メダカを飼うとなりますと、野生にいるメダカは最近の研究結果で現在は2種類と言われており、青森県から兵庫県にかけての日本海側に分布している「キタノメダカ」と、東京を含んだ東北地方の太平洋側から南日本、沖縄までに広く分布している「ミナミメダカ」になります。
そして、DNA(遺伝子)を詳しく調査した研究により、キタノメダカとミナミメダカの中にも地域によってちがいがあり、いくつものグループに分けられることがわかっています。
この野生のメダカが近くの池や川に棲んでいて捕れればいいのですが、1999年2月に環境庁(当時)が発表したレッドリストにて絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト)(絶滅の危険が増大している種)にメダカが記載され、メダカは2003年5月に環境省が発表したレッドデータブックに絶滅危惧種として指定されました。身近な生き物だったメダカが絶滅危惧種となったことはメディアにも大きく取り上げられ、日本各地で保護活動が活発に行われるようになりました。
それ以前に、メダカは減少の一途を辿っております。その原因は農薬の使用や生活排水などによる環境の悪化、護岸工事や水路の整備などによる流れの緩やかな小川の減少、繁殖力の強い外来種(ブルーギルやカダヤシなど)による影響ですが、近くの池や川ではまず捕れないと思います。捕れてもメダカによく似たカダヤシだと思います。
そうなりますと品種改良されたメダカを購入することになると思うのですが、品種改良されたメダカの種類は、今や500種類を超えるとも言われています。値段が安ければ1匹30~50円程度のヒメダカが購入できますし、値段が高いレアな品種は百万円単位での取引となり天井知らずとも言えます。
どのメダカを選ぼうかなということになりますが、初心者の飼い主様が1匹千円、万円単位のメダカを購入して、うまく育てられずに死なせてしまいますと、飼い主様自身のメンタルもショックを受けますし、財布も痛みますので、最初は正直コスパの安いメダカから始めてみようということもあるかと思います。
そうなりますと、やはりメダカの定番の品種である「基本種」と呼ばれるメダカを飼うかと思います。メダカの基本種という用語の定義はありませんが、大体定番の品種と考えられています。
メダカの基本品種は、黒メダカ、ヒメダカ、白メダカ、青メダカ、そして楊貴妃メダカ、幹之メダカを含む場合もあります(ここでは黒メダカ、ヒメダカ、白メダカ、青メダカとします)。
それでは、基本品種のうち、黒メダカ、ヒメダカ、白メダカ、青メダカのこの4種のどのメダカを購入して飼った方がいいのでしょうか。
基本的には、好きなメダカを飼ったほうがいいのですが、この4種にはちょっとした違いがあると感じます。あくまで我が家の環境で飼ってみて感じたことです。
黒メダカ、ヒメダカの生命力が強い感じがします。この2種で原種のキタメダカ、ミナミメダカに近い黒メダカは野生でも生きていけるような生命力を感じます。ヒメダカは品種改良種のメダカですが、江戸時代からの歴史もあり、DNAに生命力の強さが長い年月をかけて刻まれており、黒メダカと同等の生命力を感じます。
それに比べて品種改良でも歴史の浅い青メダカ、白メダカは、やや生命力が弱いと感じます。特に白メダカに関しては、夏から秋への切り替わりや冬場がやや弱いと感じます。
青メダカは、白メダカほどにはないにせよ、白メダカと同じく夏から秋への切り替わりや冬場がやや弱いと感じます。
圧倒的に見栄えのする白メダカになります。
白メダカは屋外飼育で上から見ても、とても目立ちしますし見栄えします。メダカの欲しい、引き取りたい人に4種のメダカの中で欲しいメダカをききますと、間違いなく白メダカ一択となります。
ヒメダカは、学校の情操教育でクラスで飼っていたり、教科書に載っていたりと、いつも目にしているメダカであること、またはヒメダカが肉食魚のエサで販売していることもあり、どちらかというと、レアなメダカや煌びやかで綺麗なメダカを飼いたいと思いがちですので、敬遠されがちな品種になります。
黒メダカは、野生のメダカと同じ姿や色であり、飼育しても屋内水槽であれば、横から見ることができますが、屋外飼育でプラ舟やトロ舟などを使用した場合は、あまり目立ちませんので、やはり敬遠されがちな品種になります。
