ハムスター。小学生で好きな生き物ランキングに常に上位にくる人気の動物です。ホームセンターやペットショップに販売しておりますし、値段も手頃ですね。 そして常に1位2位にいる犬やネコと違い、大きくなりませんし、寿命も短いので、小学生の時分に飼う最初の哺乳類にうってるけなわけです。

ハムスターは赤ちゃんの頃から飼い始めますと、人の声や臭いを覚えてくれて懐いてくれますので、可愛さ倍増となるわけです。特に手に乗ってくれたら懐いてくれている証拠です。

ただ、警戒心が強い生き物であるので、毎日しっかりとスキンシップしてあげないと記憶力がないので敵とみなしてしまいますし、最初の頃は環境に慣れないのでいきなりスキンシップをしないで落ち着くまで見守ってあげることも必要です。

小学生に飼わせる理由としては、実は寿命の短さにあります。寿命は2~3年ですので、あっと言う間に死んでしまいます。高学年に飼っても卒業するまでに死んでしまいます。ハムスターを飼うことで一番の教育は「生き物には寿命がある」ことを教えられることです。

そして、生き物によって寿命が違うことも体感させられるわけですし、限られた寿命の中で精一杯生きている姿をみることで、子供さんは何かを感じてくれることでしょう。大切な生き物が死んでしまうことで「悲しみ」を感じること大事なことだと思います。

ハムスターの種類でオススメなのは、定番の「ゴールデンハムスター」と、ゴールデンハムスターの改良品種の「キンクマハムスター」でしょう。この2種類は大人しく頭もよいと言われておりますので、初心者向けかと思います。

◆基本情報
名称   : ゴールデンハムスター
最大全長 : 18cm程度
最大重量 : オス130g、メス150g
飼育環境 : ゲージ内
価格   : 1匹1,000~3,000円程度
寿命   : 2~3年
温度   : 20~28℃(暑さに弱い)
多頭飼育 : 不可(凶暴になる為、増えすぎる為)
飼育   : 難易度は低い
繁殖   : 難易度は低い(胎生)1回に6~10匹
棲息場所 : 隠れ家
餌    : 主食・・・市販のハムスター専用フード
       副食・・・野菜(小松菜・キャベツ・ニンジンなど)
ゴールデンハムスター

キンクマハムスター

❖飼育環境について

・ケージ
ケージのサイズは縦横50㎝以上のものを用意しましょう。
また、巣箱を置いたときにゴールデンハムスターが天井に届いてしまうと脱走の恐れがあるので、体格に合わせて十分な高さのあるケージを用意してあげてください。
ケージには水槽タイプ(全体が透明のもの)金網タイプがあります。

金網のゲージは通気性がよく、湿気や臭いがこもりません。そのため夏は過ごしやすくなりますが、冬は寒くなります。金網に給水器や回し車などが取り付けやすく、好きなレイアウトにしやすいです。ただし、ハムスターが金網をかじって前歯を折ったり(不正咬合)、金網をよじ登っての落下、隙間に足が挟まっての骨折などの怪我が起こりやすいです。

水槽のゲージは保温性があり、床敷やエサが散らばらないのですが、通気性が悪く、湿気や臭いがこもりますので、掃除をしっかりとしてください。給水器や回し車などを壁に取り付ける時に工夫が必要となり、床に直置きのものを選ばなければなりません。



・エサ入れ
ケージの角にはエサを入れるお皿を設置します。ハムスターがひっくり返せないずっしりと安定したお皿がおすすめです。素材は陶器のものがオススメで、形はどこからでも食べやすい円形のものがいいでしょう。

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・お水入れ
お水はボトルタイプの給水器を使用するようにしましょう。
お皿のタイプを使用すると、ハムスターがお皿の中に入ってしまい、体が濡れて病気の原因になることがあります。



・トイレ
ハムスターはトイレを決まった場所でする習性があります。トイレにはトイレ砂を入れておいてあげましょう。ハムスターは砂浴びを好む子が多いので、可能であればケージの中に砂浴びようの砂を入れた砂浴び用の容器も置いてあげることをおすすめします。

屋根付き・高さのあるタイプなら砂も散らかりにくいのでオススメです。素材はプラスチックだと色々な種類がありますが、素材が軽いのでハムスターが倒してしまう場合もあります。陶器であれば重さもあり安定性があります。

ハムスターはどちらが砂浴び用なのか区別がつかないので、どちらも汚れていたら交換してあげるようにしましょう。

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・巣箱
野生のハムスターは、地面に穴を掘って巣穴の中で生活しているので、暗くて狭く身を隠せる場所があると安心してくれます。大きさの目安として3匹程度隠れる大きさのものがオススメです。通気性にすぐれた木製と湿気がこもりにくく細菌が繁殖しずらい陶器製があるので、その子が気に入るタイプの巣箱を選んであげましょう。



・回し車
ハムスターの運動不足を解消するのに必要なのが回し車です。回し車の大きさは、大きい種類用と小さい種類用の2タイプありますのでハムスターの種類にあわせて購入しましょう。

回し車の種類は、ケージの金網にネジなどを使って固定する「取り付けタイプ」と、ケージ内に置くだけの「スタンドタイプ」の2種類があります。取り付けタイプはケージの壁に取り付けるため、省スペースで設置できるのが特徴です。ケージと回し車の間にハムスターが挟まってしまわないようなものを選びましょう。

