやウォータークローバーなどが多くの水を吸収します。特にハスは物凄く吸収します。

ハスの容器だけは毎日足し水をしなくてはいけなくなります。以前に1週間家を空けた時ですが、水槽用の自動給水器を無理やりハスの容器にセットして、水を4L足せるようにして出かけました。

しかし、それでも足りずに帰ってきた時はペットボトルの水はもちろん、容器の水はなくなっており、ハスは枯れてしまい、メダカは「煮干し」に、エビは「かっぱえびせん」に、貝は「焼き貝」になってしまいました。

それだけではありません。そこにウジが湧いてしまい、慌てて(すでに遅いのですが)足し水を入れた時に水にウジが浮かんできて...の地獄絵図でした。

その時は少し小さめの容器でして不安ではあったのですが、不安が的中してしまいました。最初にご紹介したとおりに、『水量が多く入る容器で飼育する』は、この経験を受けてのものです。

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◆水質を汚染されるのは..。
家を空ける前に『エサ』を多くあげていく、また自動給餌器を使用して『エサ』をあげると、普通に家にいて『エサ』を与えているのを同様に水質は汚れていきます。

むしろ、家にいる場合は、毎日メダカの状態を確認しながら「今日は少な目にしよう」とか、「今日は少し多めに入れよう」などの微調整ができると思いますが、家にいない場合はその微調整もできないので、エサの残りで水質は汚れてしまうスピードはむしろ早いと思います。

加えて水温の上昇でメダカ体調を崩しやすいのです。

また、水の蒸発で水が減ってしまうと水質に影響します。水分だけ減少すると、有害なアンモニアの濃度が高くなり、弱酸性だった水が酸性に傾いていきます。

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◆まとめ
ここまで書いておいて何なのですが、一番は『家を長期間空けない事』なんだと思います。

生き物に対して責任があると思いますし、旅行などに行くからと言って、生き物を死なせていいわけないのです。

しかし、誰もあえて死なせたいなんて思わないです。『家を長期間空けない事』なんて言ってしまいますと、元も子もありません。

自分の人生の中で、ビオトープやアクアリウムライフも充実し、旅行だって楽しみたいと思います。

やはり自分の経験の中で言いますと、繰り返しになりますが『水量の多い容器』でメダカを飼う事が一番ではないかと思います。今は水量の多い容器でしか、メダカを飼っておりません。



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。