虎ノ門虎之助のベランダ・ラボラトリー ft.メダカ

いつものようにプログを眺めていたら、妻が言った『7年もやってるんだから、プログ書いてみたら?』と。こうして始まりました。 屋外(ベランダ)での、メダカ、ドジョウ、エビ、貝や、水生植物の飼育記録をとっていないので、自分自身でも後から見返せるように残しています。


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2019年07月

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梅雨が明けていきなり暑くなりました。まさに猛暑です。梅雨の間は日の光が恋しいなんて思っておりましたが、実際に梅雨が明けて強烈な日差しと灼熱のような暑さを経験しますと、そんな事を少しでも思ったことを後悔いたします。

さて春から夏にかけて、親メダカがせっせと産卵してくれて、孵化して育って順調に育っておりましたメダカの稚魚たちの最初の試練が、この「夏の暑さ」であり、「夏の強烈な日差し」なのです。
ここでかなりのメダカの稚魚たちが死んでしまいます。

◆適者生存(てきしゃせいぞん)
生存競争で環境に最も適したものだけが生き残り、適していないものは滅びるということ。
イギリスの哲学者・社会学者ハーバード= スペンサーによって提唱された生物進化論。


今年は長い梅雨でありまして、涼しい日々が続きましたので、いきなりの猛暑日(35℃以上の日)となりますと、人間でも体調を崩しがちですので、小さな体のメダカの稚魚たちは、体調を崩す=死んでしまう、という意味でも過言ではありません。

残念ながら、その洗礼を受けてしまったメダカの稚魚がすでにおります。何とか簾(すだれ)などで暑さを和らげて、1匹でも多く夏を越えてほしいと思っております。夏はまだ始まったばかりです。


いきなりの暑さで死んでしまったと思われるメダカの稚魚です。
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日中は簾(すだれ)をかけて、水温が上がらないように対処します。
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ミシシッピニオイガメの『ミッピーちゃん』ですが、ようやく梅雨が明けました。すっきり晴れないまでも暑い日が続いておりますので、室内にいた『ミッピーちゃん』ですが、夏の間は屋外にいてもらうことにしました。

屋外に引っ越すのは、暖かい水(気を付けないと熱湯になりますが)のうちは屋外のほうがむしろ快適、水の汚れが早い為に水替えは頻繁にできる屋外は手っ取り早い、との理由で、人間側の都合でもあるのですが屋外に暮らしてもらっております。

容器は夏だけですので、専用の容器ではなく、折りたたみのベビーバスを使用しております。夏以外の時はたためてしまえますし、排水も楽ですし、バスを洗うのもとても簡単です。べビーバス自体はなるべく日の当たらない日陰になる場所においております。


夏の間の避暑地でありますベビーバスです。
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近づくと、すぐに寄ってきてくれる『ミッピーちゃん』です。
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寄ってきたのは食事の要求ですね。
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本日、オオクワガタの飼育容器を見ますと、一匹のオスが死んでいました。羽を見るとかなり攻撃を受けたと思われる傷がついておりましたので、勢力争いで負けたものと思われます。

この容器には2匹のオスに2匹のメスと複数匹での飼育をしておりましたので、動きが一番活発な夏には必ず争いがあるものと思っておりましたが、オオクワガタは、どちらかというと争いが発生しにくい方のクワガタなのですが、一度争いが起ると、死んでしまうことが多いです。


死んでしまったオオクワガタのオスです。
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近くにはもげた羽も落ちておりました。争いに激しさを物語っております。
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台風6号、というより熱帯性低気圧となっておりますが、徐々に関東に近づいておりますが、徐々に風も弱くなっているとの事です。

しかし台風6号の強風は、すでに昨日夜から関東に届いており、我が家の水生植物、ハスがなぎ倒されてしまいました。

我が家は海辺に近いところにあり、海風に影響を受けやすく、強風に見舞われると、ビオトープの水生植物やガーデニングの植物は茎が折れたり、葉や花がとれたり、実が落ちたりしてしまいます。

