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ミシシッピニオイガメの『ミッピーちゃん』の水槽ですが、2週間に1回、水槽やろ過機を洗っており、1週間に1回、水替えをしているのですが、最初の1週間は、水がグリーンウォーターになることはないのですが、1週間目に水替えを行ない、2週目になりますと、みうみるうちに水がグリーンウォーター化してしまいます。
ミシシッピニオイガメの『ミッピーちゃん』の水槽は、窓際に置かれており、日光が当たる場所であることから、日光と水温によりグリーンウォーターが発生してしまっていると思われます。
何故、グリーンウォーターが発生するのでしょうか?また、グリーンウォーター自体に問題があるのでしょうか?
プランクトンは大きく分けて「植物プランクトン」と「動物プランクトン」の2種が存在します。
植物プランクトンは、光合成をして必要な栄養素を自ら生産するため、自発的な運動を必要としないものです。一方で動物プランクトンは、光合成をせずに外部から栄養を摂取するため自ら運動をするものです。
なんと海洋に生息する生物のうち、なんと約98%がプランクトンだと考えらえています。動物プランクトンは植物プランクトンや海藻を餌にして増殖し、魚などが動物プランクトンを餌にするといったように、食物連鎖のピラミッドの底辺部分として生態系を支えているのです。
よく暑くなると発生する赤潮ですが、赤潮が発生する主な原因は、海水の富栄養化だと考えられています。工場排水や生活排水などが海に流れ込むことで、窒素やリンなど植物プランクトンにとっての養分が増えることが影響しているのです。
またもうひとつの原因として、地球温暖化による海水温の上昇も挙げられています。これらの要因が重なることで植物プランクトンと動物プランクトンのバランスが崩れると、生態系への影響が深刻なものとなってしまうでしょう。
また、研究によりますと、水温が20℃前後に植物プラントンがピークになっていることから、植物プランクトンの個体数の増加は水温が適温になることで発生するそうです。
つまり、富栄養化した水には常に植物プランクトンがいた場合、そこが適温となることで植食性プランクトンが増加したと考えられます。
予想に反して、光の少ない池のほうが植物プランクトンの量が増えました。光が中程度の池の2~3倍にもなっていたそうです。その代わり、底に生えているシャジクモなどの水草が少なかったそうです。
植物プランクトンと水底の水草が、どうも競合しているらしいのです。光がとても多ければ、水草が圧倒的に優位になって植物プランクトンはほとんど発生しないのです。逆に光が少ないと、植物プランクトンが優位になるのです。
やはり、植物プランクトンが増殖する原因となるリンや窒素などです。このリンや窒素多い理由は、ミシシッピニオイガメの『ミッピーちゃん』の容器ではエサの残りだと思われます。
カメはエサである食べ物を飲み込むことができずに、噛み切ろうとして、ボロボロこぼすような食べ方をします。全部綺麗に食べてくれればよいのですが、水槽の底に残っていることが多いかと思います。
エサからしみ出したリンや窒素などが植物プランクトンの格好の食料となるのです。
植物プランクトンが増えた状態がグリーンウォーターですが、カメには害ではありません。その中を泳ぐことも息継ぎすることもできます。
しかしながら、水槽内がグリーンウォーター化してしまった場合は、せっかく屋内で横から見える水槽が見えなくなってしまいますので、観賞を妨げることになります。
何とか、ミシシッピニオイガメの『ミッピーちゃん』のお家をグリーンウォーター化しないようにしたいので、方法を模索していきます。
植物プランクトンは親メダカに限らず、メダカの稚魚にとってもよいエサとなります。グリーンウォーターはエサの中をメダカが泳いでいるようなものですから、とてもメダカが健康に育つ魔法の水とも言えます。
メダカのグリーンウォーターは歓迎すべき現象なのです。ただし、鑑賞したい場合には、水草を入れて植物プランクトンの栄養を水草に吸収させてしまえば、グリーンウォーターは解消されます。
水がグリーンウォーター化してしまうミシシッピニオイガメの『ミッピーちゃん』のお家です。
水がグリーンウォーター化しています。
カメラで近くによっても、まったく動じないです。
※最後に
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