ホテイ草の根をカットしました。我が家では定期的に根をカットしています。
ホテイ草は夏になると、強い日差しがホテイ草にあたり、メダカや金魚などを一緒に飼育しているとメダカや金魚の排泄物やエサの食べ残しが分解され、ホテイアオイの肥料となり、メダカや金魚は夏は元気でエサを多く食べて排泄も多くなり、水の中の栄養が増えて、これを吸収しますので、自然とホテイ草が大きくなる条件が揃います。
野生といいますか、野に不法投棄されたホテイ草の大きさはゆうに1メートルを超えてきて、河川を占領して河川の底に届く光を遮ります。光を遮られた生き物たちは死滅してしまいますし、大きいので枯れてくると腐って河川を汚染していくのが、大問題になっております。
ホテイ草の根が伸びてくるとメダカや金魚にしてみれば遊泳スペースが少なくなり窮屈になるうえにあまりにも根の勢いが凄過ぎると根に絡まって脱出できずに死んでしまうこともあります。
ホテイ草は大きくなるとともに、根を伸ばして水の中の栄養を吸収効率を上げてきます。そして、容器の底までは河川のように深くないので根付いてしまいますので、ここで根をカットして根付かないように、そして大きくならないようにします。
ホテイ草の根には本来の役割である水分や栄養分を吸収することは勿論のこと浮草として全体のバランスを取る役割もありますので、あまり短く切らないようにしましょう。
ホテイ草の根を切るのは夏以外にありません。秋や冬の時期にカットしてしまいますと、逆に栄養が取り込めずに枯れてしまいます。
ホテイ草の根をカットしますと、浮草の役割を取り戻し、少しの風で水面を動いていくようになります。一定の箇所に留まっていないので、水底にも光があたり、バクテリアが元気に育ち、水を分解して浄化してくれます。ホテイ草自体の水質浄化能力は凄いのですが、根を切っても再び新しい根をすぐに生やしてきますので、根が水の養分を吸収してくれる能力が落ちるのは一時的なものです。
※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。
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