虎ノ門虎之助のベランダ・ラボラトリー ft.メダカ

いつものようにプログを眺めていたら、妻が言った『7年もやってるんだから、プログ書いてみたら?』と。こうして始まりました。 屋外(ベランダ)での、メダカ、ドジョウ、エビ、貝や、水生植物の飼育記録をとっていないので、自分自身でも後から見返せるように残しています。


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カテゴリ: ホテイ草


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遅い夏がきて暑い日が続いておりますが、メダカなど水棲生物は暑さに負けずに元気に過ごしております。水生植物も日光を浴びて成長しており、姫スイレンは花を咲かせますし、水草は繁茂し過ぎて間引きしたり、メダカや水棲生物の成長を阻害しないようにメンテナンスをする毎日です。

その中でホテイ草も元気に育っておりランナーを出して株が増えていっております、ホテイ草は別名ホテイアオイ、ウォーターヒヤシンスと呼ばれている南アメリカ原産の浮遊性植物です。

世界各国で外来種として侵入しており株が増えるのが早い為、川や池一面にはびこってしまい川底に光が届かなくなるために生物が死滅してしまい、死の川、池になったり、船の往来を妨げるため問題になっている水草です。

そんなホテイ草ですが、ホームセンターなどにGW頃から販売されます。家庭でホテイ草を購入するのは、メダカの産卵床として使用する、水の中の栄養(窒素)を吸収して浄化させる、エビや貝の隠れ家にする、水面を覆ってもらって夏場に水温が高くならないようにする、など、いろいろな役割があるかと思います。

我が家でも、メダカの産卵床としてメインで使用しておりまして、人工の産卵床は卵を産んでくれないこともありますが、ホテイ草は100%と言っていいぐらいに産卵してくれます。

他にもどうしてもエサのあげ過ぎることがあるのですが、水の富栄養化を抑えてくれますし、ホテイ草を持ち上げると長い根にミナミヌマエビやヒメタニシ、カワニナが付いておりますし、ヒメタニシやカワニナがホテイ草の枯れた部分に取り付いて食べていることもあります。

とても重宝しているホテイ草ですが、そんな便利なホテイ草一旦野外に放たれると、この便利な水草が上記のように「邪魔者」になってしまいます。

ホテイ草は屋外で水に浮かべておけば増える、ある意味最強の水草ですが、それには「直射日光☀」が必要でして、この直射日光を浴びないと夏場でも枯れてしまいます。

直射日光を浴びることのできない屋内ではホテイ草は育てることはできません。室内照明では難しいと思います。

屋外で直射日光にあたる場所で水に浮かばせておけば、無尽蔵に増えていきますので、逆に間引きしてあげないといけません。

近所にホテイ草を浮かばせているメダカ池を見かけるのですが、最初はメダカが元気に泳いでおりますが、そのまま間引かないようで、ホテイ草が全面を覆ってしまい、全滅もしくは、数匹しか残っていないような状態がシーズンオフ(冬)に見受けられました。

今年は考えを変えたようでして、ホテイ草は育てているのですが、全面覆わないように仕切りをしておりました。

また、寒さにも弱く気温が10℃、水温が5℃以下になると枯れてきてしまいます。日本(主に本州)の冬は越せませんでしたが、昨今の温暖化によって、一部が生き残り、翌年に再び、川や池を覆い尽くすといって問題になるのです。

家庭ではそうはいきませんので、ビニールハウスや発泡スチロールの中で越冬させる手段もあります。

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元気のないホテイ草が浮かぶメダカ稚魚の容器。
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株は元気がなく白くなって枯れそうです。
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こちらは元気なホテイ草が浮かぶチョウセンブナの容器です。
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株が大きくなって、どんどん増えていきます。
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※最後に
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暖かくなりましたので発泡スチロールで越冬させていたホテイ草の蓋を取りました。今回(2019年~2020年)の冬は発泡スチロールでホテイ草を越冬させました。

