◆ドキュメント
作成日付:2020/10/05
更新日付:----/--/--
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※2021.11.23更新(過剰広告カット)
※2021.12.05更新(目次へ戻るを付けました)
※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)

◆はじめに

メダカを飼おうとしますと、あるいはメダカを飼い始めますと、いろいろな疑問がでてきます。

その疑問は一例を言いますと飼育水の入れ替えの量やタイミング、またメダカのエサやりの量やタイミング、稚魚をそうやって育てるのかなど、いろいろと出てくると思います。

インターネットで情報を収集するのが一番の近道でありますが、いざ自分の飼育環境に当てはめてあっているかどうかで、手探りで行うことになります。

ただ、手探りで行うにしても、ひとつのサイトを見て「このやり方は本当にあっているのか?」と思い、あちらこちらのサイトを見ることになると思います。

そして最終的に「これだ!」といった飼い方、または「この飼い方は他のサイトでも載っていたから正しいのかな」と最大公約数的な考えとして、飼い方を決定するのではないでしょうか?

そんな一つのサイトになれればと思い書いてみました。もしよろしければ、ご覧になっていってください。

◆目次

孵化した稚魚が死ぬ
稚魚を親と一緒にするタイミング
ヒーターなしで飼える?
ミナミヌマエビかヤマトヌマエビか?
直射日光は当てた方がいいのか?
容器は浅い方がいいのか?、広い方がいいのか?
メダカは何もない環境がいいのか?
ドジョウはどれがオススメなのか?
タニシはどれがオススメなのか?
1L1匹は正しいのか?
冬から飼えるか?
金魚と飼えるか?
容器はアクリル?ガラス?
飼うのは屋内?屋外?
フィルターやエアポンプはいるのか?
エサの量とタイミング
エサをあげてもさらに食べたがる
ソーラーパネル式エアポンプ
浮草が水面を覆っている
違う種類のメダカを入れても大丈夫?
近親交配させないようにするには?
ミネラルウオーターは使えるのか?
手間がかかるのか?


◆孵化した稚魚が死ぬ
孵化した稚魚が死んでしまうのは「餓死」が最も多い理由です。孵化した稚魚は2~3日はお腹についている栄養袋から栄養を補給して生きていますが、そこから先はエサを食べ始めます。

孵化した最初はエサを食べないから放っておきますと、あっという間に餓死でいなくなってしまいます。とても小さいので死んだことに気が付かない。おそらく多くの稚魚が生まれていると思いますが、ふと気付くととても稚魚が少なくなっていることに気が付きます。

メダカには胃がありませんので食べていないと栄養が足りなくなります。稚魚のお腹を満たして大きくするには、稚魚用で粒子の小さいパウダー状の稚魚専用のエサを与えます。

それでも毎回与えるとなりますと大変ですので、グリーンウォーターと呼ばれる植物プランクトンがいる状態の水を作り上げるとメダカの稚魚は植物プランクトンを食べて大きくなりますのでエサ不足にはなりにくいです。

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◆稚魚を親と一緒にするタイミング
子メダカ(稚魚)は大体3mm程度で生まれてきます。親メダカは口に入る大きさであれば稚魚と認識せずに食べてしまいます。

親メダカの大きさや飼育環境(隠れ家など)にもよりますがメダカの子が親と安全に同居するには2cm程度が目安です。

ただ、2cmで親メダカと一緒にした場合、親メダカの方が当然大きいので追いかけ廻されたり、エサ取りに負けたりしてしまうこともあります。特にずっと追いかけ廻されますとストレスで死んでしまうこともありますので、眺めていて追いかけ具合がひどいようであれば、一旦引き離した方がいいと思います。

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◆ヒーターなしで飼える?
屋内でも屋外でもヒーターなしで飼えます。水温が15℃を下回ると活動が鈍ります。

しかしながら、屋外で真冬に容器の水全てが凍り付いてしまうような場所ではメダカも凍り付いて死んでしまいます。屋内でも15℃を下回らないような暖かい場所に置くいたほうがメダカにとってはよいです。

