(作成日:2019/04/19 ・ 更新日:----/--/--

◆はじめに
ドジョウ。

小さい頃に、川や池沼に網をもって魚捕りに行き、ドジョウが捕れてもあまりうれしくありませんでした。ドジョウは主役というより、コイやフナ、モロコ、ザリガニなどが主役扱いであり、これらの水生生物が捕れたほうがうれしかった記憶があります。

飼育も雑で、泥の中で生きる強靭で生命力の強い魚しか思っておりませんでしたので、水替えもしないですし、エサもきちんと与えたということは記憶にありません。やはり、そのような飼育をしていると結果的にいつの間にか、いなくなっているなんてことになっていました。

そうして、月日は流れ、大人になり、ドジョウのことは忘れていました。

ビオトープ立ち上げる時に、インパクトのある生き物を探していたときのこと。ヒドジョウを見つけたのです。初めて見つけた時は『黄色のドジョウがいるなんて!』といたく感激したものです。

こうして再び、私のドジョウライフが始まったのです。失敗談交えて少しでも参考になればと思い、この記事を書きましたので、覗いてみてください。


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◆ドジョウ
ドジョウは、コイ目ドジョウ科に分類される淡水魚です。
日本各地の河川の中流から下流域および平野部の水田や湿地などに生息しています。朝鮮半島、中国大陸、台湾、アムール川からベトナム北部まで分布するほか、日本をはじめとした東アジア地域では食用魚としての養殖も盛んに行われています。雄は約12cm、雌は約18cmと一般に雄は雌より小型であり、体は細長く筒型をしており10本の口ひげを持っています。

写真は我が家のヒドジョウとマドジョウです。
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◆マドジョウ
日本全国の平野部の水田や湿地などに生息し、一番よく出会うドジョウです。体長は20cmにもなります。ヒゲは10本で体色は褐色、関東では5~8月に産卵期を迎えます。飼育は容易でエサも雑食性で何でも食べます。

我が家のマドジョウです。
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◆ヒドジョウ
日本全国の平野部の水田や湿地などに生息するマドジョウの黄変個体です。自然界では黄変個体は非常に珍しいものの、ブリードによって作出されたことから流通量も多く、熱帯魚にも負けない派手な外見から人気の種です。鮮やかな色彩から水槽内で隠れていてもすぐに発見でき、愛嬌のある顔から観賞価値が高いです。飼育は容易でエサも雑食性で何でも食べます。

我が家のヒドジョウです。
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◆シマドジョウ
日本全国の河川の中流域や水の澄んだ湖・池にすみ、特に平瀬から淵の砂底を好みます。体側の斑紋は点列のものが多いですが、直線状の斑紋をもつ個体もいます。飼育は
温和な性質なので混泳に適しており、でエサも雑食性で何でも食べます。

我が家のシマドジョウです(水替え時の写真しかありませんでした)。
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◆基本情報
名称   : マドジョウ
最大全長 :15~18cm
飼育環境 : 淡水
価格   : 1匹100~300円
寿命   : 3~5年(飼育環境が良ければ10年生きる)
水温   : 5~30℃
混泳   : 多種と混泳可能
飼育   : 難易度は低い
繁殖   : 難易度は高い
棲息場所 : 水底
餌    : 人工飼料(プレコ、ザリガニのエサ)
棲息地域 : 日本全国の平野部の水田や湿地などに生息


◆基本情報
名称   : ヒドジョウ
最大全長 :15~18cm
飼育環境 : 淡水
価格   : 1匹600~1,000円
寿命   : 3~5年(飼育環境が良ければ10年生きる)
水温   : 5~30℃
混泳   : 多種と混泳可能
飼育   : 難易度は低い
繁殖   : 難易度は高い
棲息場所 : 水底
餌    : 人工飼料(プレコ、ザリガニのエサ)
棲息地域 : 日本全国の平野部の水田や湿地などに生息するマドジョウの黄変個体



◆基本情報
名称   : シマドジョウ
最大全長 :12~13cm
飼育環境 : 淡水
価格   : 1匹400~500円
寿命   : 3~5年
水温   : 5~30℃
混泳   : 多種と混泳可能
飼育   : 難易度は低い
繁殖   : 難易度は高い
棲息場所 : 水底
餌    : 人工飼料(プレコ、ザリガニのエサ)
棲息地域 : 日本固有種で、河川中~下流域、湖沼などに生息
       一般的に知られるマドジョウに比べ比較的きれいな水を好み、
       砂礫底で見られる


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◆他にも飼育したドジョウたち

●アルビノドジョウ ・・・現在の棲息中

日本全国の平野部の水田や湿地などに生息するマドジョウのアルビノ個体です。ブリードによって作出されるようになってもアルビノ個体は珍しく、あまり流通量は多くありません。我が家でも元気に生きておりますが、やはりヒドジョウより若干弱い感じがします。

