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9月10日にオオクワガタの幼虫の割り出しを行ないました。その後、既に7月に取り出した幼虫含めて菌糸ビンの菌糸をかなり食べたらしく、食痕が多くなってきたので交換することにしました。

◆菌糸ビン交換タイミング

  ・菌糸がなくなってきた
   菌糸が白い色の菌糸ビンですが、
   食べた跡(食痕:しょっこん)が
   おがくず色になり、糞は黒くなります。
   菌糸(白い部分)がビン全体の
   半分くらいになったら交換しましょう。
   見た目は白い色であっても内側はもっと
   菌糸が幼虫に食べられています。
   ただし、糞の黒が少なくおがくずの色が
   多い場合、蛹化(さなぎ)が
   考えられます。
   その場合は交換はせず様子を見たほうが
   よいでしょう。
   また、白い色のままでキノコやカビなど
   生えてきている場合は、幼虫が死んでいる
   ことが考えられます。
   その場合はしばらく様子を見て、
   それでも食痕がなければ
   開封してしまいましょう。

  
・菌糸ビンの菌糸ビン縮む
   菌糸ビンは劣化すると、白い色から黄色へ
   色が変わってきます。
   その後、菌糸がスポンジのように縮み
   ビンの内側に隙間ができて、
   瓶底に水がたまる状態になります。
   菌糸ビンを開封した時点でビンの内側に
   隙間ができていた場合は
   交換したほうがいいです。

  
・菌糸ビンにキノコが生えた
   菌糸ビンやキノコが大好物なので
   よく生えます。
   キノコが生えただけでは、交換は
   必要ありません
が、キノコに栄養を
   吸い取られたり、幼虫が食べる菌糸が減り
   餓死する可能性もありますので
   見つけたら取り除いたほうが
   良いでしょう。

  
・菌糸ビンの内側が結露している
   菌糸ビンの内側の結露は様子見ですが、
   水がたまったら、逆さにして
   流したほうがいいです。


◆飼育方法の種類は以下の通り
 ・菌糸ビン飼育
  (幼虫は大きくなるが、コスト高い)
 ・発酵マット飼育
  (菌糸ビンよりは大きさは
   期待できないが安いし多頭飼育できる)
 ・材飼育
  (自然に近い環境だが、クヌギや
   コナラ材を途中交換できない)

この記事の菌糸ビン交換
 ◆まずは、菌糸ビン850㏄の交換
 ◆つぎに、菌糸ビン550㏄の交換
 ◆いよいよ、17匹入れていた菌糸ビン
  550㏄の交換

 ◆新しい菌糸ビン550㏄、850㏄、
  2000㏄、3000㏄の比較
 ◆新しい菌糸ビン550㏄、850㏄、
  2000㏄、3000㏄に幼虫を入れる



材飼育は非常に上級者向けですので試したことはありませんが、マット飼育では思ったより幼虫は大きくなりませんでした。

現在は幼虫が大きくなる菌糸ビンで飼育しています。菌糸ビンはその名のとおり『ビン』で飼育できますので、その間は容器を用意しなくていいのがメリットです。


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◆菌糸ビンの交換概要

 ・交換は2~3ヶ月に1度と推奨されているが、食痕(おがくず部分)が半分ぐらいになったらでよく、時間経過はあまり関係ない。

 ・凶暴で共食いするので1匹ずつ入れるのがベターだが、コストの関係上、数頭一緒に飼育するのであれば最低2000ccを用意(2000ccなら5~6匹、3000ccなら7~9匹程度)。

 ・1匹で飼育するなら850ccから1100cc程度の菌糸ビンでよい。

 ・数多くのブランドがあり容量・特徴も豊富だが、途中からブランドを変えないほうがよい。

◆菌糸ビンの種類
 ・G-POT
 ・ドルクスダンケ
 ・フジコン



特に差は感じないが、G-POTがリアル店舗含めて入手しやすかったので選択しました。


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◆基本情報
 ・生息地は全国各地だが野外採集はほぼ無理。
  ワイルド個体の採取はあきらめてブリード個体を購入しましょう。
 ・幼虫は18℃~20℃で10ヶ月~18ヶ月。
 ・蛹になって4週間から8週間で成虫になる。
 ・成虫になってから1ヶ月程度で体が固まる。
  ※蛹から成虫になって地表にでてくるまで2ヶ月程度必要です。我慢!我慢!
 ・成虫の活動時期は暖かければ4月~10月までです。
  20℃を下回ると地中に潜ってしまいます。
 ・成虫は6ヶ月ぐらい経たないと産卵しない、また7~9月が産卵時期。
 ・成虫は3年程度の寿命(屋外で飼育)。


話を戻しますと、まずは夏シーズン前に割り出した幼虫たちの菌糸ビンの交換を行います。最近は気のせいかも知れませんが食料が少なくなったのか、夜になると底に潜ろうとして『ゴリッ、ゴリッ』と音がしておりました。


