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※2021.11.23更新(過剰広告カット)

6月に入り梅雨が近づいてきました。メダカ、ミナミヌマエビ、ヒメタニシなどは繁殖の時期に入っており、ひとまず先にメダカの稚魚が沢山孵化しております。

水棲生物とは別にカブトムシ、オオクワガタは桶化の時期に入ってきました。カブトムシはいよいよあと1ヶ月もすれば、成虫になってカブトムシのシーズンが始まります。

オオクワガタは屋内の菌糸ビンで育てていますので『奴ら』の問題は発生しません。

しかしながら、屋外のマットで育てているカブトムシは『奴ら』の問題が発生します。

そう。『奴ら』とは、コバエなのです。

このコバエは幼虫の時は発生しないのです。もちろん、蛹化した時は梅雨時で暖かくなっていますので発生条件は違います。

ただ、マットの中を掘り進んでいた幼虫が蛹室を作ってしまうと、常にある意味、耕されていたマットが固まってしまいますし、暖かい気温も重なって、ちょうどよい繁殖場所になってしまうんだと思います。


◆ディフェンスシートは限定的
飼育容器をディフェンスシートで覆ってコバエを侵入させない手が一般的ですが難しい場合があります。すでにマットにコバエが紛れ込んでいた場合です。

市販マットの売り文句には「コバエを寄せ付けない」とか、「コバエがいやがる」とかの商品はありますが、「コバエが入っていない」の商品はないのです。

従いまして、ディフェンスシートをして外側からの侵入を阻止しても、内側から湧いてますので効果は限定的なのです。


◆1匹許したら最後
コバエは成長が早く、産卵から羽化(親ハエ)になるまで、わずか10日前後です。卵を1度に50個前後産みますので、1匹の侵入(発生)を許して産卵し始めたら一気の増えていきます。

寿命は2週間ですが、その間に2回~3回産卵します。これが何匹もいて産卵していきますと、恐ろしいことになります。

◆決定的な対策はない
このコバエが侵入してしまったマットの対策はどうするのか?ですが、なかなか決定的な対策がないのが実情です。

・マットを全交換(幼虫、成虫)
・蓋を開けてコバエを逃す
・めんつゆトラップを仕掛ける
・コバエホイホイなどの市販の駆除
・エサの再考(果物からゼリーへ)

我が家のコバエに悩まされる時期は蛹化時の、ちょうどこの梅雨入りかけから梅雨時ですので、ここを凌げば、成虫時はさほど悩ませられません(ゼロではないです)。

前年までは、コバエホイホイ、ハエ捕り棒、コバエシートなど併用して、何とか凌いでおりました。そかしこれでも完全には駆除できませんので、逃げ出したコバエが、周辺を飛ぶ事態となります。由々しき事態です!

◆リスキーな対処法
そこで今回は、かなりリスクがあるものの「殺虫剤を使用する方法」を行ってみることにしました。殺虫剤は直接散布すると、マットの中の蛹が死んでしまいますので直接は散布しません。

キッチンペーパーに染み込ませて、マットの上に置いておきます。マットには、あまり浸透しませんし、マットの表面上にいるコバエの成虫と幼虫にダメージを与える方法です。

幼虫飼育では「キノコバエ」、成虫飼育では「ショウジョウバエ」が発生します。

しかしながら、購入したのでは、「チョウバエコナーズ」とチョウバエ退治用で、「チョウバエ」は、台所、風呂場などの水周りに発生しますので用途が違います。他に探したましたが、丁度よいスプレー式がありませんでした。


用途が違いますと、全く効果が可能性が高いのでですが、コバエの増殖を考えますと明日とか言ってられないので購入して試してみます。


カブトムシの蛹化が始まりました。
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蛹室を作っていますがまだ幼虫です。
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コバエ退治に準備するのは殺虫剤、キッチンペーパー、実にバケツです。
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殺虫剤は「チョウバエコナーズ」です。増殖しているのは「キノコバエ」ですので効き目がないかもしれませんが、これしかありませんでした。明日とか言っていられない状況ですので、こちらを使用することにします。
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スプレーをかけるわけではなく、薬剤をミニバケツに入れます。
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キッチンペーパーを薬剤につけこみます。
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飼育容器です。コバエが湧いています(近くで写しません)。
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薬剤につけこんだキッチンペーパーをマットの表面に置きます。
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◆はたして
リスキーな対処法ですが、はたして結果はどうなりますか?次回へ。





※最後に
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