熱帯魚を飼育しています。熱帯魚ですので必須の設備であるヒーターを設置して水温を一定に保っています。それは特に晩秋から冬、そして早春にかけて如何なく機能を発揮してくれます。

ただ夏を迎えますとヒーターをそのまま点けていますと、夏の暑さも手伝って32℃以上の水温になってしまいます。熱帯魚の適温は23℃~28℃であり熱過ぎますので夏はヒーターを止めます。そして逆に冷風機(クーラー)を点けて水温を下げます。

そして秋になって水温が下がってきますと、冷風機(クーラー)を止めてヒーターを点けます。

我が家のヒーターは26℃固定の温度固定式のヒーターを使用しておりますので、水温計を見ると26℃前後になっています。

しかしながら最近になって水温計を確認しますと、45cmの水槽は23℃前後、30cm水槽は21℃になっておりました。てっきり電源を入れていないかな?と思い、コンセントを見ましたが接続はされています。

コンセントには個別スイッチが搭載されておりますので、ヒーターが接続されているスイッチが「ON」になっているのかも確認をしましたが「ON」になっておりました。

どうやらヒーターが故障したようです。水槽飼育をしていると結構な頻度でヒーターを交換することになります。

熱帯魚を飼う水槽にはヒーターは必須の設備ですがヒーターの寿命はどれくらいなのでしょうか?




メーカーの耐用年数は1~2年と短い
メーカが推奨するヒータの耐用年数は1年が多いです。一部機種で2年のものもありますが基本的に交換目安は1年となっております。

とても短かく感じますね。

電化製品等の一般的な機械の故障が多くなってくるのが1年ごろからです。

ヒーターも御多分に漏れず、1年経過すると故障率が上がってからなのです。

ただ1年経つとすぐに壊れてしまうわけではありません。1年を超えて何年でも壊れるまで使用することはできます。

しかしながら、サーモスタッド内蔵のヒーターやオートヒーター(温度固定式)のヒーターを1年毎に交換となりますと「塵も積もれば」で高額の出費となってしまいます。

長期的に考えますと、サーモスタッド単体でヒーター2つが理想であります。

サーモスタットは壊れにくい(3~5年程度)ので長持ちします。ヒーターは中の電熱線が発熱する仕組です。この電熱線が経年劣化で焼き切れてしまいます(白熱電球が切れるのと似た感じです)。そこでヒーターを2つにして、1つ壊れても水温は低くなるものの1つで賄うという方法をとるのです。

ただし、サーモスタッドとヒーターを別々で購入するので初期費用はかかってしまいます。そして単体同士ですので、幅をとりますので大きな水槽が必要となります。






夏に止めて秋に使い始めると壊れ易いが、必ずしもそうとは言えない
夏になると気温とともに水温も上がりますのでヒーターは不要になります。

実は最初、これを知らずにヒーターを点けっぱなしにしてしに水温が32℃まで上がってしまうことがありました。水温32℃にもなると熱帯魚たちは全く動かなくなりますので、毎日、熱帯魚たちの様子を見ていると、熱帯魚たちの状態がおかしいのがわかります。

話を戻して、早ければ梅雨辺りから秋までの間、ヒーターを止めて水槽から引き上げで保管します。秋になりヒーターを水槽に設置して点けたところ故障していることが間々あります。

24時間365日と年間を通じて点けっぱなしでも長持ちしているヒーターもあります。一方、いきなりサーモスタッドの機能がおかしくなり、温度が上昇し続ける故障や徐々に加温しなくなる故障もありました。

実際には現在のヒーターは品質が一定しているとは言い難いところがあり、機器固有やロットで差がある場合があります。

いわゆる「アタリ(=なかなか長持ち)ハズレ(=すぐ壊れる)」があるのです。

アタリであれば、5年、10年と使用できているといった話もあるのです。

他にもヒーターを使用する環境も関係しており、温度を一定に保つ為にオンオフを繰り返します。特に寒暖差があればオフオンの回数も多くなりますので、その分故障する可能性も高くなります。機械は電源オンオフ時に一番壊れやすい性質を持っている為です。

よって、故障する理由は一概には言えないのが実情なのです。

メーカーが推奨する耐用年数である1年に1回はあくまでおおよその目安ですが、故障に備えて可能であれば、予備にヒーターを用意しておいて故障時に素早く交換できるのが理想です。




故障パターン

熱暴走により水温が高温になる
どの季節でも一番危ない故障です。

自動温度制御機能やサーモスタッドが故障した場合、熱暴走が発生して水温が熱帯魚の適温(23℃~28℃)を超えて30℃を超えて、32℃とか34℃という高温になります。

高温になればなるほど熱帯魚たちの命が脅かされてしまい、高温に耐えれない熱帯魚は死んでしまいます(熱帯魚と言えとも死んでしまいます)。

とにかく早く気付くことが大事です。高温になりますと熱帯魚たちの動きはピタッと止まります。いつも熱帯魚を観察していると、はっきりと「何かおかしい?」のかが判ります。

徐々に水温が低下する
ヒーターは中の電熱線が発熱する仕組であり、この電熱線が経年劣化で焼き切れてしまい、徐々に電熱線の使用できる範囲が短くなり、それとともに水温が低くなるという故障です。

徐々に水温が下がってきますので、なかなか気付くことができません。特に気温がある程度高い季節であれば、気温とともに水温も必然的に高くなりますので気付けません。

気付く場合は、ある日気温が急に低くなった時に思うように水温が上がらないという場合か、水草をトリミングや魚や貝の死骸を取り除こうとして、または水替えの時に思わず水に触れてしまった時にやたら冷たいと感じることで気付くと思います(基本的に水には触れないのでなかなか判らないと思います)。

いきなり水温が低下する
冬は危険な故障となります。

ヒーターは中の電熱線が発熱する仕組であり、この電熱線が経年劣化で焼き切れてしまい、徐々に電熱線の使用できる範囲が短くなり、それとともに水温が低くなるという故障が多いのですが、これは電熱線が何らかの原因でいきなり切れてしまう故障です。

いきなりヒーターが駄目になる故障ですので、気温が高いのにつられて水温も高い季節であれば問題ないのですが、寒い季節ですといくら屋内でも水温が下がってしまいます。熱帯魚の適温(23℃~28℃)の下限(23℃)を下回り、さらに20℃を下回りますと熱帯魚たちの動きが活性が落ちて鈍くなります。

実は25℃以下になると白点病、20℃以下になると水カビ病が発症しやすいのです。熱帯魚の適温の23℃~28℃というのは熱帯魚全体を指してですので、加味しますと熱帯魚の実際の適温は26℃~28℃になります。

オートヒーター(温度固定式)は26℃になっているは『幅広い種類の熱帯魚に対応でき、病気が発症しにくい温度』ということなのです。




大事なのは毎日熱帯魚たちを見ること
ヒーターの故障はなかなか気付きにくいのですが、水温計を設置して、毎日といいますか、時間があれば常に熱帯魚たちを見てあげていれば、万が一、ヒーターが故障したとしても直ぐに気付いてあげることができます。

日頃の熱帯魚との関わり具合が熱帯魚たちの命を救います。



※最後に
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