青メダカは、一見、黒っぽい感じがしますし、たしかに飼っていると青色も映えてきますが、白メダカほどではありません。また、黒メダカ、ヒメダカ、白メダカはホームセンターやペットショップで販売されていませんが、青メダカはリアル店ではやや扱いが少ないように感じます。
メダカなので4種のどのメダカも変わらないような感じがしますが、ヒメダカと黒メダカの遺伝が強いと感じます。4種を同数(10匹×4種⁼40匹)に入れておくと、孵化したメダカの比率は、ヒメダカ3割、黒メダカ3割、白メダカ2割、青メダカ1.5割、他0.5割という感じになります。
我が家で2年だけ試しにやってみたことですので理由はわかりませんし、比率もたまたまと思います。あくまで参考数値としてみてください。
メンデルの法則で、優劣の法則では、黒が優勢遺伝子なので、黒メダカの比率が高いのかもししれませんし、分離の法則では、各々の対の片方しか含まないように分かれるとありますので、交配しても混ざった色のメダカは産まれません。
ちなみに他というのは、斑(まだら)色のメダカが一定数産まれます。これを一般的に錦と呼ばれる表現で錦メダカというそうです。ただ、いつの間にかいなくなって(おそらく死んでしまった)しまい、親メダカになるのはせいぜい1匹といったところです。
錦メダカは、単純なメンデル遺伝をしないメダカなのかは、よくわかりませんが、ヒメダカの遺伝子にそのような要素があり、稀に孵化します。
我が家は屋外飼育ですので、屋外飼育でいいますと、一般的にメダカがかかりやすい病気は「白点病」「水カビ病」「尾ぐされ病」ですが、全くと言っていいほど発症したことがありません。
ここで言う病気は「痩せ細り病」とします。屋外飼育で唯一といっていいほど発症する病気(痩せ細り病という病気は本来ないそうで、実際は細菌感染、寿命、遺伝子疾患などが原因です)です。
一番強いのは黒メダカです。ヒメダカ、青メダカ、白メダカは同等と思います。黒メダカに関して言えば、病気はほぼ発症しません。ヒメダカ、青メダカ、白メダカは一定数のメダカが病気を発症して死んでしまいます。
理由はわかりませんが、黒メダカは遺伝子的に病気に強いのだと思っています。
下記のネット店のメダカの値段から1匹の値段を載せていますが、ネット購入では送料が発生しますので、かなり高くなります。
実際には、時期や需要と供給バランス、リアル店とネット店、そして店によって値段はまちまちです。括弧は平均的な値段です。
黒メダカ・・・1匹100円(50円~100円)
ヒメダカ・・・1匹100円(30円~100円)
白メダカ・・・1匹100円(100円~200円)
青メダカ・・・1匹110円(100円~200年)
そして、DNA(遺伝子)を詳しく調査した研究により、キタノメダカとミナミメダカの中にも地域によってちがいがあり、いくつものグループに分けられることがわかっています。
この野生のメダカが近くの池や川に棲んでいて捕れればいいのですが、1999年2月に環境庁(当時)が発表したレッドリストにて絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト)(絶滅の危険が増大している種)にメダカが記載され、メダカは2003年5月に環境省が発表したレッドデータブックに絶滅危惧種として指定されました。身近な生き物だったメダカが絶滅危惧種となったことはメディアにも大きく取り上げられ、日本各地で保護活動が活発に行われるようになりました。
それ以前に、メダカは減少の一途を辿っております。その原因は農薬の使用や生活排水などによる環境の悪化、護岸工事や水路の整備などによる流れの緩やかな小川の減少、繁殖力の強い外来種(ブルーギルやカダヤシなど)による影響ですが、近くの池や川ではまず捕れないと思います。捕れてもメダカによく似たカダヤシだと思います。
そうなりますと品種改良されたメダカを購入することになると思うのですが、品種改良されたメダカの種類は、今や500種類を超えるとも言われています。値段が安ければ1匹30~50円程度のヒメダカが購入できますし、値段が高いレアな品種は百万円単位での取引となり天井知らずとも言えます。
どのメダカを選ぼうかなということになりますが、初心者の飼い主様が1匹千円、万円単位のメダカを購入して、うまく育てられずに死なせてしまいますと、飼い主様自身のメンタルもショックを受けますし、財布も痛みますので、最初は正直コスパの安いメダカから始めてみようということもあるかと思います。
