メダカを飼っていますと、飼育者を悩ませる一つに「痩せ細り」があります。この「痩せ細り」は原因は幾つかあるものの、はっきりとした対処法がないのが困りものであります。l

一旦、この「痩せ細り」になりますと、回復させるのがなかなか困難でありまして、エサをあげても、水替えとしても、隔離しても、なかなか回復しないで、最後にはペラペラになって天に召されてしまうのであります。

「痩せ細り」の原因についても諸説入り乱れており、寿命だったり、内蔵疾患であったり、ストレスであったり、原因についても確実に「これ」といったものはありません。

また「先天性の内臓疾患」や「寿命による老衰」もあるので、治らない場合も多々あります。

原因もはっきりしないので、対処法を手探りで探っていき、自分の飼育環境に当てはめて、対処法をそれぞれ決定していくのだと思います。

一番は「痩せ細り」にしないことであり、それが簡単にできたら苦労しないのですが、「痩せ細り」しにくい環境にすることは可能かと思います。

屋内飼育では、ろ過機やエアレーションがあれば、メダカに水中の酸素を供給できて、水質汚染からメダカを守ってくれますのでいいかと思いますが、屋外飼育での話ですので、ろ過機とエアレーションは除外します。

本来メダカの棲んでいる場所は、田んぼやそこに流れる用水路、そこにつながる池や沼などに棲んでいます。ライスフィッシュとも英語で呼ばれているぐらいです。

自然環境で田んぼや用水路にいるメダカ、見るのも少なくなりましたが、そこにいるメダカはやせ細っているメダカは皆無と言っていいかと思います。

その環境に近い環境を少しでも近づけてあげるのが、一番の近道ではないかと思うのです。所詮、人間が家でやることですから、完全に再現することはできませんが、少しでもメダカのことを思い「メダカファースト」の精神で、メダカの棲み易い環境を作ってあげぐのが得策かと思うのです。

スポンサー広告



難しいことではなく、たった2つのことなんです。

◆メダカの環境2つのこと
  ・十分な日光
  ・荒木田土


日光
 田んぼの中で泳いでいるメダカは太陽の下、降り注ぐ日光の中でスイスイと泳いでいます。日光によって、ビタミンDを作りだすことで骨や体が成長します。また産卵を促すには日光が必要なのです。一説には12~14時間となっております(我が家では7時間程度で産卵しています)。太陽の光はメダカ以外にも、水生植物や植物プランクトンや動物プランクトン、混泳する(している場合)エビや貝などの成長にも必要な要素です。

注意点としまして、直射日光に当てておけばいいかと言いますとそうではありません。特に夏場では水温が上がり過ぎて、メダカが天に召されてしまいます。日光が強く当たり過ぎるような場所に置くには日陰を作る対策が必要となります。

● 荒木田土
 荒木田土は文字通り「田んぼ」の土です。この田んぼの土には植物プランクトンや動物プランクトンなどの微生物を発生させてくれ、メダカの食料になってくれます。この土だけでは水質を浄化してくれるわけではありませんが、植物プランクトンなどを増やしたり、水草を植えておけば繁茂させてくれますので、水質浄化に一役かってくれます。

注意点としまして、荒木田土自体に栄養が物凄く詰まっています。その栄養によって、コケや藻などが大発生しますので、栄養を吸収する水草を入れてあげてください。栄養を吸収する力の高いホテイ草がオススメです。ホテイ草はメダカの産卵床にもなりますので一石二鳥です。

また、粒子が小さいので、水棲生物が土を巻き上げたり、巻きあがった土がいつまでも滞留して、水が常に濁った状態になります。そのような場合は、荒木田土を入れた後に赤玉土を表面に敷いてあげるとよいです。赤玉土は粒子が大きいので巻きあがりにくい土ですし、メダカとも相性のよい土です。


◆以前は..。
荒木田土を使用する前の以前は、水の透明度やメンテナンスを考慮して「金魚石」を使用しておりました(ベアタンクでもよかったんですが)。そうしますと、大体6月ぐらいから、痩せるメダカがポツポツと現れ始めて、8月ぐらいにはかなりの数、半分から4分の3程度は「痩せ細り」の状態となり、とても悩みの種でした。水替えやエサの抑制、直射日光の時間帯の調整、水草を入れる、逆に抜くといった対処をしましたが、うまくいきませんでした。そこで荒木田土を入れた対処法を見たときに「これだ!」と思った次第です。当時は藁をもつかむ思いで試したのを覚えています。

スポンサー広告



白メダカ、黒メダカ、青メダカたちです。
IMG_3300


青メダカが抱卵しています。
IMG_3292



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。