今年はこれまで何とか強風被害はなかったのですが、今回は受けてしまいました。それでも大したことはない方ですので、これ以上、被害が拡大しなければと祈るばかりです。


せっかく育ったハスが一本折れております。
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ハスが根元からポッキリと折れてしまっております。
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アサガオを鉢をそのまま、風のない場所に避難させました。
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温州みかんも移動させました。
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アゲハチョウの幼虫です。強風に飛ばされないようにね。
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メダカの稚魚たちの容器を非難させました。
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ミニトマトですが、強風がきてしまますと、実が全部落ちちゃうかもしれません。
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毎日、朝出社する時にアゲハチョウの蛹の状態を見るのが日課となっております。本日、朝見ますと、蛹から羽化しておりました。

蛹になったのが、7月15日ですから、丁度10日で羽化したことになります。帰宅する時にはいないだろうと思いながら、思い出に写真を遠くから邪魔にならないように撮りました。

最後に『元気でね。』と言い、出社しました。

帰宅してみると、やはり飛んで行った後でして、蛹だけが残っておりました。

羽化する時に気にしておりましたのが、我が家は海沿い近くにある所でして、海からの強風がよくあります。それが羽化する時になくてよかったと思います。

他に雨が降り続いておりましたが、梅雨が明けてきましたので、晴れでよかったです。アゲハチョウの成虫の寿命は2週間ですので、それまでにパートナーを見つけて、無事にどこかで産卵できる(この写真のアゲハチョウはオスかメスか判りませんので、どちらかでという意味)ことを祈っております。


朝の6時ごろに撮りました。無事に羽化して羽を乾かしております。
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帰宅後の18時に撮りました。アゲハチョウは無事に飛び立った後でした。
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しかしながら、何ともう一匹いたのです。ホームセンターから、みかんの木を持ち帰った時に1匹いたのが、先ほどの羽化したアゲハチョウですが、もう1匹遅れて産まれたようです。ホームセンターから持って帰った時は卵だったんだと思います。また、楽しみが増えました。
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熱帯魚を飼ったのは2017年12月31日でした。そしてすぐに2018年になり、冬の間はヒーターが存分に性能を如何なく発揮してくれて熱帯魚たちの水槽を暖めてくれました。

そして長い冬を越えて春になり、徐々に気温につられて水温も上がってきました。熱帯魚なので『夏はヒーターを止めて電気代が浮くなぁ~』なんて単純に考えていたのです。

そして猛暑が続いたある日、熱帯魚たちが動いていないことに気づいたのです。『何でだろう?屋内なので直射日光が当たるわけでもなし。』と色々を見てみると、水温が33℃になっているではありませんか?

『これは!..。』とビックリ仰天でした。これはどうすればいいのだろう?と焦ってましたが、文明の利器、インターネットがありますので、さっそく調べてみますと、何と、夏はクーラーや冷却ファンで水温を下げなくてはいけないと載っているではありませんか?

知らないとは恐ろしい!あわや熱帯魚たちを死なせてしまうところでした。さて、クーラーや冷却ファンですが、冷却ファンはコストパフォーマンスにすぐれて設置もしやすいので、冷却ファンを購入しました。

これが効果がありました。熱帯魚水槽の冷却ファンは、扇風機のようにプロペラが回るので、ファンを動かして水面に風を送ることで水が蒸発するときに生じる『気化熱』を利用して水温を下げます。

水面に風を送るので、熱帯魚・海水魚両方で使うことができます。サーモスタッド付きですと、冷え過ぎないで、温度調整をしてくれますので、サーモスタッド付きが付いていない場合は別売りで購入することをオススメします。26℃まで水温を下げてくれて、熱帯魚たちを死なせないで済みました。

さて、2019年ですが、もうすぐ梅雨も明けそうですし、すでに蒸し暑くなっておりますので、今年も設置いたしました。

サーモスタッド(逆サーモと言われてもいます)を水の中の水槽のガラス面取り付けて、冷却ファンを引っ掛けて電源を入れれば起動しますので、とても簡単です。さっそく冷風を水面に送っております。今年も活躍してくれそうです。