そうなりますと、やはりメダカの定番の品種である「基本種」と呼ばれるメダカを飼うかと思います。メダカの基本種という用語の定義はありませんが、大体定番の品種と考えられています。
メダカの基本品種は、黒メダカ、ヒメダカ、白メダカ、青メダカ、そして楊貴妃メダカ、幹之メダカを含む場合もあります(ここでは黒メダカ、ヒメダカ、白メダカ、青メダカとします)。
それでは、基本品種のうち、黒メダカ、ヒメダカ、白メダカ、青メダカのこの4種のどのメダカを購入して飼った方がいいのでしょうか。
基本的には、好きなメダカを飼ったほうがいいのですが、この4種にはちょっとした違いがあると感じます。あくまで我が家の環境で飼ってみて感じたことです。
元気に生きてくれるメダカ
それに比べて品種改良でも歴史の浅い青メダカ、白メダカは、やや生命力が弱いと感じます。特に白メダカに関しては、夏から秋への切り替わりや冬場がやや弱いと感じます。
青メダカは、白メダカほどにはないにせよ、白メダカと同じく夏から秋への切り替わりや冬場がやや弱いと感じます。
人気のあるメダカ
白メダカは屋外飼育で上から見ても、とても目立ちしますし見栄えします。メダカの欲しい、引き取りたい人に4種のメダカの中で欲しいメダカをききますと、間違いなく白メダカ一択となります。
ヒメダカは、学校の情操教育でクラスで飼っていたり、教科書に載っていたりと、いつも目にしているメダカであること、またはヒメダカが肉食魚のエサで販売していることもあり、どちらかというと、レアなメダカや煌びやかで綺麗なメダカを飼いたいと思いがちですので、敬遠されがちな品種になります。
黒メダカは、野生のメダカと同じ姿や色であり、飼育しても屋内水槽であれば、横から見ることができますが、屋外飼育でプラ舟やトロ舟などを使用した場合は、あまり目立ちませんので、やはり敬遠されがちな品種になります。
青メダカは、一見、黒っぽい感じがしますし、たしかに飼っていると青色も映えてきますが、白メダカほどではありません。また、黒メダカ、ヒメダカ、白メダカはホームセンターやペットショップで販売されていませんが、青メダカはリアル店ではやや扱いが少ないように感じます。
交配させるとどうなるのか?
我が家で2年だけ試しにやってみたことですので理由はわかりませんし、比率もたまたまと思います。あくまで参考数値としてみてください。
メンデルの法則で、優劣の法則では、黒が優勢遺伝子なので、黒メダカの比率が高いのかもししれませんし、分離の法則では、各々の対の片方しか含まないように分かれるとありますので、交配しても混ざった色のメダカは産まれません。
ちなみに他というのは、斑(まだら)色のメダカが一定数産まれます。これを一般的に錦と呼ばれる表現で錦メダカというそうです。ただ、いつの間にかいなくなって(おそらく死んでしまった)しまい、親メダカになるのはせいぜい1匹といったところです。
錦メダカは、単純なメンデル遺伝をしないメダカなのかは、よくわかりませんが、ヒメダカの遺伝子にそのような要素があり、稀に孵化します。
病気に強いメダカ
ここで言う病気は「痩せ細り病」とします。屋外飼育で唯一といっていいほど発症する病気(痩せ細り病という病気は本来ないそうで、実際は細菌感染、寿命、遺伝子疾患などが原因です)です。
一番強いのは黒メダカです。ヒメダカ、青メダカ、白メダカは同等と思います。黒メダカに関して言えば、病気はほぼ発症しません。ヒメダカ、青メダカ、白メダカは一定数のメダカが病気を発症して死んでしまいます。
理由はわかりませんが、黒メダカは遺伝子的に病気に強いのだと思っています。
メダカの値段
実際には、時期や需要と供給バランス、リアル店とネット店、そして店によって値段はまちまちです。括弧は平均的な値段です。
黒メダカ・・・1匹100円(50円~100円)
ヒメダカ・・・1匹100円(30円~100円)
白メダカ・・・1匹100円(100円~200円)
青メダカ・・・1匹110円(100円~200年)
※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。
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