●スジシマドジョウ

濃尾平野以西の本州、四国北部、九州の有明海沿岸に分布。従来スジシマドジョウは1種とされていたものが、現在は大型種、中型種、小型種(小型種はさらに6型に分かれる)に分けられています。河川の中流から下流域、支流や用水路などの流れの緩やかなところに生息し、湖などでは岸寄りの砂底に多く見られます。我が家でも3年生きておりました。

●ホトケドジョウ

青森県を除く東北地方から南の本州に分布し、太平洋側では三重県まで、日本海側では京都府と兵庫県の一部まで分布しています。水が澄んだ流れの緩やかな小川や細流、水田につながる水路や水たまりなどに棲息していますが、水質や生活環境がよければ川などにも棲息しています。砂泥底の水草の間や石の下に多く見られ、湧水のあるような水温の低い場所を好み、高水温には弱いです。我が家でも夏場に死んでしまうことが多かったです。また、肉食傾向が強く、ミナミヌマエビを捕食してしておりました。

●アジメドジョウ

日本の固有種で、長野・岐阜・富山の中部地方から大阪府までに自然分布している。河川の中流から上流域の水が澄んだところに生息しているが、瀬や淵だけでなく、中央部の流れの速い場所にも見られる。我が家では、澄んだ水を再現できずに、あっという間に死なせてしまいました。


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★生命力が強い順は?
 生命力が強い順は以下のとおりです。
   マドジョウ > ヒドジョウ > シマドジョウ(
スジシマドジョウ含む) > ホトケドジョウ > アジメドジョウ

 やはりマドジョウでしょうか。高水温にも水質汚染にも強く、肉食傾向の魚さえ
 混泳させなければ食べられることもなく、容器内で一番強い魚となり、長生きします。
 ただし、子供時分は若干水質汚染に弱いので死んでしまうこともあります。
 ヒドジョウもマドジョウの黄変個体ですのでマドジョウと同様です。
 ただ、子供時分だけですが、若干マドジョウより水質汚染に弱く死んでしまうことが
 多いです。しかし親になれば、マドジョウと同じで最強になります。
 シマドジョウはやや綺麗な水を好み、砂利や赤玉土の方がよいみたいです。
 ベアタンクでの飼育も可能です。その場合は水深が深い方がよいです。
 夏の高水温や冬の低水温にも耐えれるからです。スジシマドジョウも
 シマドジョウと同じです。両者は変わらないと思います。値段も似たり寄ったりです。
 ホトケドジョウは、夏の高水温や水質汚染に弱い印象です。我が家での飼育期間は
 2年程度が限界でした。


◆我が家のマドジョウ・ヒドジョウ・シマドジョウ飼育の一年サイクル(ほぼないです)
 ●4月
  ・越冬したドジョウが地中から出て姿を現します。
  ・水替えと容器洗いを行ないます。
 ●12月
  ・寒くなるので地中に姿を消します。

◆我が家のマドジョウ・ヒドジョウ・シマドジョウの飼育環境
 ●混泳
  メダカ、透明鱗フナ、キンブナ、金魚、ミナミヌマエビ、ヒメタニシ
 ●水草
  モス、アナカリス、マツモからハス、スイレンなど色々。
 ●用土
  荒木田土、赤玉土
 ●エサ
  メダカのエサ、ザリガニのエサ、プレコ(人工飼料)を4~10月は週2回。
 ●水替え
  足し水がメイン。全替えは春先のみ。
 ●設置場所
  日向

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★コリドラスパレアタスと同居は?
 我が家はコリドラスパレアタスを飼っております。マドジョウと同居させていましたが、
 どうしても同じ底に棲んでいる魚ですのでエサの奪い合いになります。
 どちらが優勢ということもないのですが、あっという間になくなってしまいますので
 エサを多めに与えることになってしまいます。エサを多めに与えすぎると水が
 汚れてしまいますので、他に混泳しているメダカやミナミヌマエビ、ヒメタニシに
 影響を与えてしまいます。



◆ドジョウ飼育のまとめ 
 ・高水温や水質の悪化に強いです。
 ・繁殖は難しいです。
 ・コリドラスパレアタスとは混泳できますが、エサの消費量が多くなり、水が汚れやすく
  なりますので避けた方がいいと思います。
 ・ヒドジョウ、アルビノドジョウ以外は、なかなか観察することができません。
 ・肉食傾向の強いホトケドジョウや、飢餓傾向のマドジョウですと、ミナミヌマエビを
  捕食してしまうこともあります。



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。