30cmの熱帯魚水槽です。小さければ小さいほど気温や照明、ろ過機の影響を受けて水温が高くなりがちです。
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この時の30cm水槽は29.5℃でした。写真はないのですが40cm水槽は、この時は27.2℃でした。30cm水槽より2℃ほど水温は低いです。
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冷却ファンを取り付けました。ちょっと大きめのサイズですが気になりません。
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水槽の縁にひっかけるタイプの冷却ファンで、本体が比較的薄いため狭い隙間でも使用することができます。送風口が細いので僅かな隙間から風を送り込むことが可能です。
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水温が26.5℃まで下がりました。26℃程度でサーモスタッドにより自動停止してくれます。
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熱帯魚たちも送風口に集まって涼み?にきたりします。
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今年はやたらと長かった梅雨の季節がもう少しで終わります。昨年の梅雨明けが関東甲信越は6月29日ですので1ヶ月ぐらい長いことになりまして、太陽()が恋しいですね。

梅雨の間は日中が暑いのですが、朝夕が涼しい感じでしたが、最近は梅雨明けが近いのか、朝も夜もやたら蒸し暑く感じます。いよいよ梅雨明けが近いと思いますが、いざ梅雨が明けますと猛暑日が訪れます。

気温は35℃を超えて、体感では40℃なんではないかと思えるほどの猛烈な暑さになります。屋内は屋内で対策は必要なのですが、屋外は直射日光の影響をまともに受けますので、水温が一気に上昇してしまいます。

人間でも猛暑で熱中症で体調を崩して亡くなってしまう方がおりますので、メダカやエビ、貝たちの水棲生物も温度変化に耐えきれずに死んでしまうことが多々あるのです。メダカやエビ、貝たちにとって厳しい季節は冬ではなく、夏なのです。

自然界であれば、水の流れや水の深さや水量の多さにより温度は低くなり、自然界の水草や植物などが日蔭を作ってくれますので、メダカたちは暑さを凌いで別の場所に移動したり、深いところでじっとしていることで暑い夏でも元気に過ごすことができます。

屋外ビオトープの場合はポンプやろ過機を使用しなければ完全に止水ですし、メダカたち場所を移動することはできません。そこで人間が暑さを凌ぐために対処してあげなくてはメダカたちは調子を落として最悪の場合は死んでしまいます。

では暑い夏はどうしたら、よいのでしょうか。実はそんなに暑さ対策と呼ばれるものはないのです。他の方のプログでも多く掲載されております、いわゆる定番のものでしかないでしかないのが現状です。

◆暑い夏の水温対策
1.容器の設置場所を直射日光を避ける為に移動。
2.簾(すだれ)などの遮光ネットをかける。
3.水生植物で遮る。
4.ガーデニングの植物や緑のカーテンで遮る。
5.放置する。

1.容器の設置場所を直射日光を避ける為に移動。⇒難しい
直射日光を当たらないように容器の位置を移動させます。メダカや水生植物が育つには日光がとても大切ですが、水温上昇を抑えないといけません。

基本的には、午前中は日光があたり、午後の強い日差しを避けれる場所が望ましいです。しかしながら、水や用土、流木や水生植物の入った容器を持ち運ぶのは、ほぼ無理をいっていいでしょう。

バケツなどの小さく持ち運びし易い容器で育てているのであれば移動できますが、プラ船、トロ船や水鉢、スイレン鉢、タライやプランターなどでは重たすぎて難しいと思います。

水は比重が1なので水1Lなら1kgとしますと、我が家のタライは32lの水が入りますので、32kgということになります。これでは、とても持ち上げて運ぶことでできません。

2.簾(すだれ)などの遮光ネットをかける。
一番、現実的な方法だと思います。容器を移動できない場合や日陰になる場所がない場合は簾(すだれ)を利用して日蔭にして容器を覆ってしまう方法です。

簾(すだれ)は風通しがよいので、覆ってしまっても熱がこもることがありません。ただ、簾(すだれ)は夏の間中ずうっと覆っておくわけにはいきません。

流石に日蔭の時間が長すぎてメダカや水生植物も弱ってしまいますので、ここが難しいのですが適度な日光が必要になります。

日中もずっと家にいれば午前はかけないで、午後は簾(すだれ)をかけるといった動作をできますが、サラリーマンでしたら、朝出社前に容器を簾(すだれ)で覆って、夜帰宅後に簾(すだれ)を取り外すという動作サイクルが必要になります。

