※2023.01.21改題(旧題:【閲覧注意】生き物の死から教わるメダカの飼い方、カブトムシ・オオクワガタの飼い方など)
寒い寒い~。日中の最高気温も9℃の予想でしたが、その予想通りに今日はとにかく寒かったです。室内から見ますと外は晴れて太陽光が降り注いでいますので暖かそうなのですが、一歩外に出ると身も凍るような寒さでした。関東も来週は雪の予想ですので、今年初めて雪が見れるのかもしてません。
そんな中でメダカたち水棲生物はじっと水底の物陰に隠れて春になるのを待っています。本来であれば、ベランダで飼っている生き物すべてが寒い冬を越せればいいのですが、残念ながら寒い冬を越せるのは一部の強い個体だけであり、弱い生き物は力尽きて春には微生物に分解されて存在すらないという状態になります。
何も冬だけではなく、シーズン中も寿命や病気と寄生虫、猫や鳥などの捕食者による捕食、そして環境悪化にによるもので死んでしまうこともあります。そんな生き物たちの死も、振り返れば、今後の飼い方、飼育環境を改善したり、エサの量に回数などの見直しなど、生き物が幸せに過ごすような飼い方ができるかもしれません。
生き物の死から振り返ってみました。

オオクワガタのオス同士が喧嘩をして死んでしまったのです。複数頭飼育によって起きてしまったのです。
ベランダ飼育ですと限られた容器しかなく無尽蔵に容器を増やせない諸事情もありますが、オオクワガタからしたら逃げ場もないですし、エサ場も少ないとなれば、自然とオス同士が出くわす場面が増えます。野生環境でも出くわす事があると思いますが、個体数から考えますと確率的に相当低いのではないでしょうか。
容器の数に限りがありますが、オオクワガタの成虫はできるだけオス1匹であることが望ましいのです。オスは1匹でメスは複数匹でも問題は起きませんが、オスとメスの相性が悪い場合はオスがメスを殺してしまうこともあります。

メダカシーズン(4~9月)の夏(8月)前に生まれた稚魚は十分な成長時間があり、エサを沢山食べて成魚の大きさに近い形で冬を迎えることができます。秋までに沢山のエサを食べて体力を蓄えて冬に臨むことができますので、寒い冬をエサをあまり食べなくても無事に春を迎えられる率が高いです。
最後、秋に生まれたメダカの稚魚は、十分な栄養を蓄えることもできないまま冬を迎える個体もおり、低温になってもグリーンウォーターの中の植物プラントンを食べながら生き残る、そして水温が5℃を下回ると冬眠状態となるのですが、活性が落ちてエサ食べることができずに徐々に衰弱していき、寒い冬を越すことができずに死んでしまうのです。
小さな個体でも元気な個体は、なんとかグリーンウォーターの中の植物プラントンを食いつないて生きていくこともできます。弱い個体ですとエサを食べることが困難であるわけです。
屋内で育てるという手もありますが、弱い個体ですので、成長しても病気にかかりやすい、寄生虫に犯されやすいなど、生き残るのが難しいとも考えられます。
できるだけ秋になったら、メダカが産卵しても卵を孵化させないという手があり、産卵した場所にそのままにしておけば親メダカは口に入るものは何でも食べてしまいますので、ちょっと可哀想ですが、エサとして食べてもらい、冬を越せないような小さな稚魚、弱い稚魚を産ませないということもあるのです。

熱帯魚を飼っていますと、ヒーターで飼育水を温める関係上、水の減りが早いです。そこで足し水を頻繁にすることになるのですが、ついつい満杯といいますか、水位をギリギリまでにしてしまうことが多いです。
その結果、何が起きるのかといいますと、魚の「飛び出し死」ということになります。
巡回といいますか、頻繁に観察をしていても、なかなか「飛び出し」した魚を救うことはできません。魚は人がいない時に「飛び出し」することが多いのです。リアルタイムで見たことがある人は、ほんの一握りだと思います。
「飛び出し死」を防ぐには、水槽の蓋(ふた)を購入して防ぐしか手立てはありません。水位を低くしても、魚のジャンプは、メダカでも10~15cm程度は飛んでしまいますので、かなりの水位を下げる必要があります。よく水位を5cm程度下げるのがよいという話もありますが、特に目安ということはありません。あくまで「飛び出し死」する確率が減るだけです。

