メダカ飼育の醍醐味は何なのか?といいますと、メダカが泳いでいるところを見ているだけで時間を忘れるぐらいに癒されるからと私は答えます。

他にもメダカにエサをあげることでして、食欲旺盛なメダカ(実際にはメダカは満腹感を感じない)にエサをあげてパクパク食べているのを見ているのが楽しいからというのもあります。

そして産卵、孵化させて増やしていく、いわゆる繁殖させることも楽しいです。綺麗なメダカがどんどん増えるのは単純に嬉しいですし、容器が賑やかになると、メダカ飼育がうまくいっているなと思います。

もうひとつ言うとメダカの寿命が短いので、新たな世代を育てなくてはいけないのです。

初めのうち、メダカの飼育に苦労していたときは、なんで死んでしまう?なかなか増えない?ので、結局のところ、購入継ぎ足しで個体数を維持している飼育とはいえないものでしたが、コツをつかんで、繁殖がうまくいき始めますと、どんどん増え始めてしまいます。

メダカが増えますと容器の中でメダカが泳ぐことが窮屈になってきますし、個体数が増えすぎるとエサの量や頻度も増えてエサの残りや排泄物も増えといった水質汚染の悪循環になりますので、容器をわけることになりますが、それも限度があります。

当方はマンションのベランダで飼育しておりますので、そこらじゅう容器だらけのベランダにしたくはありません。いくらメダカが好きでも景観を損ないますし、そこまで増やす気もありません。

よく見る飼育容器だらけの風景の飼育者の光景は、個人であろうが法人であろうが、ほぼメダカ販売をされている方であり、大量に飼育されるスペースと設備があるからこそできる芸当です。

趣味の範囲の一般人はそうはいきません。そこで『むやみに増やさない』ようにするわけですが、するといっても何もしない!というのが正解でして、要はほったらかしにしておきます。

メダカは口に入るものは何でも食べてしまう習性です。卵や稚魚を平気で食べてしまいます。本来は卵を産んだら、すぐに別の容器に親メダカから隔離して増やしているのです。

メダカが自分で産んだ卵を自分で食べてもらい、個体数を抑制するというわけです。

そうやって個体数をコントロールして、少数精鋭で飼育していくわけですが、飼育していれと予期せぬことが起きる場合があります。

何らかの原因で飼育容器にいたメダカが大量に死んでしまうことです。

何匹か生き残ればいいのですが、ヘタをすると全滅に近い状態もあり、その場合は次の世代の繁殖ができないことになります。

大量に死んでしまったとしても、次の世代を育てることで、死んでしまったメダカの代わりに入れることで、引き続き、メダカライフを楽しめるわけです。

そうなると、少し数を多めに孵化させて次の世代を育てようとなりますが、やはり人間様にうまくコントロールできませんので、個体数がダブついてしまうというわけです。

非常に悩ましい問題であります。
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※最後に
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