よって毎日、簾(すだれ)をかけるというわけにはいきません。どこか曇りがちな日でもいいので、簾(すだれ)を覆わない日が必要になります。

なお、容器の一部を日陰にしたいのでしたら、竹のランチョンマットを流用する手もあります。


簾をかけた状態の容器です。
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ランチョンマットをかけた容器です。容器の一部を日陰にしたい場合はオススメです。
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3.水生植物で遮る。
抽水性の水生植物を育てて葉で容器が覆われることによって日陰を増やします。また浮揚性の植物の浮き葉を増やして日蔭を作ってあげます。

抽水性ではハスが、浮葉性ではスイレンが代表格になります。水生植物を育てて日蔭を作るのは自然と同じ状態に近いですし、直射日光を遮るためにメダカも隠れ家になってくれます。

ただし、あまり繁茂し過ぎますと、水中に届く日光を遮って、水中の水草や植物が枯れて酸素が供給されなくなり、バクテリアもメダカも植物も死んでしまうという理由です。水面を覆い尽くす前に適宜、間引きする必要があります。

4.ガーデニングの植物や緑のカーテンで遮る。⇒難しい
ガーデニングの植物、トマトやキュウリ、ヘチマやゴーヤの緑のカーテンで遮ることで日蔭を作り出して、容器を日陰に置けば常時日蔭で直射日光を遮ることができますし、簾(すだれ)のように覆ったり、取り外したりといった動作を行わなくてもすみます。

しかし、ガーデニングや緑のカーテンで或る程度日陰を作る大きさの植物を育てるのは春から準備して育てないといけませんし、ガーデニングや緑のカーテンのところに重い容器を移動させるのは大変です。

一軒家ですと庭で育っている植物の近くに容器を置いて直射日光を避けるといったことができると思うのですが、ベランダですと、なかなかガーデニングとビオトープの『コラボ』は難しいのかなと思います。

5.放置する。
放置してしまうのも手ですが、これは水量が多い、特に水深が深い容器であれば、まだ水温上昇を回避できるかもしれませんが、浅い容器ですと、容器の底まで水温上昇し、最悪の場合は容器全体が煮立ってしまいます。

夏の暑さで、毎日行わなくていけないことが2つあります。これを怠ると、可愛いメダカやエビ、タニシなどの水棲生物を死なせてしまったり、スイレンやハスなどの水生植物が枯らしてしまうことがあります。

とにかく1年で一番メダカが生きるのに厳しい季節は夏ですので、こめまに容器の状態を確認する必要があります。

◆暑い夏で行わなくてはいけないこと

1.足し水
2.水温の確認


1.足し水
暑い夏、特に猛暑日はあっと言う間に蒸発してしまいます。足し水をしないと水がなくなって『メダカは煮干しに!』、『エビはカッパエビセンに!』、『タニシは焼き貝に!』となってしまいます。

よって毎日足し水を行わなくてはいけません。特に水生植物を入れている場合は水生植物も水を取り込みますので水の減りが早くなります。

一例で言いますとハスは、かなりの水を取り込んでしまいますので、ハスを植えている容器は1日で暑さによる蒸発に加えて、ハスによる水の取り込みがありますので、びっくりするぐらいの水の減り方になります。毎日よく観察することが必要です。

2.水温の確認
いくら対策をとっても水温の確認はしておいた方がいいです。思ったより効果がない、または予想を上回る猛暑になることも考えられます。水温計を設置しておいて水温を確認しておく必要があります。

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※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

屋外でメダカを飼おうと思った時、まず最初にメダカの種類や個体数を決めると思います。その次に容器の種類や大きさ、またデザインにこだわる方は設置後を思い描いてデザインも検討すると思います。

次に容器が決まったら、容器内に設置するレイアウト用品、流木や石、の大きさや形を決めていくと思います。またどんな種類の用土を底床として検討するかと思います。

そして、その中で重要な位置を占めるのが水草や植物たちです。水草や植物を入れないのも選択肢としてもちろんあります。

メダカだけが好きな方やブリードする方は、水草や植物は邪魔なだけの存在でしょう。メダカだけでは殺風景なレイアウトではなく華やかな感じのレイアウトでが好きな方やメダカを育てるのと同時に水草や植物も育ててみたいという方は購入するかと思います。