◆メダカの水温

36℃以上⇒死んでしまう
30℃~35℃⇒活動が鈍る、食欲なくなる
・16℃~28℃⇒活発に活動
・10℃~15℃⇒活動が鈍る
5℃~10℃⇒食欲なくなる
5℃以下⇒冬眠状態
0℃以下⇒死んでしまう
 ※氷が張っても水面だけで水底が凍らなければメダカは生きることができます。
◆ミナミヌマエビかヤマトヌマエビか?
ミナミヌマエビでもヤマトヌマエビでもどちらでも構いません。コケ取り能力ではヤマトヌマエビの方が優秀です。体格はヤマトヌマエビがオス4cm、メス5cm程度になるのに対してミナミヌマエビはオスメスともに3㎝です。

しかしながら、ヤマトヌマエビは繁殖が難しいです。ヤマトヌマエビの子供はエビの幼生の総称であるゾエアと呼ばれます。このゾエアは汽水でしか生きられませんので稚エビになることはできません。

逆にミナミヌマエビは繁殖できます。ただ爆発的に増えますので頭数管理はできません。

よくメダカを襲うと言われますが、どちらも襲いません。弱っているメダカを襲うことはありますが、それはエビが弱っているのをメダカが襲うのと同様です。元気な個体は襲われません。

ヤマトヌマエビもミナミヌマエビも高い水温と水質汚染に弱く死んでしまいます。丈夫さは互角と思います。

お好みで入れていいと思います。

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◆直射日光は当てたほうがいいのか?
そもそもメダカが日光に当るのは元気な体を維持する為です。よく言われているます繁殖をするのは13時間の日照時間(水温20℃以上の条件)が必要の話より、はるかに重要なことです。日光には紫外線が含まれており、この紫外線を浴びることで丈夫な骨や体を作り上げます。

日蔭では丈夫な体を作り上げるのが難しく、徐々に弱っていき最後には最後には死んでしまいます。メダカのエサとなるコケや植物プランクトンなどは日光に当らないと生きていけませんし増えていきません。水生生物も繁茂しませんので飼育水をろ過する効果が薄れます。

しかしながら、直射日光を当たりすぎますと特に夏場などは水がお湯になってしまうほどに水温が上がりましてメダカが死んでしまいます。そこで簾(すだれ)をかけたり、水生生物でメダカが隠れる場所を作ってあげたりしないといけません。我が家の経験上では水温36℃まで生きております。

屋外では日光によって健康な体を維持することができますが、屋内では照明やろ過機などで屋外のような環境を作り上げるのはなかなか難しいのです(もちろん出来ないわけではありません)。

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◆容器は浅い方がいいのか?広い方がいいのか?
メダカを飼う場合は水深よりも面積が重要です。例えば同じ水量の容器があるなら水深の深い容器より面積の広い容器のほうが、水面で棲息しているメダカにとって水面に落ちたエサを食べやすいのと酸素も取り込める利点があります。

野生のメダカは田んぼや小川など非常に水深の浅い場所にも住んでいますし、屋外で飼育されるとわかりますが冬場以外あまり底にいることはありません。

ただ、水深が浅すぎると真冬に氷が張った場合や水温の外気に影響を受けやすく死んでしまうこともありますので、ある程度水深の深い容器(水深15cmはほしいです)がいいのはたしかです。

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◆メダカは何もない環境がいいのか?
条件によります。屋外であれば、水草はホテイ草かアナカリス、マツモが入っており、グリーンウォーターまでいかなくても植物プランクトンなどの微生物が豊富でコケが繁茂している状態、そして個体数が適正であれば、エサを与えなくても長く生きられます。足し水のみで生きられます。

何もしなくても放置で問題ありません。

メダカの一番の大敵は、実は「エサ」です。「エサ」のあげ過ぎで水が汚れてしまい下手をするとメダカが死んでしまうのです。あるショップの店員さんは「魚が死ぬのはエサなんですよね。」と言い切っておりました。

メダカにエサをあげるのは、自然より早く成長させる為、繁殖させる為、メダカ全部にエサが行きわたらないので人工飼料で補う、だと思います。よって自然に近い形で大きくする、繁殖させるには何もしない環境となります。

