にゃんぱく宣言  作詞・作曲 さだまさし

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お前を飼い主にする前に
言っておきたいことがある。
かなり厳しい話もするが
俺の飼い方を聞いておけ。 
俺の体、俺より管理しろ。
家の外に、出してはいけない。
飼えない数を、飼ってはいけない。
忘れてくれるな
俺の頼れる飼い主は
生涯、お前ただ一人。


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ちょっと前の話ですが、これは7月1日から公開されているACジャパンによる「日本動物愛護協会」の有名なCMですね。その名も「にゃんぱく宣言」。さだまさしさんの名曲「関白宣言」を元にした作品です。

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これは可愛い猫ちゃんを飼育のことを言っておりますが、すべての動物たちのことに置き換えてもいいかと思います。猫ちゃんの寿命は種類にもよりますが14年程度であり、この間、上記の歌のように、しっかり家族として一緒に過ごしてあげないといけません。カメなんて、こちらも種類にもよりますが30年や50年生きるなんてざらでして中には100年以上生きる長寿のカメもおります。ミシシッピニオイガメは、20年から30年位は生きます。

◆カメの寿命
  ・ミシシッピニオイガメ ・・・30年
  ・ミシシッピアカミミガメ ・・・50年
  ・クサガメ ・・・60年
  ・ウミガメ ・・・80年
  ・ワニガメ ・・・150年


上記のようにミシシッピニオイガメは30年は生きますので、もちろん30年を家族の一員としてお付き合いしなくてはいけません。でも人間側の環境は大きく変わります。ミシシッピニオイガメと暮らす年月を想像してみてください。以下に2つのケースを書いてみました。

◆人の年齢10歳で飼い始めたミシシッピニオイガメ シュミレーション
  ■親にせがんでカメを買ってもらったケース
  ・10歳 ミシシッピニオイガメと暮らし始める(カメ0歳)
  ・12歳 中学校入学(カメ2歳)
  ・15歳 高校入学(カメ5歳)
  ・18歳 大学入学(カメ8歳)
  ・22歳 就職(カメ12歳)
  ・30歳 結婚(カメ20歳)
  ・31歳 第一子産まれる(カメ21歳)
  ・33歳 第二子産まれる(カメ23歳)
  ・34歳 第一子幼稚園入学(カメ24歳)
  ・35歳 住宅購入(カメ25歳)
  ・36歳 第二子幼稚園入学(カメ26歳)
  ・37歳 第一子小学校入学(カメ27歳)
  ・39歳 第二子小学校入学(カメ29歳)
  ・40歳 会社で昇進(カメ30歳)

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上記の例では10歳でミシシッピニオイガメに出会った子供時分から、大きく環境は変化します。中学校、高校、大学、就職。そして、結婚、出産、住宅購入などのイベントなどです。人間の住宅環境は大きく変化すると思います。最初は親との同居、その後、早ければ高校や大学での寮での暮らしや一人暮らし、パートナーとの暮らし、やがて家族との暮らしと年代によって大きく変わります。

これは順調な人生の場合です。例えば、うまく就職できないこともありますし、その場合はミシシッピニオイガメの食事や老朽化した設備の交換などにお金をかけれないかもしれません。また、病気をしてしまったら、病気によっては細菌をもっている動物を飼ってはいけないということにもなりかねません。他にもパートナーがミシシッピニオイガメが嫌いかもしれませんし、引っ越し先でミシシッピニオイガメを飼うことを禁止されているかもしれません。

どんな人生の場面でも食事をしてもらい、水替えや水槽やろ過機などの設備の掃除を続けていかなくてはいけません。これはなかなか大変な事かもしれません。

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◆人の年齢40歳で飼い始めたミシシッピニオイガメ シュミレーション
  ■31歳に第一子、33歳に第二子が産まれたことにする
  ■子供にせがまれてカメを買ったケース

  ・40歳 会社で昇進、ミシシッピニオイガメと暮らし始める(カメ0歳)
  ・43歳 第一子中学校入学(カメ3歳)
  ・45歳 第二子中学校入学(カメ5歳)
  ・46歳 第一子高校入学(カメ6歳)
  ・48歳 第二子高校入学(カメ8歳)
  ・49歳 第一子大学入学(カメ9歳)
  ・51歳 第二子大学入学(カメ11歳)
  ・53歳 第一子就職(カメ13歳)
  ・55歳 第二子就職、役職定年(カメ15歳)
  ・60歳 定年再雇用(カメ20歳)
  ・61歳 第一子結婚(カメ21歳)
  ・62歳 第一子、孫産まれる(カメ22歳)
  ・63歳 第一子結婚(カメ23歳)
  ・63歳 第二子、孫産まれる(カメ24歳)
  ・65歳 定年退職、年金支給開始(カメ25歳)
  ・70歳 高齢受給開始(カメ30歳)

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上記の例では40歳で子供にせがまれてミシシッピニオイガメに出会った時から、大きく環境は変化します。子供が中学校に入ると世話をしなくなるので、おそらく親が世話をすることになると思います。子供は成長していき、高校、大学、就職。そして、結婚、孫が産まれるなどのイベントが沢山あります。最初は親との同居していた子供は、早ければ高校や大学での寮での暮らしや一人暮らしで出ていくと思います。

一方、親のほうは転勤や転職などはあるかもしれませんが住む先々でミシシッピニオイガメを家族の一員として一緒に暮らしていきます。徐々に年齢を重ねていきますので、健康でなくてはいかませんし、老後は年金だけになりますので、その中から家族であるミシシッピニオイガメの食事や老朽化した設備の交換などに費用を当てなくてはいけません。一番悲惨なのは自分がミシシッピニオイガメより早く死んでしまうことです。自分が死んでしまったら、残ったミシシッピニオイガメの世話をしてくれる者はいません。家族がいても家族はあなたよりミシシッピニオイガメのことを好きではありませんし、暮らしていく為の知識がなくて、世話ができなくなると思います。

どんな人生の場面でも食事をしてもらい、水替えや水槽やろ過機などの設備の掃除を続けていかなくてはいけません。これはなかなか大変な事かもしれません。

我が家のミシシッピニオイガメの『ミッピーちゃん』です。
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◆ミシシッピニオイガメを飼う、飼わないの判断基準
ミシシッピニオイガメを飼いたいと思う方は下記のことが大丈夫か自問自答してください。

・犬や猫のように愛情表現はしてくれないので不満ではないか?
 人懐っこいんですが、犬や猫にようにじゃれたり、抱きしめたりとスキンシップができる
 わけではありません。
・水が汚れるので、頻繁に水替えできるか?
 食べ残しや糞尿でかなり水が汚れます。ろ過機を入れていてもせいぜい1週間です。
 頻繁に水替えしなくてはいけないので、これが苦痛なら飼わない方がいいです。
・寿命30年一緒に暮らしていけるか?
 寿命は30年と言われているので、10才の人が飼い始めたら40才。
 その間に、中学校、高校、大学、就職、結婚、子供ができる等、生活環境が変化して
 いきます。果たして、その中で変わらぬ愛情を注いでやれますか?




※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。