では、実際に入れたい水草や植物は何がいいでしょうか。基本的には自分の好きな水草や植物を入れた方が育てるのが楽しくなりますし、毎日観察したくなります。

しかしながら、あれもこれもとついつい欲張ってしまったり、自分の意図する景観を達成する為に、多く入れがちになりかねませんし、多く入れた結果、本来メダカの隠れ家や産卵させる為の水草や植物が、逆にメダカの泳ぐスペースがなくなってしまうことなる皮肉な結果になってしまうことにもなります。

いろいろと水草や植物を入れてみましたが、メダカを飼うには最終的には1種類、あるいは2種類でまであり、いわゆる”定番もの”がいいことがわかりました。

他の水草や植物が悪いとかいうわけではないのですが、メダカが産卵を行い、水質浄化の一助になる、そして混泳するエビやタニシの隠れ家などにもなるのは、ごくわずかな水草や植物です。我が家の失敗した歴史を振り返ってみますので、ご参考までに覗いていってください。


※注意事項
この記事は、過去のメダカとメダカの容器に入れた水草や植物を育てた経験の話ですが、この当時の経験や知識に乏しく、好きな植物を適当に入れて育てていたので、生体と水草、植物をバランスよく飼育することができておりませんでした。

必ずしもメダカと水草、植物同士の相性が悪くて、うまく飼育できなかったという話ではありませんで、その点をご注意いただければと存じます。

また南西の環境であり、日照が正午ぐらいから日が当たり始めて、日の入りが19時だとしても7時間しか日照時間がない特殊な環境であることも付け加えておきます。またその時は失敗して枯らしてしまったのですが、再チャレンジして現在は元気に育てている植物もあります。

過去の飼育経験を棚卸してみて思ったのは、「やたら沢山入れてるなぁ~。」と率直に感じました。なお、「何で、この組み合わせなの?」は突っ込まないでください。


◆アサザ、姫スイレン、コガマ、ウォーターバコパ、ナガバオモダカ
最初の植物は、ラインナップを見るとわかりますが無茶苦茶でした。全て一目見て気に入った植物を購入しました。

浮葉性のアサザ、姫スイレンは住み分けでダブっておりますし、抽水性のナガバオモダカ、ウォーターバコパ、湿地性のコガマなど全てが生命力が強く、ナガバオモダカとコガマはランナーを出して爆発的に増えていきますし、アサザと姫スイレンは浮き葉を増やして水面を覆っていきます。

その間をぬってウォーターバコパが茎をのばして脇芽を出して増えていきます。さらに全て直植えをしたので完全に『カオス』な状態になり、用土は植物たちの根で盛り上がり、水面はアサザと姫スイレンの浮き葉で水面が覆われて、コガマとナガバオモダカとウォーターバコパで繁茂して雑草のように容器を覆い尽くして、当然のごとく水棲生物たちを死なせてしまいました。姫スイレンはこのような環境では花は咲きませんでした。

◆ウォーターバコパ、セリ、姫スイレン、アサザ、ウィローモス
前回の失敗に懲りなりないのか、再度、浮葉性の姫スイレンとアサザを植えました。植物は全て直植えでした。姫スイレンとアサザでは、どちらかというとアサザの方が成長力が強いので、水面はアサザの葉で覆われていきます。

アサザに関しては葉の間引きを行ってましたが、何故か溶けて枯れてしまいました。セリはあまり元気がなく、生命力の強いウォーターバコパに駆逐されてしまいました。

ウィローモスは少しずつですが徐々に増えていきましたが、最初流木に付着していたウィローモスは流木から離れた場所で繁茂していきました。用土は根で盛り上がり、水棲生物が棲む場所が少なくなりました。

◆アナカリス、カボンバ、ウィローモス、ぷちホテイ草、ヒメトクサ、マルバオモダカ、ヒメホタルイ
メダカが増えないので産卵してもらおうと沈水性の植物中心に育てました。直植えです。沈水性のアナカリス、カモンバ、ウィローモスは、どちらも繁茂して勢力を拡大して、水中でメダカの泳ぐスペースやエビや貝の暮らしていくエリアがなくなってしまいました。