ただ、容器内で飼えるメダカの頭数はおのずと少なくなります。また、繁殖しても卵や稚魚が食べられてしまいますので、親になる確率がとても低いです。

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◆ドジョウはどれがオススメなのか?
ドジョウは、マドジョウと変異種のヒドジョウがおりますが、できれば一緒に混泳させない方がいいです。雑食性が強く、飢餓に襲われる冬場などにメダカに襲いかかることがありますし、ミナミヌマエビやヤマトヌマエビを食べてしまうこともあります。

その点、シマドジョウは、マドジョウより雑食性が強くありませんし、マドジョウの体格は15cmを超える場合がありますが、シマドジョウは10㎝程度ですので、メダカやミナミヌマエビ、ヤマトヌマエビの驚異にはなりません。

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◆タニシはどれがオススメなのか?
一番のオススメはヒメタニシです。ヒメタニシは水質汚染と水温の高低どちらにも強いので生命力が強く、水質を改善してくれ、コケなども食べてくれる「掃除役」として重宝します。

ヒメタニシの棲息場所は、田んぼや放棄水路、池沼、水路、河川中流から下流などの浅くあまり流れのない場所を好んで汚れた環境にも多く見られます。

オオタニシですと、水質が綺麗な場所でヒメタニシより低水温を好みますので混泳させるのはやや難しい部類に入ります。

オオタニシの棲息場所は、緩やかに流れる河川や池沼、水路などのある程度の水量と水質が安定している環境を好む。田んぼでは、山間のわずかに湧き水のあるような場所に見られ、平野部に広がる大規模な田んぼでは見られません。

メダカにはヒメタニシがあうと思います。

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◆1L1匹は正しいのか?
メダカを飼うにはよく1L1匹と言われております。これは、あくまで目安で極端な話で言えば1Lで2匹飼っても構いません。あまり気にする必要はありません。もちろん水量が多い方が少ない方より水質や水温が安定しますので水量が多いにこしたことはありません。

メダカを繁殖させているとわかりますが、実際は1L1匹なんて贅沢な?水量では飼えません。実際には逆に過密で飼育しております。

また、例えばですが12Lの容器があるとしますと飼えるのメダカ12匹となりますが、水を一杯にいれて12Lだと思います。満杯に入れたらメダカが飛び跳ねて容器の外に出てしまうかもしれません。他にレイアウトの流木や岩、水草、底床に用土などで12L入れられないと思いますし、混泳させるエビやドジョウ、タニシなどの貝など入れて考慮しますと、とてもメダカの数を少なくしなくてはいけません。

1匹に対する水量が少なくても、ろ過などの設備で水質を安定させるとか、水替え回数を少し多めに行う、あるいは水生植物やタニシなどによる生物ろ過などで、水質を安定させることができます。

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◆冬から飼えるか?
暖かい水温で育てられていたメダカを冬に購入して飼い始めるのは、なかなか厳しいと思います。それは屋内でもです(屋外は論外)。

暖かい水温で育てられたメダカが寒い気温にさらされて(無論保温はしますが)運ばれますので弱ります。

どうししても暖かい水温で育てられてメダカが自分の家の水槽でも水温は違いますので、ダメージを受けてしまうことが多いと思います。

できるだけ、暖かいシーズン中(3月~10月)までに飼い始めたほうがよいと思います。

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◆金魚と飼えるか?
金魚は雑食性が強く口にはいるものなら何でも食べてしまいます。メダカは3㎝、金魚は20cmになります。20cmにならなくても金魚の口に入るようであればメダカは食べられてしまいます。

また、金魚の尾びれによる水流に巻き込まれて、メダカは徐々に体力が奪われていきます。追いかけられることもありますのでストレスがたまります。エサもメダカと金魚で奪い合いしても勝てません。

メダカは徐々に体力を奪われていき死んでしまいます。メダカは金魚と混泳させないようがいいです。

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◆容器はアクリル?ガラス?
お好みで構いません。アクリルとガラスの比較で判断するといいと思います。ただ、アクリル水槽の方が小さい容器であればガラス水槽より安いのですが、大型になるとアクリル水槽がガラス水槽より高価になりますので考慮してください。

