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※2021.11.22更新(過剰広告カット)

最近は水温が15℃前後となってきました。本格的に寒くなってきてからは遅いので徐々に冬支度を進めています。

◆全体的には
冬の準備は生体と水生植物の2つに対して行うと思いますが、どちらが優先かというと冬に冬眠状態になる『生体優先・中心』に越冬準備をすすめるのがよいです。

水生植物は種類にもよりますが、冬でも少しずつ成長していくので、生体の越冬環境を確保する為に水生植物をかなり間引いたり、大胆にカットしたりしてもよいと思います。



◆生体に関して
・春から秋にかけてメダカの稚魚などを育てる為に使用していた容器の水量が少ない場合は、外気の寒さの影響が強く、最悪は水面に氷が張ってしまい凍死してしまいます。

 この場合は大きな容器に入れ替えます。これは寒くなってからでは遅いし、飼育環境が変わるので生体にも影響があるので慣れさせるためにも10月中には済ませてしまいます。

・エサの量を徐々に減らしていきます。春から秋にかけては暑い日中は避けて朝、夕(我が家の夕方は強い西日の余熱が残っているので様子を見て)に与えていましたが、逆に寒い朝夕を避けて日光の当たっている暖かい日中に与えます。


◆水生植物に関して
・冬場でも少しずつ成長する、特に水中で成長する多年草の種類は間引きます。秋ぐらいでちょうどよいボリュームであっても、ここで間引いておかないと冬場にも徐々に成長する為、生体が越冬する環境が狭くなり、ストレスで死んでしまうことがあります。

 よって翌年春に植え替えをした時に水生植物に絡まって死骸が発見されることがあります。真冬に間引くのは、冬眠状態である生体を起こすことになるので、真冬前に間引いて間引いた環境の慣れさせておきます。少し生体が隠れる場所が少ないくらいが丁度よいぐらいに大胆に間引くのがポイントです。

・冬場に枯れる多年草の地上部は早めにカットします。いずれ枯れるので、成長が止まって枯れ始めてきたら、全て地上部はカットしてしまいます。ここでカットしても翌年春には新しい芽が生えてきます。

・枯れ葉や茎など水面に落ちているものは拾います。生体の隠れ場所や暖かくなるので入れておくのが良いかもしれませんが、我が家の環境は冬場でも水中で多年草が徐々に増えていき、生体が越冬する環境が少なくなるので拾います。

 落ち葉を入れる方もおられると思いますが、落ち葉が腐って水質悪化や落ち葉の発酵熱により暖かい環境を作り出すので良いという説もありますので、それはそれでよいかなと思います。以前に試したこともありますが、結果は良好までといはいかなくても元気に越冬できました。

 ただ、水替えの春には葉の一枚一枚と、葉が細かく分解されるのでしまっているので、なかなか手強い状態になっています。


ハスの容器。ハスはカットする。冬でも成長するウォーターバコパはカットしていく。
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ヒメダカが泳いでいる。ウォーターバコパが繁茂し過ぎて、メダカが泳ぐ環境が少なくならないように気を付けてカットしていく。
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白メダカの容器。コガマ、ウキヤガラは地上部をカットしました。抽水植物で地上部で常緑はミニシペルスだけになります。ドワーフフロッグビットは冬の間は黄色くなりますが越冬できます。モス、マツモは冬で少しずつ成長するので間引きました。特にモスは流木に付着しないものがあちこちに付着していたのでかなり綺麗に取り除きました。
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コガマの鉢。かなりモスが付着していたが取り除きました。またコガマの根が出ており、春になるまで伸び続けてメダカの泳ぐ環境を狭めるので、こちらも取り除きました。
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ウキヤガラ、ミニシペルスの鉢。ウキヤガラは地上部をカットしました。ミニシペルスは真冬でも常緑なので景観が損なわれずに重宝しています。こちらもモスの侵略を受けていたので取り除きました。
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ニオイショウブは地上部をカットしました。姫スイレンはもう少し寒くなってから浮き葉のみカットします。マツモ、モスはかなり取り除きました。モスの侵略具合はなかなか凄いことになっています。ミニシペルスは真冬でも常緑なので景観が損なわれずに重宝しています。
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モスを大分取り除いたニオイショウブ、ミニシベルスの鉢。
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スイレンの鉢。姫スイレンはもう少し寒くなってから浮き葉のみカットします。
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姫スイレンは新しい葉が生えてこないのが、冬の到来を感じさせます。
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チョウセンブナの容器。ナガバオモダカ、アサザ、アナカリスと生命力の強い多年生植物ばかりを植えています。3種類とも繁茂が凄くて容器の水面下はグチャグチャであり、チョウセンブナの生息環境を圧迫しているものと思われますので、このまま冬突入では危ないので思いきって大分間引きました。
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ホテイ草を取り除きます。越冬させるもの以外は廃棄します。
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水中葉のナガバオモダカを間引きます。水中葉と根が多すぎて1回では引き抜けません。やっと引き抜くと一緒にアサザ、アナカリスも抜けました。とにかく、どの種類も葉や茎、根の量がかなりの量あり、よくこのような環境でチョウセンブナやドジョウは暮らしていけたと生命力にも関心してしまいました。
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間引き後のチョウセンブナの容器。アサザの根が浮き気味ですが、これでも越冬はするので、このままの状態とします。
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ナガバオモダカの水上葉、こちらは枯れていますが、水中葉は冬の間にも徐々に成長して越冬環境を圧迫します。翌年春には再び水中はナガバオモダカだらけとなります。
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イネは収穫しましたが、また生えてきて穂がつきました。
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イネの二期作?
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※最後に
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