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我が家にいるミシシッピニオイガメの『ミッピーちゃん』ですが、普段は昼夜問わずに眠ければロックシェルターの中で気持ちよさそうに寝ております。

ロックシェルターの中に、水中洞窟とあるような空気のある空間があるので、酸素を補給する場合は、そこに首を伸ばして息継ぎをしております。空気のある空間は、水替えをした時にできる空間であり、初めは気付きませんでしたが、ある日、ロックシェルターの中で首を上に伸ばしており、空気が漏れたのでわかりました。

ただ、ロックシェルターにある空気は限りがありますので、無くなった場合は、当然ロックシェルターから出て水面に泳いで首を出して酸素を補給します。

たまに寝ぼけていることがあり、なかなか水面に上がれずにバタバタしていることがあり、それが溺れているような感じであり、家族が心配して「溺れてるのかな?」と見ておりますが、それは杞憂に終わり、ミシシッピニオイガメの『ミッピーちゃん』は水面に辿り着くのです。


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テラコッタトンネルにつかまって息継ぎをしています。
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真上からみたところです。鼻をちょこっと水面から出しています。
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◆カメは溺れる?
このような姿を見ますと、カメが溺れることはあるかと考えてしまいます。そして通説とされている溺れて死んでしまうことが本当にあるのでしょうか。


◆カメの呼吸方法
カメは水の中で長時間生活できるのは何故なのでしょうか。まずカメは生き物ですので必ず酸素が必要です。酸素は陸地の生き物はもちろん、水の中で暮らしている魚でも酸素が必要なのです。水の中がほとんどの生活であるカメは普段どのように酸素を取り込んでいるのでしょうか。


◆そもそもカメの呼吸方法はどうなのでしょうか?それは3種類あります。

・肺呼吸
 水面から、ちょこっと顔といいますが、鼻を出して呼吸する方法です。

・皮膚呼吸
 水中の酸素を取り込む呼吸法です。

・粘膜呼吸
 喉の粘膜と尻の穴の粘膜の毛細血管を使って酸素を吸収する呼吸法です。

カメは爬虫類でして爬虫類の呼吸方法は肺呼吸です。上記の3つの呼吸法の中でカメは肺呼吸をメインに行って生きております。人間などの哺乳類と同じです。

他の2つは肺呼吸ができない場合での代替手段での呼吸方法です。冬眠している時は寒い水上に顔を出すことはありません。じっと水の底や泥の中に潜って過ごしています。

その時は他の2つの呼吸方法や、体内(肺)に蓄積している酸素を少しずつ使用して、仮死状態のまま冬を越すのです。代謝の下がっているので、そこまで酸素を必要としません。

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◆カメの種類について
よく水棲カメ、半水棲カメは陸地に上がってバスキング(日光浴)を行っていることがあります。それはカメの種類によって違いますし、同種のなかでもバスキング(日光浴)が好きなものや、全くしないものなど個体差もあります。

バスキング(日光浴)はカメの体温調整と健康な体を維持するための行為です。呼吸をするための行為ではありません。

では水棲カメ、半水棲カメというのは、どのようなカメなのでしょうか。まずカメの種類を見ていきたいと思います。

カメの種類は大きく分けて2種類でリクガメ、水棲ガメにわかれます。リクガメはその名の通り陸地に棲んでおり溺れることはありませんので、ここでの話は割愛します。

◆さらに水棲ガメは、水棲ガメや半水棲ガメに2種類にわかれます。

・半水棲ガメ
 水中と陸地の両方で生活するカメ。
 甲羅干しが絶対に必要となる種類


・水棲ガメ
 水中を泳ぐのが早く、
 ほとんど水の中で生活するカメ。
 水面に出てくるのは息継ぎの時だけで、
 甲羅干しをあまり必要としない種類。


カメは変温動物です。自分の体だけでは体温の調節ができない為、周囲の温度が低い時は日光を浴びて体温を上げないと活動できません。カメの甲羅の層の下に毛細血管が張り巡らされており甲羅干しすることによって血液循環の効率をよくして体を温めます。