スタンドタイプは場所を取りますが、自立するのがポイント。ガラスケースなどのネジでは取り付けできないケージにも設置可能です。

ペットショップなどでは、音がうるさくない回し車も販売されています。



・床材
床材には、ウッドチップペーパーチップコーンチップなどの種類があります。季節や、掃除のしやすさなどによって使い分けましょう。

「ウッドチップ」は、ハムスター用の床材として最も一般的といわれる素材です。ウッドチップは、針葉樹や広葉樹を薄いフレーク状にしたモノ。保温性や吸湿性に優れているので、巣作りに適しています。

なお、ハムスターが針葉樹(スギやマツ)に対してアレルギーを持っている場合がある点には要注意です。気になる方は、獣医に相談したうえで検討してみてください。

「ペーパーチップ」は、コスパに優れたペーパーチップのハムスター用床材です。紙を作る際に用いられる「バージンパルプ素材」を使っているのがポイントです。やわらかくクッション性に優れており、ハムスターがほぐしやすい点も魅力です。

ホコリが出にくい素材なので、手入れも簡単。ハムスターの健康を考慮したい方にも適しています。吸湿性や通気性に優れているため、夏場でも快適に使用可能。冬場はあたたかく使えるので、巣材としてもおすすめです。

「コーンチップ」は、安心して使いやすい、食品素材を採用したハムスター用の床材です。トウモロコシの穂軸を細かく砕いて作られているのが特徴。ホコリがに出にくいほか、低刺激仕様なのも魅力です。

吸水性に優れている点もメリットです。ハムスターの尿がついた部分は変色するので、手入れも簡単に行えます。また、廃棄の際は燃えるゴミとして処理できる点もおすすめです。



❖世話

ハムスターは毎日の世話がかかせません。生き物の世話をすること、最後まで面倒をみることは、この先の人生で、他の生き物を飼う上で大事なことです。

・1日1回の食事(毎日)
 ハムスターは雑食性です。ハムスター専用のエサ(人口飼料)が販売されておりますので、主食として与えます。人工飼料は栄養のバランスがとれていますので、人口飼料だけで問題ありません。副食としては野菜(小松菜、キャベツ、ニンジン)を与えます。人工飼料は3日程度交換しなくてもいいですが、野菜は1日経ったら腐って臭いがするので交換します。

・飲み水の交換(毎日)
 ハムスターの種類によって異なってきますが、1日に体重の10~15%の水分が必要になると言われています。水分の多い野菜や果物を食べている場合には、水を飲まないケースも見受けられますが、常に飲める環境は整えてあげましょう。1日1回を目安に交換してください。

・掃除
 こまめに掃除しないといけません。理由は以下の通りです。
  ■湿度に弱い
   給水器から垂れた水や尿の水分がハムスターケージ内で放置されていると湿度が高くなるため、病気にかかりやすくなります。

  ■雑菌の繁殖
   尿やフンが放置されていると、雑菌が繁殖します。ハムスターはデリケートな小動物であり、雑菌が繁殖した不衛生なハムスターケージでは、病気にかかりやすくなります。

  ■臭いの防止
   ハムスターケージ内のフンや尿、給水器から垂れた水が放置されていると、雑菌が繁殖して不快な臭いを発します。定期的にハムスターのケージ掃除をすることで、臭いの発生を防いで快適なペット生活を送ることができます。

上記のことから、掃除は以下の目安で行う必要があります。

  ●おしっこで汚れた砂や床材の交換(毎日)
  ●床材・巣材の交換(3~7日程度)
  ●ケージの床面・側面・遊具・給水器の汚れを拭き取る(3~5日程度)
  ●ケージの掃除(1ヶ月程度)

❖単独飼育をしよう!(絶対にペアにしてはいけない!)

ゴールデンハムスターとキンクマハムスターは多頭飼育には向いていない性格(多頭だとケンカをする)のため、必ず1頭で飼うようにしましょう。

これ以外に、こちらが1頭で飼う事が重要なのですが、ハムスターは分類上の元をたどっていくと、ハムスターは一般的なネズミと同じ「齧歯目ネズミ亜科ネズミ科」に分類されるので、ハムスターはネズミであるといえます。

ネズミであることを忘れてはいけません。

例えが悪いですが、ねずみ算式に増幅するという「ネズミ講」と同じに繁殖力が強い為、爆発的に増えてしまいます。ゴールデンハムスターやキンクマハムスターは1回に6~10匹の赤ちゃんを産みます。

ハムスターは生後3か月で発情期をむかえ、繁殖することができます。

ペットショップで販売されているハムスターは生後1か月前後であることが多いため、2か月ほど飼育したら妊娠可能な年齢になります。

繁殖を繰り返すたびに出産する赤ちゃんの数は増えていき、最終的には15匹近くまでなります。

お見合いから子離れまで2ヶ月ほどなので、一生涯で10匹×5回の50匹ほどの赤ちゃんを生むことが出来ます。

飼いきれなくなることは、今の説明でよくわかってくれたと思いますが、1回目の出産で6匹だとして、愛情も6匹全部に注いであげられませんので、凶暴なハムスターが育ってしまうことになります。

また、親ハムスターがストレスで赤ちゃんハムスターを食い殺してしまうこともあります。小学生にとってはショッキングなシーンを見てしまうかもしてません。

親ハムスターの寿命が短いからと言って、子孫を増やすといったことは全く得策ではありません。寿命まで単独飼育で愛情をたっぷり注いでやり、もしどうしても再び飼いたいなら、再び1匹だけを購入することが望ましいです。



※最後に
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