カメと一緒に暮らしていますと、犬や猫ほどにリアクションや芸をするわけではありませんが、いろいろな可愛らしい仕草を見せてくれます。それを眺めるのが楽しくて一緒に暮らしているわけですが、その仕草が「何かのサイン」であることもあるわけです。

カメは言葉を発しないので、人間側が感じ取ってあげる必要があります。

そのひとつにカメが甲羅や自分の手足を噛む行動があります。

カメは人間のように手で痒い場所を掻くことができませんので、痒い場合は口を使って掻いているのです。

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◆脱皮
まず「脱皮」で自分の皮をとる行為の場合が高いです。水棲ガメは甲羅を含めた脱皮を繰り返して大きくなっていきます。

この脱皮はカニやザリガニのような着ぐるみを脱ぐような脱皮ではなく人間が日焼けした際に皮がむけるような感じのボロボロとした脱皮です。

脱皮しているのがわかりやすいのは、水槽の掃除をしないで飼育水だけを入れ替えるとわかります。飼育水を入れ替えて、ろ過機を起動しますと、光の加減にもよりますがモロモロしたものが飼育容器の中に舞っているがわかります。

人間でも皮がむけていないと体が痒くなりますが、カメも同様で噛んで皮をとろうとします。

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◆ストレス
次に「ストレス」の場合があります。

まず、カメは常に見られる、触られることに慣れておりません。水槽の設置場所を常に人間に見られる場所に設置しないようにしましょう。また、ロックシェルターなどのカメの隠れ家を用意してあげましょう。そして水替え以外で出来る限り触らないようにしましょう。

つぎに、水深が浅いと泳ぐことができません。水深を甲羅の3~5倍までしてみてください。水中内を泳いで運動することで肥満を防止できます。

ライトを長時間点灯しているとストレスの原因にもなります。水棲ガメは夜行性のカメが多いので、夜は早めにライトを消灯するようにライトの点灯時間を変更してみてください。

また水温の管理不足の場合があります。水温が低すぎる、高すぎるです。出来るだけ適正な水温(22~28℃)で飼育してみて下さい。

以外に知られていないのが窓際に置いている場合などで直射日光を浴びるケースです。必ず日蔭のある場所を作っておいてあげましょう。

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◆皮膚病
「皮膚病」という可能性があります。

「皮膚病」は、カメの皮膚に白くフワフワとした綿のようなものが付着する病気で、放っておくと甲羅や皮膚の全身に広がってしまいます。

これは「水カビ菌」と呼ばれるもので、水中には常に存在しています。カメが怪我などをして傷ができてしまい、さらに水が汚れて「水カビ菌」が繁殖している場合にかかりやすくなります。

軽い症状の場合は、乾燥した場所で日光浴を強制的に行って「水カビ菌」を死滅させます。

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◆寄生虫
他にも「寄生虫等の感染症」の場合もあります。

ただし、野生のカメはカメに限らず寄生虫は存在するのが当たり前ですので、特に食欲がない、糞尿が出ない、糞尿の状態がおかしいなどの理由がない限りは気にする必要はありません。

どうしてもおかしいということであれば、排泄物に混じっている場合がありますので、排泄物を見るのがいい方法かもしれませんが、水棲ですので直ぐに分解されてしまいますし、小さくて見れないと思います。排泄物を採取して病院に持っていくしかありません。

寄生虫を退治する薬は市販でありません。

どうしてもいつもと状態が違うというのであれば、すぐに動物病院にかけこみましょう。動物病院はカメの病気を取り扱ってくれる病院を予め探しておきましょう。

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◆日光浴の話
カメの日光浴は何故させたほうがいいのでしょうか。

カメは、日光を浴びることで、健康を維持したり、体温を保ったりしているのです。

カメは変温動物ですので、自ら体温調整をすることができません。そこで日光の力を借りて体を温める必要があるのです。

また、日光の紫外線にはビタミンD3という成分があります。ビタミンD3にはカルシウムの吸収を助ける効果があるのです。日光浴をさせないとビタミンD3が不足することになります。

ビタミンD3が不足することはカルシウム不足になるということです。
カルシウムが不足しますと、甲羅が柔らかくなったり、足が曲がってしまう「くる病」にかかってしまいます。

甲羅が曲がってしまうと治すことができません。
治療法は、カルシウム剤とビタミンD3の投与、更に紫外線の照射を平行して行っていきます。

また、紫外線には滅菌作用があるので、日光浴をさせないと、皮膚や甲羅の殺菌ができずに皮膚病になってしまったり、寄生虫が付いてしまうことになります。



※最後に
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