❖ガラス
 ・メリット
  -透明度が変化しない
  -温度変化によりゆがまない
  -傷がつきにくい
 ・デメリット
  -衝撃に弱く割れやすい
  -重い

❖アクリル
 ・メリット

  -衝撃に強く割れない
  -軽い
 ・デメリット
  -傷がつきやすい
  -曲がりやすい
  -高温に弱く変形しやすい

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◆飼うのは屋内?屋外?
屋内では、水槽(必須)、水槽と水質を安定させるろ過器一式(必須)、空気を送るエサポンプ(好み)、冬場温めるヒーター(無加温でも可能です)、夏場冷やすクーラー(涼しいところに置かないと意外に水温は上がります)、水温計(好み)、水草(好み)、用土(好み)、照明(必須)、タイマー時計(自分で証明をOn/Offするならば不要)などを揃えます。費用はピンキリで7,000円程度から、まともに揃えるとなると10,000円はかかると思います。

屋内では、容器(必須)、水草(必須)、用土(好み)ぐらいですみます。費用は容器の大きさなどにもよりますが3,000円程度ですみます。

費用対効果だけで屋外を選んでもよいです。屋外はメダカの身体を健康的にする日光があります。日光は繁殖を促してくれます。

また水槽管理であるコケ取りが必要ありません。水を富栄養化させないことなどが条件ですが、タニシなどのタンクメイトを入れておけばコケをある程度ですが食べてくれます。

水替えも必要ありません。足し水だけで大丈夫です。水が富栄養化しずぎないようにエサのあげ過ぎ、生体の入れすぎ、用土に肥料を使いすぎないなどが条件ですが、水替えが必要ありません。

通常春に全替え、植え替えなどを行いますが、水草の種類により植え替え不要ですし、底床の用土交換も用土なしのベアタンクであれば全替え不要になります。

屋外がいいかといいますと、屋外は水温が安定しません。春夏秋冬があり1年中水温が変わります。特に夏場の猛暑により、直射日光を浴びると水温は35℃を超えて、メダカが煮立って死なせてしまうこともあります。冬は冬で真冬に水が全て凍ってしまうような場所であれば、メダカも凍り付いて死なせてしまいます。

屋外はシーズンがあり、3月~10月まで楽しめる期間であり、11月~3月まではメダカは水温5℃を切りますと冬眠状態になります。

その点、屋内であれば1年中暖かいので年がら年中メダカの観察を楽しめます。また、日光に当る照明で産卵させることもできますし、ろ過はろ過機で水質を維持することもできます。

また、ヒーターやクーラ―を使用していなくても水温も安定しておりますし、コケ取りなどもカノコ貝などの生体を代わりに入れれば、しっかりとコケを食べてくれます。

お好みでどちらかを選択してください。

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◆フィルターやエアポンプはいるのか?
フィルター、ろ過機ですが絶対に必要です。ろ過機がなくても大丈夫なのですが、ブリードを本格的にしている、メダカの販売業者など上級者の方々だけです。一般的な人間が飼育する場合は、ろ過機は絶対に必要です。

一方、エサポンプが必要なのかと言いますとなのですが、まずエアーポンプは、エアレーションにより、水槽内に酸素を供給したり水を循環させたりするために空気を送り込む装置です。

ろ過の機能はない、あるいは少ないので、エアーポンプよりろ過機を購入することをオススメします。

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◆エサの量とタイミング
メダカのエサは4月~10月のシーズン中は週2回程度で朝夕に与えます。3月、11月は週2日でもいいですが夕方1回でも構いません。よく5分で食べれる量と言われていますが、それでは多いと思います。実際には2分程度で食べれる量がいいと思います。

夏場は日中水温が上がりますので日中に与えますと体調不良になりますのでやめましょう。水温の低い朝方にエサを与えるようにしましょう。

メダカの死因のひとつは「エサやり」です。エサの与え過ぎによる水質悪化で死なせてしまうのです。最適な量はメダカの数や大きさ、季節によって違いますので、手探りで少しずつ量を増やしたり減らしたり、回数を増やしたり減らしたり、タイミングを変えたりとして、最適なタイミングと量を把握するようにしましょう。

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◆エサをあげてもさらに食べたがる
メダカにはお腹がいっぱいになるという感覚がありませんし、口に入るものを食べる習性があります。自分が産卵した卵も孵化した稚魚もエサと思って食べてしまいます。