ウィローモスは底で育成する水草ですので、アナカリスとカモンバに日光を妨げられて消滅してしまいました。浮遊性のぷちホテイ草、抽水性のヒメトクサ、ヒメホタルイなどの草丈の低いこれらの植物は、日照時間が少なかったことが原因で枯れてしまいました。

ぷちホテイ草は通常の大きさのホテイ草のように生命力が思ったほど強くなく増殖しませんでした。抽水性のマルバオモダカは直射日光(西日)に耐えられなかったのか、葉焼けして枯れてしまいました。

◆ニューパールグラス、オーストラリアン ノチドメボール、ロベリアカーディナリス
◆ミニマッシュルーム、コブラグラス、ウォーターローズ、グロッソスティグマ
相変わらず直植えです。抽水性のミニマッシュルーム以外は、ニューパールグラス、オーストラリアン ノチドメボール、ロベリアカーディナリス、コブラグラス、ウォーターローズ、グロッソスティグマと沈水性の水草です。屋外にいながら、熱帯魚水槽に入れる水草を育てようとしたわけです。

ニューパールグラス、オーストラリアン ノチドメボール、ロベリアカーディナリスは日照時間が少なかったことが原因で枯れてしまいました。コブラグラスとグロッソスティグマは成長がとても遅くて、なかなか増えませんので、熱帯魚水槽のように絨毯のようになるには相当の時間が必要と思われます。

ウォーターローズ、グロッソスティグマはなんとか冬を迎えましたが、冬の間で枯れてしまい、春に生き残ったのはコブラグラスだけでした。ただ、コブラグラスもかなり冬の間に弱ってしまい、枯れかけている状態でした。ミニマッシュルームだけが繁茂した状態でした。

◆サンショウモ、シラサギカヤツリ、ヨコシマフトイ、水芭蕉(ミズバショウ)、ミズギク
直植えです。浮遊性のサンショウモは徐々に増えていきました。抽水性のヨコシマフトイも元気に育ちました。しかし抽水性のシラサギヤツリは日照時間が少なかったことが原因で徐々に弱っていき枯れてしまいました。

湿地性のミズギクは抽水状態で育てようとしたので枯れてしまいました。水芭蕉ですが、当時何で購入してしまったのか?わかりません。水芭蕉は暑さは苦手でありまして、寒冷地以外は日照りの強い6~9月は半日陰の涼しい場所で育てないといけませんし、綺麗な沢の冷たい水でないと育ちません。当然、すぐに溶けるように枯れてしまいました。

◆シロバナサクラタデ、ウォーターバコパ、アコルス・バリエゲイタス
◆ルドウィジア フローティングプラント、ウォーターミント
いずれも抽水性のシロバナサクラタデ、ウォーターバコパ、アコルス・バリエゲイタス、ウォーターミントですが、ルドウィジア フローティングプラント以外は元気に育ちました。

アコルス・バリエゲイタスは成長するのがとても遅いのですが、丈夫で冬も常緑の植物です。シロバナサクラタデは色々な水生植物を育ててみて初めて害虫(芋虫)のついた水生植物でしたが、元気に育ちました。花は白い花を咲かしますが、花が枯れると舞い散るので掃除が大変でした。あと葉が脂っぽいのも特徴です。

ウォーターバコパは生命力がとても強く脇芽からどんどん勢力を拡大しますので、間引きを常にしないといけませんでした。ルドウィジア フローティングプラントは日照時間が少なかったことが原因で枯れてしまいました。

ウォーターミントはその名の通り、ミントの香りがかなりしますので、香りが苦手な人は避けたほうがいいと思います。

◆アサザ、ヌマトラノオ、ハンゲショウ、カンナ フローレンスボーガン
◆ウォーターバコパ、サジオモダカ
浮葉性のアサザは前回と同様に溶けて枯れてしまいました。湿地性のヌマトラノオも抽水性の環境ではうまく育たずに枯れてしまいました。

ハンゲショウも直射日光(西日)に耐えられなかったのか、葉焼けして枯れてしまいました。抽水性のカンナ フローレンスボーガンは大きく育ち花の綺麗なものとして購入したのですが、繁茂しすぎてしまうところが難点です。花も思ったより綺麗ではありませんでした。

