※モバイルデバイス対応済
※リッチリンク不具合回避対応済(不要)
※アドセンス再設定対応済

メダカの飼育をしていますと、エサをあげてもげてもメダカが痩せ細ってしまい、最後には死んでしまうことがあります。

俗にいう『痩せ細り病』なのですが、この原因は諸説ありまして、水質の悪化や病気、先天性の内臓疾患、老衰、また、免疫力がダウンして感染といった沢山の説があります。

『痩せ細り病』になってしまった場合は、試行錯誤して、何としてでも治癒して元気になってほしいという思いになると思います。

このような状態になりますと自然に治癒することは難しいので、水替えをしたり、塩浴させたり、水温を上げたり、胃腸に優しい細かなエサをあたえたりと四苦八苦しますが、治癒させることは難しいのではないでしょうか。

いろいろなプログでも取り上げている痩せ細り病の原因は、水質悪化によるものが有力です。

水質悪化の原因の主な理由は、エサのあげすぎによる残飯の腐敗、過密飼育による糞尿などです。また、混泳しているタニシやドジョウなどの死骸を放置しても水質汚染の原因となります。

残飯や糞尿などを微生物が分解してメダカには猛毒なアンモニアが発生しますが、ろ過バクテリアの分解が追い付かずに、アンモニアや亜硝酸塩(アンモニアほどではないが有害)が溜まった状態となるわけです。

『痩せ細り病』の対処方法として、ろ過付きエアレーションのある容器に隔離する方法や、荒木田土を底床として十分な太陽光が当たって綺麗な水のある環境、つまりは本来メダカの棲んでいる「田んぼ」の環境に近い形での療養、他にも容器の水替えと有害なアンモニアが溜まる底床の掃除をセットで行うことなど、これらに共通することは、どれも水を綺麗にしていることです。

上記に対策は先天性の内臓疾患や老衰、または病気である場合は治りませんし、上記の対策をすれば必ず治癒するといった「決定打」ではありません。

メダカを育てている環境やメダカの状態、飼育方法なども関係してくる為、プログや書籍などを一生懸命調べて、あれこれ悩んで、自分に合った治療法でメダカの治癒させようとするかと思います。

ただ、上記の方法がメダカの痩せ細り病を治癒させる一番の近道であると思います。その理由としましては①治癒の実績がプログや動画などで公開されている、②原因と対策が理にかなっている、ということではないでしょうか。

『痩せ細り病』は対策に目がいきがちですが、メダカを痩せ細りにならない為に、上記の水質悪化を有力とするのであれば、メダカをそのような状態にしない為に、日頃の容器の管理が重要になってきます。

特に一番気を付けたいのは「エサのやり過ぎ」です。メダカにエサをやることは、本来はメダカの体力をつけて、繁殖や暑い夏場や寒い冬場を乗り切るためですが、どうしても容器に合わない個体数を飼育していますと、おのずとエサを与える量を増えてしまいますし、食べっぷりにつられて多めに与えてしまうこともあると思います。

よくメダカは1リットルに1匹が「基準」と言われております。その「基準」は守れても、他に混泳させるためにタニシやドジョウ、エビなどを一緒の容器で育てるのであれば、結局は基準を守れていないことになります。

この水質悪化を有力とする『痩せ細り病』ですが、冬から翌年春にかけてのメダカの状態を見ることで、改めて水質が大事であると思いが強くなります。

春になりメダカの状態を見ますと、メダカが思いの外、ふっくらとした状態であることに気づきます。冬の間は冬眠状態でありましたメダカですが、冬の間にもコケや微生物などを撮りこんで体力を維持していたのだと思います。

もちろん『痩せ細り病』などの弱いメダカが冬の間に淘汰されてしまっていることもあるんですが、冬の間には人間かたエサをあたえませんので、水がとても綺麗でふっくらとしたメダカが元気に泳いでいるのを見ると、過剰にあたえてしまうエサがいかにメダカの健康に影響を与えてしまっているのかを考えてしまいます。

このままエサをあげないほうがいいのかなと思いますが、活性が上がってきて飢餓状態でありますし、繁殖してもらいたいので、エサをあたえることを再開するわけです。


冬を越して春になった時のメダカです。
IMG_6015



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

スポンサーリンク