前回(2018年~2019年)の冬は、簡易ビニールでの越冬でした。両者を比較しての結果は、前回の簡易ビニールハウスの方が結果は良好だったと思います。

どちらも枯れかけている見た目はあまり変わらないのですが、生存率が違います。簡易ビニールハウスは、全てのホテイ草が生き残りましたが、発泡スチロールは、枯れてしまったホテイ草がいくつかあります。

発泡スチロール自体は保温性は抜群で光を通すので問題ないかと思います。しかし我が家の立地条件が正午頃から日光があたる場所ですので、日光が元々少ない上に発泡スチロールは蓋を閉じてしまいますので、光量が足りずに枯れてしまったのかと思います。我が家は簡易ビニールハウスの方が向いている環境だということがわかりました。

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前回(2018年~2019年)の簡易ビニールハウスの越冬結果です。枯れかけていますが、死滅したホテイ草は一つもなく、春以降の暖かさで再生しました。
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今回(2019年~2020年)の発泡スチロールでの越冬結果です。死滅してしまったホテイ草があります。場所が偏っているので、光が届かなかったのかなと思います。
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メダカの産卵床としてシーズン中は活躍しているホテイ草ですが、基本的に日本の寒い冬は越すことができません。ホテイ草自体は多年草なのですが、いくら暖冬になったとはいえ、日本の寒い冬を越すことはなかなかできないのです。

ただし、稀に冬を越すことができた個体は、再び春以降にランナーを出して増殖していきます。その爆発的な繁殖力で、池や沼、河川を覆い尽くして、日の光が水の中に届かなくなり、生物が死に絶えてしまうことで、国際自然保護連合(IUCN) の世界の侵略的外来種ワースト100に含まれているのは有名です。

そんなホテイ草ですが、家で育てる分には、繰り返しになりますがメダカの産卵床として大活躍ですし、養分の吸収をする能力も高いので、エサをあげすぎで富栄養化した水を綺麗な状態にしてくれます。

シーズン中はランナーを出して爆発的に増殖していきますので、増殖した株を間引いて廃棄していきますが、シーズンが終了するとランナーを出さなくなるので、越冬させてあげないといけません。

まだ、越冬の方法が確立させておりませんので、昨年は簡易のビニールハウスで越冬させて、枯れた部分があったものの、完全に枯れたホテイ草はなく、うまくいったと思います。

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2019年に越冬させた簡易ビニールハウスです。
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越冬した2019年春のホテイ草です。なんとか枯れずに残りました。
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上記の簡易ビニールハウスですが、園芸支柱を組み合わせているだけですので、風に弱くて曲がってしまうことがしばしばでした。

越冬自体はうまく行きましたが、その反省と他の方法がないか模索していたところ、発泡スチロールでの方法がありました。

発泡スチロールが保温性が高く、日の光を通しやすいとのことでして、試してみることにしました。


ホテイ草を越冬させている発泡スチロールです。
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蓋をとるとホテイ草がでてきました。
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枯れているホテイ草があります。昨年の簡易ビニールハウスでは、枯れたホテイ草はありませんでした。
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こちらは元気なホテイ草です。まだ緑の部分は残っておりますが、まだ2月ですので、あと1ヶ月元気でいることができるでしょうか。
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台風15号は今だ千葉県の房総半島中心に爪痕を残しています。台風15号が過ぎ去った後は、晴れても蒸し暑かったり、大雨が降ったりと天候が安定しませんが、朝夕の涼しさや秋の虫たちの鳴き声で、少しずつ秋が深まっているのを感じます。