エサも与えたら、与えた分だけ食べてしまいます。そのうちにメダカが体調不良になるか、水質が汚れてメダカを死なせてしまいます。

メダカがエサを欲しがっていそうでも追加で与えてはいけません。メダカの為にも我慢しましょう。

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◆ソーラーパネル式エアポンプ
エアポンプは水流を発生させてメダカを泳がすことと水流がでている自体を楽しむ目的で購入するかと思います。しかしながら、現時点で「これ!」という決定打のある商品はありません。

まず晴れの日でないと稼働してくれません。晴れてもエアの圧力も弱いので想定通りの水流が出ません。蓄電のあるタイプもすぐに電力を消耗してしまい長時間日光が当らなくても稼働できるような時間は稼働してくれません。

また、場所も以外にもとりますので容器の大きさによってはメダカの邪魔になります。

他に噴水の給水口に泥や砂利、ゴミがつまって噴水が出なくなります。

ソーラーパネル式のエアポンプはオススメしません。

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◆浮草が水面を覆っている
アオウキクサやアマゾンロビンフッド、ホテイ草などの浮草が水面一面を覆ってしまいますと、メダカは水面から酸素を補給できなくなってしまいます。浮草は水中に光合成で酸素を補給しません。

また水面に浮いているエサを食べることができなくなってしまいます。水中に日光が届かなくなります。微生物でも日光を必要としますので死に絶えてしまいます。

ホテイ草などが捨てられて「青い悪魔」としてはびこっているわけの一つはこれです。

多くなってきたなと思ったら、すぐに間引きましょう。週末にでもとか思わないで「思い立ったら吉日」の精神ですぐに間引きましょう。浮草の繁殖力はすごく、あっという間に水面を覆ってしまいます。間引く時は思いきって3分の2くらい間引いてよいと思います。

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◆違う種類のメダカを入れても大丈夫?
同じ容器に違う種類のメダカを入れても問題ありません。一緒に入れていますと必ず交配しますので、その子供は両親の綺麗な色を引き継いで生まれますがそのままではありません。

両親のDNAを引き継ぎますので両親とは違う色のメダカになります。でも品種改良はそのような形で新たな品種を作り出していますので醍醐味ではあります。

黒メダカとヒメダカを一緒の容器に飼いますと両親の色を引き継いだ斑模様(まだらもよう)の個体が産まれました。

ただ同じ系統で交配するよりは血が薄くなって丈夫になります。

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◆近親交配させないようにするには?
3世代ぐらいに新しい親を購入なり貰うなりして新しい血を混ぜていきます。

販売されているメダカは同じ店であれば、ほぼ近親交配となります。

販売されている個体から繁殖させるのであれば、いつもと異なる店の個体と交配させたほうが血を薄められるので奇形や劣等遺伝等の確立が減ります。

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◆ミネラルウオーターは使えるのか?
ミネラルウォーターはメダカなど飼育されている魚の飼育には不向きな水です。メダカの飼育に適した水は、生息環境の水質に似たミネラルの少ない軟水なのです。

しかしながら、ミネラルウォーターはミネラルを多く含んだ硬水が多いのです。このミネラルの多い硬水は魚にはストレスとなってしまいます。

メダカなどの魚の飼育に適した水は水道水です。日本の水道水は軟水ですなので、メダカの棲息環境の水質に似ています。

水道水には塩素が含まれていますので、そのまま入れてはいけません。魚にとってはかなりのストレスになります。水道水には塩素中和剤を入れて塩素を取り除いてから(=カルキ抜き)容器に入れます。

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◆手間がかかるのか?
メダカ飼育は手間がかかります。飼育環境を決めますが、屋外か屋内で飼うのか?容器は何にするのか?大きさはどうするのか?用土が入れるのか入れないのか?入れるなら何の用土がいいのか?、水草はいれるのか入れないのか?、メダカの種類は何にするのか?何匹飼うのか?と決めないといけません。

飼育環境を決めるだけで手間も時間もかかりますしお金も使います。それは飼い始めてからも同様です。メダカが好きでないと長続きしませんし、メダカをすぐに死なせてしまいます。

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※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

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