◆はじめに
ヒメタニシを飼おうと思っている方に問いかけます。

 ・ヒメタニシにはエサは必要?何を食べているの?
 ・ヒメタニシは昆布、ホウレンソウを与えればいいの?
 ・十分なコケや植物プランクトンの発生してるかわからない。

初めはあちこちにいたヒメタニシは、少しずつ減っていき、最後にはいなくなる..。

実はヒメタニシの飼育はエサ不足(=餓死)との戦いです。

特に下記の原因によるエサ不足が多いかと思います。

 ・春の水替え、植え替えで容器の掃除を行いコケが少なくなる
 ・繁殖が盛んに行われ、個体数が増加してエサ不足
 ・他の生体(エビ、スネール)とエサの取り合いによるエサ不足

そのような結果にならない為にも、試行錯誤してエサ不足を解消してヒメタニシを増やすことに成功しました。少しでも参考になればと思い、この記事を書きましたので、覗いてみてください。




◆タニシにオススメするエサは..。
オススメしたいエサは『キョーリン ひかりクエスト プレコ』です。このエサは、タニシはもちろん、エビやドジョウなどのいわゆる底に生活している生体なら、このエサを好んで食べてくれます。このエサの凄いところは、水面を泳いでいるメダカも食べてくれるのです。メダカが水底でつついている姿を見ることができます。メダカ、エビ、タニシ、ドジョウが食べてくれて万能なエサのです。



◆何故、タニシは減っていくのか?
このエサに辿り着くまでに、市販のメダカのエサやエビのエサ、ドジョウのエサ、ザリガニのエサなど、ありとあらゆるエサを試しました。もちろん、メダカのエサはメダカは食べますし、エビのエサはエビは食べます。また、メダカのエサには、メダカの他にもエビやドジョウは食べます。毎回、それぞれ専用のエサを与えると、あっと言う間に水が汚れてしまいますし、手間もかかりますので、すべて生体に専用のエサを与えることは現実的ではありません。

メダカやエビ、土壌に与えるエサには浮上性(水に浮く)のエサと沈下性(水に沈む)のエサの2種類のエサがあります。大体の方はビオトープに、メダカ、エビ、タニシ、ドジョウなどを混泳させていると思います。エサを与えるには水面にいるメダカと、水底にいるエビ、タニシ、ドジョウに生息エリアがわかれますので、浮上性のエサはメダカ用に、沈下性のエサは、エビやドジョウに与えるかと思います。

その中でどうしてもタニシだけは、エサを食べるという行為はありません。最初、私はタニシのエサに関しては、コケなどの藻類や植物プランクトンの発生を待っていて、完全に受け身なのですが、何とかなるだろうと思っておりました。これが餓死で死ぬ理由となります。

藻類や植物プランクトンの発生をも待っていると、どうしても3~4月の春の水替え、植え替えシーズンになると容器はコケなど藻類を洗い落とさずにいても一時的にエサ不足になり、タニシが死んで減少してしまいます。5月以降にコケなど藻類が繁茂し始め、植物プランクトンが豊富になるとエサは十分になり、死ぬタニシはいなくなり安定します。やがて繁殖のシーズンに入り、個体数が増加していき一安心となるのですが、個体数が増え過ぎた結果、エサ不足になっていき再び個体数は減少に入ります。秋にかけてタニシはさらに減少していき、冬越しのエサを食べることもままららず、さらに冬越しで減少していき、僅かに生き残ったタニシがいるだけです。

こうして、翌年春にはタニシを追加購入することになるのです。



◆何故、このエサに辿りついたのか?
タニシの餓死により、1年をかけて徐々に個体数が減っていき、翌年春にタニシを追加購入していくサイクルを繰り返していた私ですが、何とか、餓死を防ぐ方法がないか調べました。コケなどの藻類や植物プランクトンを増やす方法は、水を富栄養化させれば簡単なのですが、メダカやエビなどにとっては『汚れた水』になり、死んでしまうかもしれません。水が汚れ過ぎるとタニシも死んでしまいます。

何とかタニシの餓死を少なくする方法がないのか?やはり、コケなどの藻類や植物プランクトンなどのエサ不足となる場合は市販のエサで補うしかないと思いました。市販のエサでそのようなものはないか?調べたところ、『プレコ』というエサに辿り着いたのです。



◆基本情報
名称   : プレコ
タイプ  :円盤型タブレット(沈下性)
特徴   :栄養価が高い原料を配合した、熱帯魚のプレコ専用飼料です。
      植物質を主食とするプレコのために植物性原料をメインにスピルリナ・クロ
      レラを配合されております。
与え方  :1回に与える量は、2時間以内に食べ終わる量とし、1粒でも多すぎる時は、
       適当な大きさに割って与えてください。


今までどの市販のエサを与えてもタニシが食べているところを見たことがないので、半身半疑でしたが、これ以上タニシを死させたくないですし、藁をもすがる思いで使ってみたのです。
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上記の写真は1年前の写真ですが、『プレコ』に群がっている写真です。『プレコ』は原形を留めておりませんが、徐々にタニシたちに食べられていきます。

結果としては、1年をかけて徐々に減っていたタニシは、減ることもなく、個体数の維持、さらに増やすことに成功したのです。

最初に『プレコ』を食べにくるのはエビたちです。次に食べに来るのはドジョウです。メダカもツンツンつつきに来ます。その後、タニシたちが『プレコ』のニオイ?を嗅ぎ付けて食べに集まってきます。タニシたちによって徐々に『プレコ』は粉々になっていきます。



◆注意事項
『プレコ』を使用しすぎると水は汚れますので、メダカやエビなど影響の受けやすい生体は死んでしまいますので注意してください。



※最後に
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