一足早いのですが、冬に向けての準備を行います。メダカの稚魚を親メダカの容器に移し替えて、親メダカの容器にあるホテイ草を冬越しの容器に移し替えます。


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白メダカの稚魚の容器です。猛暑を生き残った個体数は少なくなりました。
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ヒメダカの稚魚の容器です。ヒメダカはそこそこ生き残りました。
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親の黒メダカにあるホテイ草です。株が大きくなったので、メダカの稚魚を入れると遊泳スペースが少なくなるので、ホテイ草を玉突きで冬越しの容器に移動させます。
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手前が親の白メダカの容器で、奥が親のヒメダカの容器です。冬越しさせた時は、枯れそうで小さかったホテイ草ですが、こんなに株が大きくなりました。
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ホテイ草の葉や根にタニシやエビが潜んでいますので、株を移動させる前に取り除きます。
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見た目はわからないのですが、ホテイ草の根の中に稚エビや稚貝が隠れておりますので、水を溜めてジャブジャブと根を洗います。
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ホテイ草の根の中に隠れていた稚エビや稚貝が水の中に落ちますので、1匹1匹、そうっとさわて救助していきます。
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ホテイ草を発泡スチロールに入れます。これで今年の冬越しをしようと思います。
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ホテイ草を発泡スチロールに移動させましたので、次はメダカの稚魚たちを親メダカの容器に移していきます。まずは白メダカの稚魚です。
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ヒメダカの稚魚の容器です。これは、あちこちの容器にわけていきます。
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親の白メダカの容器に引っ越した後の稚魚たちが泳いでおります。
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ハスの容器に引っ越した後のヒメダカの容器です。
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ホテイ草。

南アメリカ原産で、水面に浮かんで生育しています。花が青く美しいので観賞用に栽培されています。別名ホテイアオイ、ウォーターヒヤシンスです。

生息環境は暖地の湖沼、溜池、河川、水路、水田と、日光があたる水辺であれば、どこでも生育できます。

外来生物法で要注意外来生物に指定されました。世界の侵略底外来種ワースト100の外来種でして、日本の侵略的外来種ワースト100に指定されています。

しかし、それは屋外に放たれた場合の話でして、家庭で生育させる分には、とても頼もしい水生植物なのです。そんなホテイ草の魅力をご紹介します。


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魅力1: 水の浄化能力が高い。
メダカやエビ、タニシ、ドジョウなどを飼育しておりますと、必ずエサをあげないといけません。このエサの残飯、そして生き物たちの排泄物などで、どうしてもビオトープの水は富栄養化していきます。

そして猛毒なアンモニアと亜硝酸が増えていくのですが、これらを微生物が処理をしてくれて、硝酸塩になります。硝酸塩はもう分解されないのですが、植物が窒素酸化物として吸収してくれます。

よって、水生植物と微生物により水のサイクルが廻っていきますが、エサを与えすぎなどで水が富栄養化してしまった場合、このサイクルが間に合わない、処理しきれない場合があります。

このサイクルが間に合わない場合の一助として、ホテイ草は有効です。窒素酸化物の吸収率が高いので、水の富栄養化を防いでくれます。

魅力2: メダカの産卵床になる。
産卵期(4~9月)になりますと、ホテイ草の根にメダカが産卵しますが、人工的な産卵床より、ホテイ草を浮かべておいた方が、よく産卵してくれて、効率よく卵を採取してくれます。

ホテイ草の根に産み付けられたメダカの卵です。
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◆魅力3: タニシ(稚貝)やエビ(稚エビ)の隠れ家、食べ物になる
タニシは水温が上がったら、また水が干上がったら、用土に潜る性質があります。しかし、暑い夏はホテイ草の根にタニシや稚エビが隠れていることがあります。逃げ場のない狭いビオトープでは、ホテイ草が格好の日除けになってくれ、根にぶら下がって暑い夏が過ぎるのを待っています。

またホテイ草の根は天敵から身を守るのに最高の隠れ家でもあります。根を張れば張るほど隠れやすくなります。他にも腐りかけているホテイ草のやわらかい葉は格好の食事になります。タニシだけでなく、レッドラムズホーンやサカマキガイなどのスネール、カワニナなども食事をとっております。

ホテイ草の根に張り付いているタニシです。
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ホテイ草の葉の裏に隠れているタニシたちです。
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