◆ドキュメント
作成日付:2020/05/16
更新日付:2020/05/18


メダカを飼っておりますと、群れて泳いでいる姿を見たり、エサを食べている姿を見たり、抱卵している状態を見たりするのが、シーズン中の楽しみではあるのです。ただ、観察をしていますとと、これはどんな状態なんだろう?大丈夫なのかな?というメダカの動きがあります。

病気なのかな?衰弱しているのかな?何かのサインなのかな?と疑問に思うんですけど、メダカが当然、自分の状態を話してくれませんので、飼育している人間が気付いてあげなくてはいけません。

もちろんメダカもそのような動きをするのは必ず意味があるのです。

それを予め知っておけば、問題ある場合は対処もできますし、問題ない場合は安心できます。

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◆水面にいる
エサを食べる為です。エサである人工飼料は浮上性のものが多く、メダカの口は上向きになっている為に水面にあるエサを食べやすくできています。野生では水面に落ちた虫や、水面で発生した虫、ボウフラなどを食べやすいように、このような形態になっています。


◆水面で口をパクパクしている
水面で口をパクパクしているなら酸欠です。水中に溶け込んでいる酸素が不足しており、苦しくなって水面に口を出して直接を呼吸して酸素を取り込んでいるのです。

原因としてのエサを与えすぎがまず考えられます。エサを食べると消化するにに酸素を必要とするからです。次に水量に比較してメダカの数が多いことが考えられます。

また水草の入れすぎも注意です。水草は昼間は光合成を行い酸素を作り出してくれますが、夜間は逆に水中の酸素を取り込んでしまいますので酸素が不足がちになります。

対応としましては、メダカの数を減らす(何匹かを別の容器に移動)。1回あたりのエサの量を減らす(エサを与えたいのをガマンです!)。水草を多い場合は間引きするなどです。

酸素不足はそのまま放置するとメダカが死んでしまう可能性が高いので、早めの対処が必要です。緊急措置としてエアレーションをして回避する方法もあります。


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◆水面で口をパクパクしている②
【2020.05.18】追加
水の状態が白く濁っており、水面に油が浮いている感じの場合は注意が必要です。これはメダカの排泄物やエサの食べ残しを分解してくれる『ろ過バクテリア』が死滅してしまい、その死骸が水を白く濁らせるのです。

原因としては大量の水替え時に発生することが多いです。バクテリアの棲んでいる環境が大きく変わってしまい死滅してしまったのです。

ろ過バクテリアの本来の働きは、排泄物やエサの食べ残し、水生植物の枯れ葉などから発生するアンモニアを分解してくれます。アンモニアは魚にとって猛毒であり、容器内にアンモニアが蓄積されていくと、メダカが棲めない環境となってしまうのです。

このような状態を放置しておくと、メダカは死んでしまいます。

本来なら、パイロットフィッシュ導入(1ヶ月程度が望ましいです)や市販のバクテリア剤(すぐに飼いたい場合)を入れて水質が安定するまで生体を入れてはいけないのです。

しかしながら、飼育途中で発生してしまった場合の対策としては、市販のバクテリア剤を入れる、ちょっと真逆な対応となりますが、水を交換(ろ過バクテリアが減ってしまいますが毒の濃度を下げることを優先)する、エアレーションで水を撹拌(かくはん:かき混ぜる)、一時的にエサをやめるなどがありますが、水質を正常な状態に戻すのはなかなか大変です。

※パイロットフィッシュとは、新規に飼育容器で飼う前に最初にいれる魚の事です。パイロットフィッシュは、飼育容器内の水が魚を飼育できるか確認のため、また、バクテリアが発生し繁殖するためです。ある意味テストとして入れる魚ですので、死んでしまうこともあります。


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◆水流に集まる
メダカは水流に逆らって泳ぐ習性があります。長時間泳ぎ続けると体力がなくなって弱ってしまいます。疲れたら逆らって泳ぐのを止めるということをしないので、弱ってしまいます。

本来、メダカや田んぼや小川など止水に近い領域に棲んでいます。強い水流のあるろ過機やポンプを設置して飼育すると、そのうちに弱ってしまいますので考慮する必要があります。


◆浮きっぱなし
浮き袋に異常がある場合があります。転覆病(※)も可能性がありますが、一時的な体調不良もありますので一旦隔離なども検討して、0.5%の塩浴をし1日間絶食状態にしてみて様子をみます。

※転覆病:魚がお腹を水面に向けて逆さまにひっくり返り通常通り泳げなくなる病気


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◆底にいる①
人に慣れていない場合は、人が近づいたことで外敵とみなして隠れてしまいます。鳥や猫などの外敵に狙われている環境やあまり人が通らない場所では、隠れてしまいがちになります。


◆底にいる②
メダカが泳げないで底にじっとしている場合は病気や寿命で死んでしまう一歩出前です。その日のうちか、もって2,3日で死んでしまうので難しいかと思います。看取ってあげましょう。


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◆底にいる③
水温が低くなっていることが考えられます。冬になって水温が5℃以下になりますと、冬眠状態になりますので、底でじっとして動かずに体力の消費を抑えて暖かい春まで待つのです。


◆ジャンプ
メダカはジャンプします。そして干からびて死んでしまいます。原因としては、混泳している他のメダカやミナミヌマエビとぶつかりそうになり、ビックリして飛び出してしまいます。

また、水替えしたり、水温が上がったりと水質に大きな変化があった場合、環境を嫌って、ジャンプして環境を変えようとします。


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◆睡眠<番外>
メダカも寝ます。水面で浮いて寝る、水底に沈んで寝る場合もありますし、水草に隠れながらじっとして寝る場合もあります。メダカの睡眠に関しては体を休めるだけの「原始睡眠」で、睡眠状態としては魚類特有の「原レム睡眠」となっています。夜になると寝ますし昼間も寝ます。ただ完全に寝てしまうと外敵に襲われて死んでしまいますので、すぐに起きる状態で寝ています。



※最後に
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