今日は暖かく春の陽気のいい天気でしたが、風がなかなか強い日でありました。最高気温23℃ですので、もう半そでTシャツでも日中は寒くありません。

風が強かったのですが絶好のタイミングでしたので、メダカ容器の大掃除を行うことにしました。
これくらいの気温ですと水温も20℃近くになりますので冷たくありません。

メダカ容器の水温がこの時期できるだけ高いことは大切でして、大掃除による水替え、水生植物の植え替え、用土の入れ替え、流木や岩などレイアウトの掃除により環境が変わってしまいます。

そして特に水替えによる水温水質が変わってしまいますので、メダカが変調をきたしてしまうこともあります。長々と書きましたが、もうひとつあり、それは水替えをする人間が水が冷たいと作業効率が悪くなりますし、早く終わらせようと作業が雑になりますので、暖かい日がオススメなのです。

メダカ容器含めて他にも容器がありますが、やはり何といっても『メダカから!』と思い、メダカ容器から先に大掃除を行う事にしました。

白メダカと青メダカを飼っている飼育容器です。
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ヒメダカと黒メダカを飼っている飼育容器です。
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白メダカの容器から始めます。枯れているホテイ草を取り出します。根は生きているように伸びていますが、すべて取り除きます。
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白メダカと青メダカを掬い出します。素早くて、なかなか網に入ってくれません。根気よく追いまわして網に入れていきます。
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壁面についている貝を捕っていきます。我が家はヒメタニシかカワニナですが、サカマキガイおり、あえて駆除しませんので冬の間に大量に増えておりまして、こちらも根気よくとっていきます。
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水草を取り除いていきます。水草に稚貝がついていますので取り除きながら引っこ抜いていきます。サカマキガイの卵がくっついていますが、それはそのままにしておきます(あえて卵を取らずに水草ごと廃棄します)。
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オブジェの大砲です。コケが生えていますので後で掃除します。
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サイフォンの原理で容器の水を抜いていきます。水は残しておき後で少し戻します。
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水を抜き切ると、底が見えてきます。ミナミヌマエビが出てきました。まぁまぁの数です。そしてシマドジョウが姿を現しました。結構な数のシマドジョウが冬を越してくれて嬉しいです。
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シマドジョウです。丸々と太っております。かなり元気です。
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水を抜いた後にシマドジョウを取り除いた後に、ミナミヌマエビ、ヒメタニシ、カワニナを手で1匹1匹取り除いていきます。この作業が大掃除の中で一番時間がかかります。底土を入れない「ベアタンク」という飼育方法があり、その方が大掃除は早いかと思いますが、個人的に好きではないので底土を入れて飼育しています。
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ミナミヌマエビを手でつまんで取り除きます。つぶさないようにします。
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生き物を取り除いた後にスコップで底土を取り除きます。生き物を傷つけないようにするためです。
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ヒメタニシとカワニナを同居させますと、ヒメタニシ1に対して、カワニナ2.5の数の比率となります。カワニナが強いです。
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水生植物の植え替えを行います。姫スイレンの植え替えです。もう新しい芽がでてきています。
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株を引き抜くと根がパンパンであり用土ごと引っこ抜けます。
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1株だけ取り出します。根をカットして完了です。
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株をセットして用土を入れます。これで完了です。
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容器に底土を入れて、姫スイレンの鉢を置きます。その後、綺麗に洗った流木やオブジェを入れて水を入れます。水道水そのままです。ある程度入れた後はカルキ抜き剤を入れ、その後、古い水を戻します。古い水は3分の1程度、新しい水は3分2程度の割合です。
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2つのメダカ容器の大掃除をしたら日没になってしまいました。何とかメダカなど水棲生物を元に戻して作業は完了しました。それにしても泥だらけになりますし、力仕事ですので年々作業スピードが遅くなってきております。少しずつ容器を減らしていっています。また、明日も楽しみながら大掃除をしたいと思います。

翌日の白メダカ、青メダカの容器です。【2022.04.10】追記
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翌日のヒメダカ、黒メダカの容器です。【2022.04.10】追記
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※最後に
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