今日も氷雨とはいいすぎですが、ずっと雨が降っておりました。ふと見ますと、メダカ稚魚(もう成魚といっていい個体もいます)の容器に赤い貝がいるのを見つけました。レッドラムズホーンです。

ここには「コケ取り隊」として、ヒメタニシを入れておりました。今の元気に育っておりまして、繁殖もしたぐらいです。しかし、おそらくホテイ草しかないのですが、根にからまってついてきてのかと思いますが、まず、スネール代表格のサカマキガイが現れました。サカマキガイはすぐに繁殖しました。サカマキガイ特有の逆さで水面を滑るように泳いでいく姿が沢山みられました、

ここまではスネールをできるだけ排除しようとしても「いつの間にかいる!」という感じなのですが、まさかレッドラムズホーンまで現れるとは思いませんでした。

レッドラムズホーンの移入経路がよくわかりません。たしかにレッドラムズホーンは飼っておりましたが、1つの容器で完全に隔離して飼っており、そこにはホテイ草はないのです。ホテイ草の株を移入してきた容器はレッドラムズホーンは今もいないのです。

どこから移入してきたのか謎なのですが、物凄く多くの稚貝を見つけまして改めて繁殖の凄さを思い知った次第です。

◆レッドラムズホーン
インド、東南アジア原産の巻貝でインドヒラマキガイを品種改良したアルビノ種です。赤い体色とオレンジの貝殻が特徴です。雄雌同体ですので2匹いれば繁殖が可能で、ゼリー状の卵を水草や容器の壁面に産み付けて数十匹単位で繁殖します。爆発的に増えるため、頭数管理をしないと其処彼処(そこかしこ)に個体だらけになり、その存在はスネールとも言われております。

※スネールは、カタツムリまたは巻貝を表す英単語"snail"のカナ読みです。ただし日本では水槽のタンクメイトとしての巻貝、または容器に意図せずして混入した巻貝を指すことが多く、忌み嫌われている存在でもあります。

◆基本情報
名称   : レッドラムズホーン
最大全長 : 2cm
【ご参考】
ヒメタニシ 最大殻高:3cm
オオタニシ 最大殻高:8cm
飼育環境 : 淡水
価格   : 1匹100~200円
寿命   : 1~2年
水温   : 0~30℃
混泳   : 多種と混泳可能
飼育   : 難易度は低い
繁殖   : 難易度は低い(卵生)
      ※爆発的に増える
棲息場所 : 水底
餌    : 人工飼料、水草、死んだ魚など雑食性


◆タニシ、カワニナなどとは混泳しない
雑食性が強いので、タニシやカワニナと一緒ですと、タニシやカワニナの主食のコケを食べてしまいますので、タニシやカワニナは餓死してしまいます。

ただし「コケ取り」を期待しても、主食でもありませんので、タニシやカノコ貝の能力には及びません。雑食ですので、水草や死んだ魚、魚のエサなどを食べてしまいます。

繁殖力もタニシやカワニナは卵胎生でして数匹ずつ産んでいくのに対して、レッドラムズホーンは卵生ですので何十匹単位で産みますので繁殖力が圧倒的に違います。

レッドラムズホーンは単体で飼うようにしましょう。

◆レッドラムズホーン全滅?・・・考えずらいです。
レッドラムズホーンは繁殖力の強いですが生命力も強いです。どんな環境、日陰の環境、水質汚染、高水温にも強いです。「高水温」にも強いと書きましたのは「低水温」に弱いです。

日本の寒さ(0℃まで)には堪えれますし、屋外で越冬できますが、寒さで死んでしまう個体も多いです。ただ2匹だけでも生き残っていればいいんです。その2匹で春から始まるシーズンで爆発的に増えていきます。

水棲生物の飼育を始めて、必ずどの種でもうまく育てられずに累代(るいだい:何世代にもわたって繁殖させる)が途絶えてしまいましたが、唯一累代が途絶えないのはレッドラムズホーンだけです。ある意味最強の巻貝です。

屋外飼育でレッドラムズホーンが全滅するなんて考えられません。

◆レッドラムズホーンの飼育は何もしない
飼い方のコツ、手順など、よくメダカやミシシッピニオイガメなどで書きますが、このレッドラムズホーンには何もありません。

飼育は何もしません。容器に投入したら放置です。レッドラムズホーンの為にエサをあげることはありません。混泳しているメダカのエサの残りや、ドジョウやエビのエサの残り、水草などを食べて繁殖していきます。

やはり注意事項は増え過ぎるぐらいでしょうか。レッドラムズホーンを単独で飼うのをオススメします。


メダカの稚魚容器でいつの間に繁殖していたレッドラムズホーンです。
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メダカの稚魚容器から取り除きました。こんなにいました。捕りきれていないかもしれません。このレッドラムズホーンは死なせません。別の容器で単独飼育します。おそらく冬の寒さでかなり減ると思われます。
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※最後に
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