毎年7月に羽化するカブトムシの成虫ですが、複数の個体を一緒の容器に飼いますと、エサやメスを巡って、毎日のようにバトルを繰り広げます。そして勝ったオスはメスとの交尾に励みます。子孫を残す自然な行為なのですが、毎日、喧嘩と交尾を続けていれば、いくらカブトムシと言えど寿命が短くなります。
そのようなカブトムシは1ヶ月から1ヶ月半程度の寿命で死んでしまいます。大体、オスが先に死んで、メスが残るという構図になりますが、喧嘩に負けたオスは羽化した翌日にでも急所をつかれて死んでしまうという過酷な運命が待っています。
1ケースにオスメスペアで飼ってみたいところですが、やはりスペースの関係上、ある程度の数を一緒の容器に飼ってしまうことになります。

白点病だった金魚でした。もともと子供と行きました釣り堀で貰ってきた金魚でした。貰ってきたというのは、金魚・鯉釣りの釣り堀に行ったのですが、全く釣れずの「ボウズ」でして、見かねた、おそらく常連の方だと思ったのですが、子供に金魚をいただいたのでした。
ただ、この釣り堀自体の水質管理が悪いのか、釣りをしている時にも池を覗くと病気の魚が多くて、常連の方の釣ったバケツの中も病気の魚が多かったです。
病気ではない魚を選んで持ち帰ったのですが、やはり伝染していたようでして、すぐに病気になりました。そこでメチレンブルーによる薬浴をしましたが、最終的に死んでしまいました。
金魚を飼うのは、金魚すくいや釣り堀で捕ってくる、そしてペットショップやホームセンターで購入するという選択肢がありますが、金魚を買うのがどこでも、その購入元の水質管理がしっかりしていないと、病気の金魚を購入してしまい、その金魚を飼育容器に入れると、元々飼っていた金魚にも伝染してしまいかねません。
金魚を飼うとなった時は、購入元の金魚をよく観察して、病気の金魚がいないかを見極める必要があります。1匹でもいれば、その水槽は病原菌だらけの場合がありますので、購入を見送ることもできます。

寒い寒い~。日中の最高気温も9℃の予想でしたが、その予想通りに今日はとにかく寒かったです。室内から見ますと外は晴れて太陽光が降り注いでいますので暖かそうなのですが、一歩外に出ると身も凍るような寒さでした。関東も来週は雪の予想ですので、今年初めて雪が見れるのかもしてません。
そんな中でメダカたち水棲生物はじっと水底の物陰に隠れて春になるのを待っています。本来であれば、ベランダで飼っている生き物すべてが寒い冬を越せればいいのですが、残念ながら寒い冬を越せるのは一部の強い個体だけであり、弱い生き物は力尽きて春には微生物に分解されて存在すらないという状態になります。
何も冬だけではなく、シーズン中も寿命や病気と寄生虫、猫や鳥などの捕食者による捕食、そして環境悪化にによるもので死んでしまうこともあります。そんな生き物たちの死も、振り返れば、今後の飼い方、飼育環境を改善したり、エサの量に回数などの見直しなど、生き物が幸せに過ごすような飼い方ができるかもしれません。
生き物の死から振り返ってみました。
オオクワガタ「戦いに敗れた死」

オオクワガタのオス同士が喧嘩をして死んでしまったのです。複数頭飼育によって起きてしまったのです。
ベランダ飼育ですと限られた容器しかなく無尽蔵に容器を増やせない諸事情もありますが、オオクワガタからしたら逃げ場もないですし、エサ場も少ないとなれば、自然とオス同士が出くわす場面が増えます。野生環境でも出くわす事があると思いますが、個体数から考えますと確率的に相当低いのではないでしょうか。
容器の数に限りがありますが、オオクワガタの成虫はできるだけオス1匹であることが望ましいのです。オスは1匹でメスは複数匹でも問題は起きませんが、オスとメスの相性が悪い場合はオスがメスを殺してしまうこともあります。
メダカの稚魚「冬の衰弱死」

