メダカを飼い始める、または飼い始めようとしますと、屋外屋内のどちらか、容器の大きさ、石や流木などのレイアウト、水草の有無、用土の有無、そしてメダカの種類など、いろいろと考えないといけないことはありますが、特に大きな2つに話に直面すると思います。

◆メダカを飼う事で直面する悩み
 ・メダカを何匹入れたらよいだろうか?
  ⇒1匹1L目安として飼育する(これは意外に難しい)

 ・メダカにエサをどれくらいあげればいいのか?
  ⇒エサがなくても生きる(メダカの数は適正値になる)

これらの考え方を否定するものではありません。先人の方がご苦労されて編み出した「ノウハウ」ですので、むしろ正しい考え方です。しっかりと実践すれば、大好きなメダカを死なせることはありませんし、長生きさせて、繁殖もしっかりとさせることができます。

しかしながら、これらは販売業者やブリーダーの方、上級者の方が実践するためのノウハウであり、一般人、メダカを飼い始めた初心者には確実にこなすのは意外にも難しいと思われます。

あくまで目安や、努力目標として設定されていると考えた方が無難です。

◆1匹1L
メダカを飼う時に1Lに1匹を入れると、おおよそ病気や水質汚染は発生せずに元気に育てられ、繁殖にも成功することはできます。

しかし実際に1L1匹で飼っているといった話は、屋内飼育でも屋外飼育でもろ過機やエアーポンプを設置していることが多いです。他に用土を入れないベアタンク飼育で、水草も植えず、混泳する生き物も入れずに、メダカだけを繁殖、品種改良目的で飼っている場合なのです。

一般人、初心者が飼う場合はどうでしょうか?屋外飼育で言えば、ろ過機やエアーポンプを設置することは、あまりないと思います。

何もないのは殺風景ですので、しっかり用土を敷いて水草を植えて流木や石などを入れている方も多いのではないでしょうか。

他にも混泳する生き物も入れます。ヤマトヌマエビやミナミヌマエビ、貝ならヒメタニシ、ドジョウならマドジョウ(オススメしません)、ヒドジョウ(オススメしません)、シマドジョウなどです。

そうなりますと、容器の最大水量などは到底満たせません。実際には1匹1L未満で飼育していることが多くなります。

いわゆる過密飼育になるのですが、過密飼育になりますと、エサのあげ過ぎによる残りやメダカの排泄物などからメダカにとって害のあるアンモニア濃度が高くなり水質悪化という事態になります。

他にもエサの奪い合いに負けて栄養不足になるメダカや酸素不足に陥りやすくなり酸欠、そして過密によるストレス、繁殖で産卵しても他のメダカに食べられてしまうなど、という事態になりやすいのです。

ただ、水草やタニシ、メダカの食べる以上に増える植物プランクトンなどの微生物などが水質浄化の一役を担ってくれて、絶妙なバランスでうまくメダカ飼育ができていることも多いのも事実なのです。

◆エサをあげない、やらない
メダカはある一定の条件下ではエサをあげない、やらないでも問題なく生きていけます。条件は植物プランクトンなどが(大量に発生したグリーンウォーターでなくても)豊富にあること、コケや水草など食料があること、適正な個体数であることです。

条件の揃った環境下では、メダカは生きていることができます。しかしそれはメダカの個体数分のエサが確保されていることであり、最低限のメダカしか生きることができません。

最初に10匹のメダカを購入して、エサの豊富な条件下の容器にいれたとしても、そのうちに適正な数に減ってしまいます。ある程度減って適正な数になりますと、その数を維持したままとなります。

従いまして、そこでメダカを繁殖(産卵後に隔離して大きくするのは省きます)させて増やすことはできないのです。そこで稚魚が親メダカに育ったとして、親メダカは寿命などで死んでいき、適正な数を維持したままとなります。



※最後に
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