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屋外でメダカを飼っていて、温暖化となっている7~8月の気温40℃近い猛暑を何とか耐え忍びますと、秋にならずに、いっきに冬の寒さを迎えることになるのが近年だと思います。

ただし、いくら温暖化となっても日本の冬は寒くなりますので、屋外飼育のメダカの水温も下がりますので「冬の管理」が必要となってきます。

冬は気温がグッと下がりますので、メダカの活性も落ちますので、シーズン中(3~11月)の毎日のお世話はいりません。逆に全くお世話がいらないかと言われるとそうではありません。

冬には冬の「管理」が必要になります。それでは、どのような「管理」がいるのでしょうか?

冬場にエサやりは不要だが、暖かい日はあげていい
冬場におけるエサやりは不要です。冬場にエサをあげてのメダカの活性が落ちている為、エサを消化しきれずに体調不良に陥ることがあります。また、エサをあげてもメダカが全てを食べてくれることがなくエサが残ることで水が汚れてしまうことがあるからです。

これは、どこの本でもプログでも書いてあることです。

しかしながら、最近の温暖化では冬も寒くならずに水温も下がりません。冬も暖かすぎてメダカの産卵可能な水温20℃以上になることもあります(南関東以南)。実際に間違って抱卵してしまっていることがあります。

温暖化となりますと、冬という文字一括りにすると「杓子定規な飼育」しかできませんので、気温が高ければ、メダカの活性が上がりますので体力も消費します。従いまして、体力を補充するエサやりも必要となります。

このエサやりは非常に難しいのですが、晴天が続いている中で暖かい日が適当です。次の日が冬日(最低気温が0℃以下)であるならば適当ではありません。

冬場の産卵もあるので、抱卵したら屋内一択
温暖化では、冬も暖かすぎてメダカの産卵可能な水温20℃以上になることもあります(南関東以南)。

メダカは産卵はしますが、この卵は孵化しません。メダカの孵化は積算温度が「250℃」になると孵化するという法則がありますが、冬場だとなかなか到達しませんし、なんとか孵化しても稚魚は育たず、冬場の水温に耐えられずに死んでしまうでしょうk。

抱卵したメダカを発見したら、ただちに屋内の水槽でも用意し抱卵メダカを移動させて暖かいところで産卵させましょう。

水足し
いくら温暖化になっても、乾燥した冬では容器の水は急激に減っていきます。足し水を怠らないようにしましょう。足し水は事前に水道水をバケツなどの容器に汲んでおき、カルキ抜きをしたものを使用します。

水替えはしてはいけません。冬場で活性の落ちているメダカの水質変化は負担がかかってしまい、死なせてしまいかねません。



※最後に
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