❖メダカのオスメスの見分けは必要なのか?

メダカを飼うとなると、繁殖、孵化をさせて増やしたいと思うのではないでしょうか。購入するとなるとオスメスが気になると思います。インターネットや書籍でオスメスの見分け方が沢山載っていますので、見分けることができると思います。

ただ、インターネットや書籍ではオスメスの見分けがわかりやすく撮影してます。何度もうまくいくまで撮影していると思います。

実際に動いているメダカのオスメスを仕分けるとなると、意外にわかりずらいのではないでしょうか。そもそも5匹、10匹とセット販売されていますので、セット販売で購入すれば、オスメス混在されてきます。

オスメスを見分けることは必要なのでしょうか?

メダカ。

何とも可愛らしい小さなこの魚を見かけるのはホームセンターやペットショップが多いと思います。お子さんが小学校に通っていれば、クラスの中で情操教育の一環で飼うことで目にすることもありますし、学校に池などに飼われているかもしれません。

そして何といってもインターネット上で「メダカ」を検索すれば、写真はもとより、飼育の準備方法や飼育用品、そして飼い方や産卵のさせ方、稚魚の育て方、病気になった時の対処方法など多岐に載っております。メダカブームになって久しく、メダカを目にしようと思えばいくらでも機会はあるわけです。

そこで興味を持って飼いたくなる方もおられると思います。飼うからには産卵、繁殖で、個体数を増やしたいと自然に思うはずです。そしてホームセンターやペットショップで購入、またはインターネットで購入となるわけですが、販売形態の多くが5匹いくらとか、10匹いくらとかで販売していますので、オスメスが何匹ずつ入っているかはわかりません。

ただ、このセット販売であれば、よほどのことがない限り10匹位いれば全てオスだけしかいないとか、全てメスだけしかないとか、ということはないと思います(5匹だと確率的には可能性があるかもしれません)。

メダカの愛好家の方やブリーダーの方で繁殖して販売を目的としていない限り、気にならないと思います。

一般の方でもレアな種や価格の高い種を購入して繁殖を狙っているのであれば、費用も高価ですのでオスメスを指定して購入することに意識する必要はあります。一般的に家庭で飼育するレベルであれば必要ないかと思います。セット販売の10匹程度購入すれば、いつの間にか抱卵している姿のメダカを見ることになります。

「それでもオスメス最低1匹はいないと困る!」ということであれば、オスメスセットを購入することになります。このオスメスセットですが、販売価格が普通10匹購入すると同等に高いです。よほどのことでない限りオススメしません。

ホームセンターやペットショップ、インターネット購入で、例えば「メダカを10匹ください。内訳はオス5匹、メス5匹でお願いします。」という注文に仕方をしても、そんな注文には応じてくれるところはないと思います。

オスメスセット、ペアを購入することになるのですが、大体1ペアですね。1ペアということはオス1匹メス1匹ですので、飼い始めて死なせてしまうと、もう繁殖はできませんので、2ペア以上購入していくと費用も高くなっていきますし、飼い始めたとしても死なないように、水替え、エサやりなど、日常のあらゆることに慎重になっていきますので、楽しめない事も多いのではないでしょうか。

それでもメダカのオスとメスをはっきり判った上で飼いたい方もいると思います。もちろん、それは好き好きですので構わないと思います。そこで、メダカのオスとメスの見分け方を説明いたします。

❖メダカのオスとメスの見分け方
メダカのオスとメスは背ビレと尻ビレの形で見分けることができます。

オスの体はお腹がほっそりしていて細いです。
背ビレは大きく、付け根に切り込みがあります。
尻ビレもメスに比べて大きく平行四辺形をしており先端がギザギザしています。

メスの体はお腹がふっくらとしていて丸みがあります。
背ビレや尻ビレが小さくて尾びれに向かって三角形です。 

上がメス、下がオスです。
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メダカのオスです。
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メダカのメスです。
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オスメスの違いは、慣れてくればわかるかと思います。

番外編にもなってしまいますが、日本産のメダカはキタノメダカ、ミナミメダカの2種類ですが、近所の池や沼、川などで捕るのは困難となっています。人間によりメダカの環境が破壊されています。護岸工事や田んぼの用水路整備、生活排水による汚染や、外来種の侵入により、2007年に絶滅危惧II類(VU:絶滅の危険が増大している種)に指定されました。

そこでメダカに変わり、身近な存在になったのが「カダヤシ」です。この「カダヤシ」は北米原産の外来種で1913年に蚊の駆除の為に日本に持ち込まれて、全国各地に分布を拡げています。

子供と一緒に近所の池や沼、川などで網を持って水生生物を捕まえにいくことがあると思います。ヌマエビやザリガニ(外来種)に混じって、メダカのような魚が捕れるかと思いますが、ほぼ間違いなくカダヤシです。

「カダヤシ」は、2006年2月には外来生物法施行令により、特定外来生物として指定されています。これにより日本国内での、特定外来生物としての輸入、販売、頒布、譲渡、飼養、放つことが禁止され、最高三年の懲役、または三百万円の罰金刑の対象となっています。

2009年現在、本種は国際自然保護連合(IUCN)が選定した世界の侵略的外来種ワースト100および日本生態学会が選定した日本の侵略的外来種ワースト100に選定されています。

前置きが長くなりましたが、このカダヤシとメダカの見分け方もあります。

メダカとカダヤシの違いがわかるのは尾ビレの形です。
カダヤシの尾ビレは丸まっており、メダカの尾ビレは台形なので明らかに形が違います。メダカの目の上部が青みがかっていることも、カダヤシとの違いが分かる部分です。

野生で捕れたメダカのような魚は必ずメダカかカダヤシか確認してください。わからなければリリースするのがいいと思います。



※最後に
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