◆まずは、菌糸ビン850ccの交換


菌糸ビン1本目(850cc)。食痕が多い。
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大きい幼虫がでてきた。
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新しい菌糸ビンの真ん中に穴をあけて幼虫が潜りやすいようにする。
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潜っていく幼虫。力んでいるので『糞』をたくさん出す。
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菌糸ビン2本目(850cc)。
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また大きい幼虫がでてきた。
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菌糸ビン3本目(850cc)。
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またまた大きい幼虫がでてきた。
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◆つぎに、菌糸ビン550ccの交換


菌糸ビン(550cc)。この容器には1匹だけです。
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幼虫が見える。
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産まれるのが前の3頭より遅かったようなので、体長はちょっと小さい。
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このように夏シーズン前の7月に割り出した幼虫たちは菌糸ビン1本に1匹ということもあり、順調に成長していました。この調子であれば70ミリ中盤(ギネスは90ミリらしい)はいくかもしれません。3匹は新しい850ccに、1匹は余っていた550ccに入れて飼育します。


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◆いよいよ、17匹入れていた菌糸ビン550ccの交換


次は、9月10日に17匹(卵2個含む)を産卵木から割り出しを行いながら、菌糸ビンがなかった為と幼虫の頭数が多すぎるので、苦渋の選択で550ccの菌糸ビンに17匹の幼虫を一緒の入れて『強いのものだけが生き残る』方式をとった菌糸ビンの交換になります。

一緒に飼育してから約1ヶ月経過しましたが、菌糸ビンのほとんどが食痕(黒い部分)となり、幼虫も成長しているのが外からよく観察できます。どれくらいが生き残っているでしょうか?

いよいよ17匹(卵2個含む)の菌糸ビン(550cc)。
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菌糸ビンから幼虫がたくさん見える。どれくらい生きているだろうか?
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菌糸ビンから取り出した幼虫たち。かなり生き残っており全部で12匹いる。
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大体大きさは一緒だが、小さいのが1匹。
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◆新しい菌糸ビン550cc、850cc、2000cc、3000ccの比較


菌糸ビン。左から2000cc、3000cc。デカい!!!
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上から見たところ。デカさが随分と違う。
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菌糸ビンを並べたところ。左から550cc、850cc、2000cc、3000cc。
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◆新しい菌糸ビン550cc、850cc、2000cc、3000ccに幼虫を入れる


菌糸ビン3000ccには7匹の幼虫を入れる。潜りやすいように穴をあける。
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幼虫を入れると、すぐに潜っていった。
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菌糸ビン2000ccには5匹の幼虫を入れる。こちらも潜りやすいように穴をあける。
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幼虫を入れると、すぐに潜っていった。
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一気に取り出してみたところ、たくさんの幼虫が生き残っていました。1匹、2匹、3匹と数えてみると全部で12匹も生き残っておりました。

9月10日からは5匹減ってしまいましたが予想以上に生き残っておりました。体の大きさはあまり差がありませんが、1匹だけ後に孵化した幼虫がおり、この幼虫はかなり小さかったです。

幼虫はある程度の数は生き残ると想定して、今回も【掟破り】の多頭飼育を目的に菌糸ビンは3000ccと2000ccを購入しました。

本当は3000ccと2本購入したかったのだがネット店に在庫がありませんでしたので1本は2000ccを購入しました。

容量により飼育する頭数は比例させて3000ccには7匹、2000ccには5匹入れることにしました。

菌糸ビンの蓋をあけて真ん中に穴を開けて幼虫を入れるとすぐに潜っていきました。しかし3000ccはバケツみたいに大きいです。


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◆菌糸ビンの保管(我が家の幼虫は屋内、成虫は屋外の場合)
 季節に合わせて成虫にしたい場合は、
 屋内でも暖房に近くない場所に置きましょう。
 常温で育てることにより、蛹化も成虫に
 なる時期も季節にあった環境になります。
 我が家では成虫は屋外で育てておりますので、
 冬は冬眠してくれます。
 暖かい場所に置くと、蛹化や成虫になる時期が
 季節とずれますので成虫も屋内で飼育して
 いくことになります。
 屋内飼育一本の方はそれでいいと思います。



◆菌糸ビンの交換サイクル(2018年11月24日追記)
 菌糸ビンの交換サイクルについて、
 1年で成虫になった生体と、
 2年越しで成虫になった生体が
 おりますので、参考までに
 書いておきます。

・1年で成長した生体の菌糸ビン
 交換サイクル

           9月 朽木から幼虫取り出し
      (550cc、850ccで飼育)
    翌年1月 菌糸ビン交換
      (2000cc、3000ccで飼育)
      5月 蛹化
      7月 成虫を取り出す

・2年越しで成長した生体の菌糸ビン
 交換サイクル

           7月 朽木から幼虫取り出し
      (550cc、850ccで飼育)
         11月 朽木から幼虫取り出し
      (850ccで飼育)
    翌年3月 菌糸ビン交換
      (1100ccで飼育)
      5月 蛹化
      7月 成虫を取り出す


※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

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