※2020年6月29日更新
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我が家のマドジョウが「飛び出し死」してしまいました。見つけた時は、まだ干からびて死んでしまっているわけではなく少し動いていたので、慌てて水(カルキ抜き)を入れた容器に浸しましたが、残念ながら元気になることはなく死なせてしまいました。綺麗な模様のマドジョウでしたので気に入っており、かなりショックな出来事でした。
マドジョウの飛び出し死してしまい悲しいのですが、ここは今後に向けて振り返らなくてはいけません。
・水温が高いか、水質が悪い
・同居している生き物に驚いた
・水面が高い
・突然環境が変化して驚いた
以前にミナミヌマエビの「飛び出し死」について書きましたが、ミナミヌマエビと原因はあまり変わりません。ただし、ドジョウで圧倒的に多いのは『水面が高い』ことによる飛び出し死です。ドジョウは脱走の名人であり、水面が高いとうまく体をくねらせて壁をよじ登り脱出してしまうのです。
ドジョウの飛び出し死を防ぐ為に水位を高くもなく低くもなく、うまく加減していますが、屋外での容器の水は直射日光や水生植物により絶えず減っていきますので、足し水を行わないといけません。また水位を低くするとドジョウを含めた魚たちの生命を脅かすし、水位を高くすると今回のように事故は起こってしまいます。
最初は水位を低くするように意識していますが、徐々に意識が低くなり水位が高くなってしまいます。所謂「忘れたころに」というやつです。屋内水槽であれば蓋などして対策はとれるのでありますが、屋外容器では蓋をするわけにはいきません。
ドジョウは腸で空気呼吸が出来るので体が湿っていれば水の外でも多少の時間は生存することができますが、体が乾燥していくと二酸化炭素を体外に排出できなくなり死んでしまいますので「時間との勝負」になります。
・水位を低くする
・小まめな見回り
対策の一つ目は水位を低くしてドジョウが飛び出さないようにします。しかし、これは先ほども述べました通り、水位が低すぎると生命を脅かすことになりますし、暑くなってきますと飼育者として徐々に水位を高くしてしまう傾向にあります。
対策の二つ目は小まめな見回りです。特に夜間に飛び出しすることが多いので、夜寝る前に一回見に行くことをオススメします。我が家では、夜の見廻りで発見することが何度かありました。キーワードとしては「夜」「夏の暑い日」「水替え」です。
「夜」は他の水棲生物が動き出す時間帯で、ビックリして飛び出すことが多いです。また、「夜」は日中に光合成で酸素を生成していた水生植物が、呼吸だけしているので酸素を吸って逆に二酸化炭素を吐き出しています。水中の酸素が不足しますので、苦しくなって飛び出すことになります。
「夏の暑い日」も、熱帯夜で夜間に水温が下がらずに苦しくなって飛び出すことが多いです。この場合は、元に戻しても再び飛び出してしまうこともありますので、バケツに水を汲んでカルキ(この場合は緊急なのでカルキ剤)を抜いて、飛び出したドジョウ入れて翌朝にでも元の容器に戻します。
「水替え」による水質変化により、苦しくなって飛び出すこともあります。この場合も「夏の暑い日」と同様にバケツに水を汲んでカルキ(この場合は緊急なのでカルキ剤)を抜いて、飛び出したドジョウ入れて翌朝にでも元の容器に戻します。
飛び出したところを発見された瀕死状態ののドジョウ。この時はまだ、かすかに動いていましたが、天に召されてしまいました。
※最後に
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