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コリドラス・アエネウスが寄生虫でピロピロ寄生虫と云われる糸状の寄生虫に感染しました。正体はダクチロギルス・ギロダクチルスです。ピロピロ寄生虫が体表に寄生すると、コリドラスは痒がり体を底床やアクセサリーに擦ります。また異常遊泳も見られます。

何の病気でも同じですが、特に寄生虫に感染や病気を発症した場合は、水槽を完全リセットするのが基本となります。

特に寄生虫の場合は、水槽をリセットすると同時にろ過機、ヒーター、流木や敷石などのレイアウト用品、そして水槽内も約50℃の熱湯殺菌や殺虫が有効です(60℃以上のお湯を使用すると、特に水槽のシリコンコーキングが収縮して水漏れの要因となりますので注意してください)。

寄生虫の殺虫処理後は水槽も完全リセットしませんと完全な殺虫処理を行わなかった場合は「卵」や「シスト(生物体が堅固な膜をつくり一時的に休眠状態となったもの)」は薬浴では殺虫出来ませんので再度寄生虫が湧いてしまいます。

水槽をリセットをしてしまうと折角のバクテリアを全て破棄してしまうのが勿体無いと言うような人達が居るようですが水槽をリセットしないことには同じ病気の再発率や寄生虫の感染などが高くなります。新しい水から再度リスタートしても管理方法とろ過器にもよりますが大体10日で元通りのバクテリア繁殖率に戻せます。



リセット前の水槽です。オトシンクルス(左の方)が亡くなられておりました。
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まずは水槽から水を抜きます。
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ろ過機がかなり汚れています。
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ミクロソリウムです。光量が少なくていい水草を植えておりますが、ミクロソリウムが一番元気に育っています。
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アヌビアスナナも光量がよくていいはずなのですが、枯れてきてしまいます。
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イグロフィラ ポリスペルマは元気に育って株が増えておりました。
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ロタラ ロトンディフォリアも元気に株が増えておりました。
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水草を抜いた状態の水槽です。ソイルが濁っております。
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熱帯魚たちを掬いだします。普段あまり見ることができない、チャイナバタフライ・プレコを見ることができました。元気そうです。
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ポルカドット・ローチも元気でした。普段は臆病な性格の為に見ることがなかなかできない熱帯魚なんです。
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退避した熱帯魚たちです。ヤマトヌマエビがかなり多くおりました。
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熱帯魚を取り出して、水だけになった水槽です。水を捨てて、用土を取り出して、水槽やろ過機、ヒーター、流木や敷石などのレイアウト用品を熱湯(50℃)消毒を行いました。
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本日は真夏日ですので、熱湯消毒した後に、外で直射日光に当てて乾燥させました。
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コリドラスにソイルとの相性が悪く、病気に罹りやすく、寄生虫にも感染し易くなりますので、今回ソイルはやめて、田砂を使用することにしました。
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新しいレイアウトの水槽です。黒っぽいソイルもいいですが、明るい田砂のほうがいいですね。
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岩穴を設置しました。ゴールデンハニーレッド・ドワーフグラミーやヤマトヌマエビが隠れ家にしています。
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※最後に
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