8月もあと少しで終わろうとしています。8月最後の猛暑となっておりますが、メダカたちも元気に泳いでおり、産卵も5、6月に比べるとかなり少なくなりましたがホテイ草に少しずつ産卵しております(産卵のペースはあくまで我が家の話です)。

飼育者であれば、今いるメダカの産卵によって沢山の個体を増やしていきたいものです。

ただし、メダカの卵は隔離しないと、なくなっていってしまいます。それは例えばですが、エビやドジョウ、タニシを混泳させていたとしても、混泳しているメダカ以外の種が卵を食べてしまうわけではありません。

卵の最大の敵は『親メダカ自身』です。

メダカは産卵しても、卵や産まれた稚魚も自分の口に入るのであれば食べてしまいます。
同じ容器内で親メダカがいるところで子メダカ(=稚魚)が育つことはあまりありません(隠れ家があれば可能性はあります)。

そこでメダカの卵は産卵したら隔離して孵化させて稚魚を育てなくてはなりません。
飼育者はタイムリーに産卵された卵を採取して隔離しなくてはいけません。

どうすれば、タイムリーにメダカが産卵した卵を採取できるのでしょうか?

まずは、メダカが産卵兆候を見逃さないようにする必要があります。

産卵の兆候はメダカのお腹に卵をぶら下げるようになる抱卵(ほうらん)姿を見せてくれます。抱卵はメダカのお腹と尾びれの間に部分をよくよく観察するとわかると思います。

ただ何匹かの少数精鋭で飼っておりますと、抱卵姿はわかりやすいと思いますが、飼育容器の中で多頭飼育、それもかなり多い個体数ですと見逃してしまう場合もあります。

また、メダカの抱卵から産卵までの時間は24時間程度ですので、産卵するまで待っていられません。

そこで、ある程度当りをつけて産卵した卵を採卵する必要があります。

産卵する場所は、アナカリスやマツモなどの水草もいいですし、人工産卵床でもいいのですが、ベストな産卵床としてホテイ草をオススメいたします。

メダカの産卵は普通早朝に行なわれます。野生のメダカの場合、朝の4〜5時に産卵が行なわれることが多く、朝8時頃には終わると言われています。

ただ、飼育メダカは早朝に産卵するとも限りません。ただし、メダカの産卵の目安として午前中早いうち、10時ぐらいまでに産卵するものとして、午前中に採卵して隔離容器に孵化させます。

採卵はメダカのお腹から直接採卵する方法と水草や人工の産卵床に産み付けられた状態で採卵する方法があります。産卵床に産み付けられた卵を採卵する場合は、産卵床ごと隔離容器に入れる場合と、産卵床に産み付けられた卵を隔離させる方法があります。

ここでは、産卵床に産みつけられた卵を採卵して隔離容器に入れる方法をオススメします。メダカから直接採卵する方法は、メダカを捕獲、メダカから卵を取り除くのにメダカの負担になりますし、産卵床ごと隔離容器に入れますと、新たに産卵床を入れないといけない手間や準備が必要になるからです。

産卵床からは指で直接、卵をつまんで隔離容器に入れます。卵をつまんでも有精卵であれば、力任せにつままない限りは卵は潰れません。つまんだ卵は隔離容器の底に沈めます。沈んだ卵でも無事に孵化します。


隔離容器に卵を入れる場合ですが、1回目だけ水は水道水をそのまま入れても大丈夫です。カルキ(塩素)は魚には有害ですが、メダカの卵は膜で覆われており死んでしまうことはありません。

2回目以降、採卵した卵を追加して入れる場合は、すでに稚魚が産まれている可能性がありますので、卵を入れる場合に足し水をしたい場合は、カルキを抜いた水にしてください。

メダカの卵を隔離容器に入れてから、大体1週間から10日程度で孵化(250℃の孵化法則)します。
メダカの卵をたくさん隔離して子孫を増やすことにトライしてみてください。



※最後に
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