2022.09.02更新(改題:旧題【実録】メダカによるミズミミズの駆除(消えたミズミミズ))

前回、昨年12月12日にミズミミズが発生した記事を書きましたが、特に水替えなどの対策もせずに放置を決め込んでおきました。その後もミズミミズはますます増えてきて、水槽を見ているとミズミミズが舞っているのか?泳いでいるのか?よくわかりませんが、大量に浮遊している状態になりました。

この水槽はレッドファイアーシュリンプを飼育をしており、レッドファイアーシュリンプがエサをツマツマしている様子をみるのが楽しみでありました。

ミズミミズは増えても放置でよかったのですが、ミズミミズは底床の砂に隠れているわけでもなし、水草に隠れているわけでもなしと、ろ過機の水流にのって浮遊しておりますので、どうしても視界に入ってきてしまいます。

我が家の水槽にはレッドファイアーシュリンプしかおらず、魚はおりませんのでミズミミズにとって天敵がいないわけです。流石に気にするなという方が無理になってきましたので、駆除というか減らす方針に傾きました。

ミズミミズが増える原因は水質が富栄養化しており、残存している有機物を分解して肥料成分を植物が吸収しやすい形態にする、土を団粒構造にするなど水草が植わっていれば根の生育環境をよくします。

従いまして、ミズミミズは人間にとっても害虫ではありませんので、あえて駆除しなくてはいいのですが、人間にとって単なる美観を綺麗にしたいが為に駆除することになります。

我が家にとってミズミミズを完全に駆除したいわけではありませんので、生体により、今より少なくなればよいと思い採用することにしました。

そもそもレッドファイアーシュリンプの水槽には魚がおりませんでしたので投入は可能です。

❖ミズミミズを食べる魚

 ・グラミーの仲間(ハニーやドワーフ)
 ・メダカの仲間(メダカ・グッピー)
 ・カラシンの仲間(マジナタス・ベックフォルディ)
 ・フグの仲間(アベニーパファー)

上記の魚はミズミミズを食べます。但し、動くものに反応する傾向があるような魚ですので、動き方が鈍いミズミミズの場合は食べないかもしれません。

従いまして、口に入る物は何でも食べる、自分の産んだ卵でも稚魚でも食べてしまうという性質の「メダカ」を採用することにしました。

「メダカ」でも熱帯魚水槽ですので、熱帯のメダカである「インドメダカ」を購入することにしました。

インドを中心にバングラディッシュ、ミャンマーに分布するメダカの種類です。日本のメダカに近縁な種類で 日本のメダカより体高が高くヒレが長いのか特徴のメダカです。

◆基本情報
名称   : インドメダカ
最大全長 : 4cm
飼育環境 : 淡水
価格   : 1匹200~400円
寿命   : 1~2年
水温   : 22~26℃
混泳   : 多種と混泳可能
飼育   : 難易度は低い
繁殖   : 難易度は低い(卵生)
棲息場所 : 水底
餌    : 人工飼料







レッドファイアーシュリンプの水槽です。
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インドメダカです。腹ビレが長く体色が透き通っていて綺麗なメダカです。
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インドメダカを投入しますと、しばらく暴れまわっていましたが、その後、パクッ!パクッ!という動きをしており、よくよく見て見ますと何とミズミミズを食べておりました。食べ放題のように狂ったように食べておりました。そのうちにミズミミズが水中に見えなくなりました。素晴らしい成果です。
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※最後に
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