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熱帯魚水槽であるが、まだ飼い始めて9ヶ月しか経っていないが、1年に1度の水替えを行うことにした。昨年末に水槽を立ち上げてから水替えは一切せずに足し水だけであった。

足し水だけでまったく問題なく、死んでしまった魚も水槽に投入したてで死んでしまっただけであり、水に一度慣れてしまった後は死ぬどころか病気になるものもいなかった。

しかしながら、用土の汚れ、糞や塵などの堆積物が気になってきたのと、水生植物の茎や枯れ葉なども底に溜まってきており、水も心なしか濁ってきれいる感じ(気のせい?かも)もしたので全交換することにした。

全交換のリスクはかなりある。交換時の魚の衰弱、死の可能性だ。退避容器に退避させる時または戻す時に魚が傷ついて死ぬ、あるいはショックを受けて死ぬリスク。退避容器内での水質変化によりショックを受けて死ぬリスク。全交換後の水槽に入れた後の水質変化に伴いショックを受けて死ぬリスク。よって全交換はできるだけ避けておきたいところで、1年に1回行えば十分だと思う。

水替えをするのは30㎝水槽である。屋内で水替えはせずにシンクのある屋外に持っていく。その前にやることがある。

魚たちの退避場所の準備だ。退避容器はに水を入れてカルキ抜きを行う。退避容器は2つ作る。1つは水草用、1つは魚用として用意する。退避容器の準備ができたら水槽を屋外の作業台に移動させる。水槽を水を入れたまま持ち上げると30㎝水槽といえどもなかなか重い。
作業台にのせたら、まずは水草を水槽から取り出す。水草にミナミヌマエビやレッドチェリーシュリンプがついているので注意が必要だ。ついているミナミヌマエビやレッドチェリーシュリンプを振り落としながら水草用の退避容器に入れる。

水槽を見渡すとなかなかの数の魚たちが泳いでいる。エビもヤマトヌマエビ、ミナミヌマエビ、レッドチェリーシュリンプがかなりいる。

ミナミヌマエビ、レッドチェリーシュリンプは繁殖しており、結構な数の小エビがいることがわかる。まったく姿を現さず死んだと思っていたトシンクルスは購入した3匹ともが元気で、ふっくらとしている。
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手前にオトシンクルスがいる。ふっくらしているので、一瞬、コリドラスと間違えてしまう。ミナミヌマエビの小エビより、レッドチェリーシュリンプのほうが小エビが沢山いることが判る。いわゆる底物がこんなにいるのにビックリしてしまった。
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退避させた魚やエビたちを退避容器に移していく。網で1匹、1匹慎重に掬っていく。とにかく掬う時、放す時は傷つけないように、また水質変化によるショック死をしないようにゆっくりと放す。

はじめは沢山泳いでいるので網を入れると一度に大量の魚やエビが網にかかるが、少しずつ魚の数が減ってくると、すばしっこいのでなかなか網にかからなくなる。また底物もなかなか網にかからない。

魚が弱ってくるのでなるべく早く移動させたいので何度か網をうまく魚やエビの移動に併せて捉えた。移動が一番楽だった生き物は実は子エビであった。

小エビはよく水面を泳いでいたので割と簡単に捕まえられた。下の写真はオトシンクルスである。
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全ての魚やエビ、貝をうまく移動させることができた。退避容器を上から見るとなかなかの数である。
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移動させた魚やエビたちは元気に泳いでいる。
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まずは水槽を洗う。水を流して糞や塵の入ったソイルを取り除く。ソイルの粒は潰れてきており、泥のようになっている。全てを取り除いて水槽を綺麗に洗っていく。1年分の汚れがこびりついているのでゴシゴシと洗っていく。

次にろ過機を洗っていく。まずはろ過材を取り出す。ろ過材は汚れが酷いので新品と交換する。その後、ストレーナー、パイプ、ジョイント、ポンプ、送水パイプと洗っていく。次に散水器、消音パイプ、吐出口、フィルター本体と洗っていく。汚れというか微生物の塊らしいのだが大量に泥のように落ちていく。

洗い終わったら、水草のトリミングを行う。アヌビアスナナはあまり育っていない、ミクロソリウムは葉がかなり茂っており、間引きが必要なのでカットしていく。次にウィローモスをカットしていく。こちらもかなり伸びているので大胆にカットしていく。活着しているが釣り糸がとれているので新し釣り糸でグルグル巻いていく。

いよいよソイルを入れていく。昨年の残り分があるので使う。ちょうど一袋がなくなった。

ソイルをいれた後に水草をセットしていく。アヌビアスナナ、ミクロソリウム、ウィローモスの3種類である。光がなくても育つ代表的な植物だ。アヌビアスナナ、ミクロソリウムの位置を今回は変えてみた。水草をセットしたら水を入れていく。

水を入れた後はカルキ抜きを行い、しばらく経ってから、魚やエビたちを元に戻す。戻す時も網で一匹一匹を掬っていく。放つ時は慎重に行う。

魚もエビも入れたのでスイッチオンしようとしたが『ミッピーちゃん』の時同様に忘れていた。LED照明だ。LED照明だけはそのままにせずに片付けていたのだ。保管場所から取り出してセットした。

このLED照明だけはタイマー装置に接続している。タイマー装置は人間様の都合であるが朝6時、夜21時にしている。朝も夜も『ミッピーちゃん』とともに魚やエビに会いたいのでそうしている。

さらにもうひとつ大事なものがあった。水温計だ。これは冬には生命線であり、人間は見た目で温度がわからない。手でも水につけないとわからない。いつの間にかヒーターが故障して水温が下がっていることもありれる。命をつないでくれる大事な機械である。
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さて、スイッチオンしたら、ろ過機は正常に動いて水を循環してくれている。LED照明も問題なく綺麗に照らしてくれている。水温は27℃と比較的高めである。ヒーターはまだ入れていない。もう少しの間はヒーターなしで過ごしてもらおう。
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※最後に
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