寒い~。今日は仕事で多摩にいったのですが、京王多摩センター駅に降りたち、駅を出ますと、高架の遊歩道を歩いて目的の場所に行きましたが、丘の上から吹き下ろす強風が容赦なく体温を奪いまして、コートとマフラー、コートの下にはワイシャツの上にベストを着て行ったのですが、それでも寒い寒い!堪えました。

こんな寒い日でしたが、帰宅して屋内飼育の熱帯魚の様子を見ますと、暖かい水の中で元気に泳いでいる姿を見ることができます。

一方、屋外飼育のメダカはといいますと、こんなに寒いのに元気にとまではいきませんが水面に出てきて泳いでいます。

本来、日本の在来種でもあるメダカは日本の春夏秋冬を過ごすことができますが、それは特に冬の場合は水(の中まで)が凍らない水温0℃以上の場合です。また、近年の温暖化による猛暑日では水温38℃以上は煮えてしまいます。

メダカが最も活発になるのは水温22℃~28℃であり、生存水温は0℃~38℃というわけです。そして繁殖が水温20℃というわけです。

一方、外来種である熱帯魚は種類にもよりますが、水温24℃以上28℃以下が適温(熱帯魚の場合は適温の定義が結構バラバラなのです)であります。水温を18℃を下回るか、水温32℃を上回ると死んでしまいます。

熱帯魚が最も活発になる水温は24~28℃、生存水温は18~32℃というわけです。熱帯魚の場合は、生存水温の幅が狭いので、ヒーターが必要となってくるわけです。


メダカも熱帯魚の、どちらの魚も生存水温を超えると、どういう状態になるのかは一緒です。

『 動かなくなります。 』

これは、毎日観察していたら、わかります。

元気に泳いでくれていたメダカや熱帯魚たちが、ある日の境に動きがピタッと止まる、または動かなくなる。

毎日観察していると「あれっ」となるのです。あとは「気付くこと」ができるかです。これは飼い主の危機察知能力にかかっています。

地道な毎日の観察が生きてくるのです。毎日観察記録をつけろとは言いません。ただ、何となく眺めることもあるでしょう。しかしながら、それだけでも観察になっているのです。

ここからは素早く行動です。絶対に後回し、例えば、昼時だったら「昼食後にでもやろう。」などとは思ってはいけません。

メダカや熱帯魚は、最後も力を振り絞って、飼育者であるあなたの助けを待っています。水温が低ければ、徐々に水温を上げてあげる方策をとる、水温が高ければ、日蔭を作って徐々に水温を低くしてあげる方策をとりましょう。

我が家は、ヒーターが、おそらく故障して暴走して水温が34℃と高温になった時や、同じくヒーターが故障して水温が21℃に低温になってしまった時、日当りが良すぎて夏場に水温が33℃になった時など、幾度と毎日観察することによって、救うことができました。

忙しい毎日を送っていると思いますが、毎日、一度でもいいから、ぜひメダカや熱帯魚の観察をしましょう。魚たちを生かすも殺すも飼い主次第なのです。



※最後に
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