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◆でも水棲、半水棲は定義が曖昧
ただし、水棲、半水棲の定義が曖昧なようでして、例えば、ミシシッピニオイガメでもサイトや書籍によって、水棲ガメの部類だったり、半水棲ガメの部類だったりと、はっきりとした定義はないようです。

よって、次の分類がよいかと思います。ただし、個体差により必ずしも下記のようであるわけではありません。

・甲羅干しをするカメ
 ミシシッピアカミミガメ、ゼニガメ、クサガメ、ニホンイシガメ

・甲羅干しをしない、あまり必要としないカメ
 ミシシッピニオイガメ、カブトニオイガメ、スッポン、ワニガメ

カメが甲羅干しするには陸場が必要です。陸場は流木や岩などで作ってあげます。カメが甲羅干しする理由は、カメは変温動物であり、自分の体では体温の調節ができません。

よって気温が低い時は日光を浴びて体温を上げないと活動できません。 他に日光浴は体温を上げるだけでなく紫外線を浴びて体内でビタミンDを合成したり寄生虫を死滅させたりする効果もあります。

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◆カメは溺れるのは本当?
ここまで記事を読んでいただいた方なら、他の皆様のプログなどを拝見されているかと思います。カメの溺れる溺れないは意見が真っ二つに割れているのがわかります。

『溺れる』側の主張は、そもそもカメの水深を深くするのは信じられない話であり、カメが首を伸ばせば呼吸できる水深を用意してあげるべきであり、水深を深くするから溺れるのであるということです。また、幼少時は泳ぎが下手であるので溺れるとのことです。

『溺れない』側の主張は、溺れるのは何らかの原因で衰弱しているか、アクシデント、流木や水槽のろ過機に引っかかって呼吸できずに死んでしまい、結果論として溺れているように見えるということです。

私はどうしても水深の深いであろう野生下での生活や、そもそもDNAに泳ぐことを刻まれているカメ、例えばサバンナで生まれたばかりのリカオンの赤ちゃんがすぐに立たないと肉食動物に襲われて殺されてしまうので、生まれてすぐに立って走るように、DNAに泳ぐことを刻まれたカメの赤ちゃんが溺れるということに『?』マークを感じてしまうのです。


◆カメは溺れない。別の要因で死んでしまった場合に結果として溺れているように見える。
水棲でも半水棲でも溺れることはありません。野生下では水深1m~2mがあたりまえですので、溺れることが考えづらいです。

溺れるのは病気や老化などで衰弱している場合です。また水に洗剤や薬品が混じっている、水温が低い水を突然入れた場合など、カメにとってよくない状態に陥った時です。

カルキのままの水道水を入れたぐらいで溺れるや体調がおかしくなることはありません。水深が深い場合でも溺れません。水深は甲羅の長さの1.5倍くらいでも大丈夫です。

カメは首を伸ばして鼻先を水面から出して息継ぎをします。それ以上ですと、泳いで水面に出ますので息継ぎが大変なだけです。

しかしながら、水底で寝ていたカメが息継ぎをしに水面に泳いで出る時にバタバタとする姿を見る為に、溺れているように見えることがあります。

カメは肺呼吸ですので、肺の中に空気を溜めています。肺に溜め込まれた空気は水中にいる間に水面で肺呼吸をしない代わりに消費されていきます。また、息継ぎをした空気を溜め込んだ浮き輪代わりに水に浮いているのです。

その空気が寝ている間になくなっていきますので、肺にあった空気がなくなってきて、水面に出て息継ぎをしようとしたときにいざ水面に出ようとすると、肺にある空気が少ないので、カメは自力で泳いで水面に出なくてはいけないので、手足をバタバタさせて水面に出ようとするのです。

それが人間にはカメが溺れているように見えるのです。カメは何とか水面に辿り着き、一呼吸して肺に空気を送り込んでしまえば、再び肺にある空気を浮き輪代わりにして、簡単に浮くことができます。人間には一呼吸した後はスイスイと優雅に泳いでいる姿を見えていると思います。

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◆まとめ
カメ、水棲ガメや半水棲ガメが溺れることはありません。もし溺れたように死なせてしまった場合は、何らかの別の原因がありますので調べてみることが必要です。
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※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。