抽水性のウォーターバコパとサジオモダカは元気に育ちました。サジオモダカはアブラムシがつきやすく悩まされましたが、オモダカの中ではナガバオモダカと同様に生命力が強く、どんな環境でも元気に育ってくれるオモダカです。

◆ドワーフフロッグビット、カボンバ、サジオモダカ、ミニシペルス、ヤエオモダカ
浮遊性のドワーフフロッグビットはランナーを伸ばして徐々に増えていきます。冬でも常緑で丈夫な浮草です。

沈水性のカボンバは生命力が強いので間引きをしないといけませんでした。サジオモダカははアブラムシがつきやすく悩まされましたが、オモダカの中ではナガバオモダカと同様に生命力が強く、どんな環境でも元気に育ってくれるオモダカです。

ヤエオモダカは直射日光(西日)に耐えられなかったのか、葉焼けして枯れてしまいました。ミニシペルスはとても丈夫な抽水性植物のひとつです。冬でも常緑で見栄えもよいので、冬は多年草でも地上部が枯れてしまい殺風景になるのですが、ミニシペルスのおかげで冬でビオトープの植物たちが生きていることを実感します。

◆ルドウィジア オバリス(ミズユキノシタ)、トウゴクヘラオモダカ
◆ヘラオモダカ、ウォーターバコパ、ハンゲショウ
沈水性のルドウィジア オバリス(ミズユキノシタ)ですが、溶けて枯れてしまいました。抽水性のトウゴクヘラオモダカとヘラオモダカも直射日光(西日)に耐えられなかったのか、葉焼けして枯れてしまいました。

抽水性のウォーターバコパは生命力がとても強く脇芽からどんどん勢力を拡大しますので、間引きを常にしないといけませんでした。ハンゲショウは元気に育ちました。

◆ニホンハッカ、トクサ、イボクサ、シラサギカヤツリ、ヘラオモダカ
湿地性のニホンハッカは、あっという間に枯れてしまいました。抽水性のトクサは元気に育ちました。同じく抽水性のイボクサは勢力を拡大するので間引きしないといけませんでした。

抽水性のシラサギカヤツリは日照時間が少なかったことが原因で徐々に弱っていき枯れてしまいました。前回と同様に抽水性のヘラオモダカは直射日光(西日)に耐えられなかったのか、葉焼けして枯れてしまいました。


◆まとめ
数々の失敗を得て、現在は水生植物を枯らすことはなくなりました。我が家は多年草の水生植物ばかり育てておりますので、春のビオトープシーズンになったら新たに購入というようなことはなく、以前に比べたら水生植物の購入はとても少なくなりました。



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姫スイレンの今年初めての花が咲きました。我が家のスイレンとハスは開花期間がとても短いのです。

何故なら、我が家は正午頃からようやく日光が当たり始めますので、日の入りが19時だとしますと、7時間程度しか日光が当たりません。

それが影響しているのか?スイレンで言えば通常は5月頃から花が咲き始めると思いますが、我が家は2ヶ月遅れでの7月を過ぎてようやく咲くことになります。

繰り返しますが開花期間が短いので、沢山咲くことはありません。去年も1輪しか咲きませんでした。咲いても3輪程度だと思います。

ちなみにハスはまだ咲くような状態ではありません。今年もあとどれだけのスイレンとハスの花が咲いてくれるでしょうか。


今年咲きました姫スイレンの花です。
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黄色い綺麗な花ですね。
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ミシシッピニオイガメの『ミッピーちゃん』ですが、普段は岩穴の中で寝るのですが、たまにテラコッタトンネルの中で寝ていることがあります。

このテラコッタトンネルは小動物(ウサギ)用の隠れ家なのですが、『ミッピーちゃん』が大きくなりましたので、何かもう一つ隠れ家なものがないかと思っており、見つけたのがテラコッタトンネルなのです。

このテラコッタトンネルは購入当初、『ミッピーちゃん』はよく中の入っていたのですが、更に体が大きくなり、あまり中に入らなくなりました。しかし、たまに中に入って寝ていることがあります。今日もとても気持ちよさそうに寝ておりました。


テラコッタトンネルの中で寝ている『ミッピーちゃん』です。
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目を「きゅっ」と閉じて寝ております。とても気持ちよさそうです。
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しばらく見ていると目を覚ましました。
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※最後に
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