2022年も残りわずかです。コロナ禍は相変わらずですが、世間は経済優先といいますか、コロナ慣れしてしまい、インフルエンザと変わらない捉え方になっており、出勤や外出をすると、どこも人でごったがえしています。

たしか第8波だったと思いますが、もう何波だかよくわからなくなってきました。これからも波は沢山きますので、世間は政府のことなど見向きもせずに、密になる場所ではマスク着用、そして検査の自己対策、また罹った時はの医療機関にかかる自己対応で荒波を乗り切ると思います。

そんなコロナ禍の最初は、やれロックダウン(日本はできない)だの、外出自粛だの、リモートワークやオンライン授業など、インドア、在宅で過ごすことを余儀なくされておりました。

そうなりますと、在宅でも何か楽しめるものということで、在宅によるブームも生まれたわけでして、ウォーキングやジョギングなどの運動や、家庭菜園やガーデニングなど植物育成などに混じって、ペット飼育もありました。

ペットの中でも「メダカ」は、とても飼い易くて安価であり、古くから親しまれている魚で、品種改良が進んで500種以上のメダカがいますので、大人気となり、コロナ禍前から大ブームとなっています。業者や玄人による品種改良により、毎日のように新しいメダカが誕生しているといっても過言ではありません。

長らくは金魚が淡水魚飼育の主役であり、祭りや縁日の金魚掬い、ペットショップ販売で、淡水魚飼育と言えば金魚でした。

今やメダカが完全に主役の座を射止めており、コロナ禍によるペットブーム終焉とともにメダカブームも一段落といったところですが、今でも主役はメダカのままです。

何故、メダカは金魚より人気があるのでしょうか?

一言でいいますと・・・・・メダカは金魚より飼い易いからです!

これでは、身も蓋もないのですが、簡単にいうとこの一言ですまされます。

実際には、メダカのどこが魅力的なのでしょうか。

飼育が簡単
メダカは、止水で飼えますし、水替えもする必要はありません。金魚は60cm(奥行30cm)ですと、水量55Lぐらいとしますと、金魚だと3匹程度しか飼えませんが、メダカだと1L=1匹の法則でいきますと、55匹は飼えます。1L=1匹はあくまで参考ですので、実際にはもっと飼えます。

そして、メダカはエサの量が少ないので、水の汚れも少なく、年に1回の水替えでよく、後は足し水ですみます。

また、他の水棲生物と混泳し易く、ヌマエビやタニシ、カワニナ、ドジョウなど混泳できる種類が豊富です。

メダカも容器も小さく、場所をとりません。

繁殖が容易で品種改良がしやすい
メダカは成魚になるのは2~3ヶ月程度ですし繁殖し易い魚です。水温や日光の管理ができれば、屋内であれば冬も関係なく1年中、産卵させることができるのです(屋外であれば日照13時間以上、水温18℃以上の春(4月)~秋(10月))。

金魚ですと繁殖は春(4~6月上旬)・秋(9月下旬~10月中旬) 水温が18℃~25℃の早朝であり、繁殖自体が難しいです。

また成魚になって繁殖するのに最低2年かかりますが、メダカ繁殖サイクルが短いので品種改良がしやすいのです。

品種改良により魅力的なメダカを飼うことができる
メダカの品種改良が日々行われて、今や500種類いるといわれています。ラメの入った綺麗なメダカや、ダルマのような特殊な体型のメダカを飼うことができます。

ピンからキリまでの値段ですが、値段を気にしなければ、とても綺麗で流通が少ないレアなメダカを飼うこともできるのです。

金魚は形のバリエーションこそ豊富ですが色合いという点で見ればワンパターンと言わざるを得ません。

販売して儲けることもできる
メダカの繁殖サイクルが短いので、市場に流通が少ないレアなメダカを購入して繁殖させて販売することができます。また、品種改良で自分の作品を作り出して、独自に販売することもできます。

リアル店をもたなくても、Yahooオークションやメルカリなどのネットを使用して販売すれば、素人でも、うまくやれば、ちょっとした副業で儲けることも可能です。設備投資は少なくてすみます。



※最後に
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