メダカシーズン(4~9月)の夏(8月)前に生まれた稚魚は十分な成長時間があり、エサを沢山食べて成魚の大きさに近い形で冬を迎えることができます。秋までに沢山のエサを食べて体力を蓄えて冬に臨むことができますので、寒い冬をエサをあまり食べなくても無事に春を迎えられる率が高いです。
最後、秋に生まれたメダカの稚魚は、十分な栄養を蓄えることもできないまま冬を迎える個体もおり、低温になってもグリーンウォーターの中の植物プラントンを食べながら生き残る、そして水温が5℃を下回ると冬眠状態となるのですが、活性が落ちてエサ食べることができずに徐々に衰弱していき、寒い冬を越すことができずに死んでしまうのです。
小さな個体でも元気な個体は、なんとかグリーンウォーターの中の植物プラントンを食いつないて生きていくこともできます。弱い個体ですとエサを食べることが困難であるわけです。
屋内で育てるという手もありますが、弱い個体ですので、成長しても病気にかかりやすい、寄生虫に犯されやすいなど、生き残るのが難しいとも考えられます。
できるだけ秋になったら、メダカが産卵しても卵を孵化させないという手があり、産卵した場所にそのままにしておけば親メダカは口に入るものは何でも食べてしまいますので、ちょっと可哀想ですが、エサとして食べてもらい、冬を越せないような小さな稚魚、弱い稚魚を産ませないということもあるのです。
ハチェット「飛び出し死」

熱帯魚を飼っていますと、ヒーターで飼育水を温める関係上、水の減りが早いです。そこで足し水を頻繁にすることになるのですが、ついつい満杯といいますか、水位をギリギリまでにしてしまうことが多いです。
その結果、何が起きるのかといいますと、魚の「飛び出し死」ということになります。
巡回といいますか、頻繁に観察をしていても、なかなか「飛び出し」した魚を救うことはできません。魚は人がいない時に「飛び出し」することが多いのです。リアルタイムで見たことがある人は、ほんの一握りだと思います。
「飛び出し死」を防ぐには、水槽の蓋(ふた)を購入して防ぐしか手立てはありません。水位を低くしても、魚のジャンプは、メダカでも10~15cm程度は飛んでしまいますので、かなりの水位を下げる必要があります。よく水位を5cm程度下げるのがよいという話もありますが、特に目安ということはありません。あくまで「飛び出し死」する確率が減るだけです。
カブトムシ「寿命」

毎年7月に羽化するカブトムシの成虫ですが、複数の個体を一緒の容器に飼いますと、エサやメスを巡って、毎日のようにバトルを繰り広げます。そして勝ったオスはメスとの交尾に励みます。子孫を残す自然な行為なのですが、毎日、喧嘩と交尾を続けていれば、いくらカブトムシと言えど寿命が短くなります。
そのようなカブトムシは1ヶ月から1ヶ月半程度の寿命で死んでしまいます。大体、オスが先に死んで、メスが残るという構図になりますが、喧嘩に負けたオスは羽化した翌日にでも急所をつかれて死んでしまうという過酷な運命が待っています。
1ケースにオスメスペアで飼ってみたいところですが、やはりスペースの関係上、ある程度の数を一緒の容器に飼ってしまうことになります。
金魚の「白点病の死」

白点病だった金魚でした。もともと子供と行きました釣り堀で貰ってきた金魚でした。貰ってきたというのは、金魚・鯉釣りの釣り堀に行ったのですが、全く釣れずの「ボウズ」でして、見かねた、おそらく常連の方だと思ったのですが、子供に金魚をいただいたのでした。
ただ、この釣り堀自体の水質管理が悪いのか、釣りをしている時にも池を覗くと病気の魚が多くて、常連の方の釣ったバケツの中も病気の魚が多かったです。
病気ではない魚を選んで持ち帰ったのですが、やはり伝染していたようでして、すぐに病気になりました。そこでメチレンブルーによる薬浴をしましたが、最終的に死んでしまいました。
金魚を飼うのは、金魚すくいや釣り堀で捕ってくる、そしてペットショップやホームセンターで購入するという選択肢がありますが、金魚を買うのがどこでも、その購入元の水質管理がしっかりしていないと、病気の金魚を購入してしまい、その金魚を飼育容器に入れると、元々飼っていた金魚にも伝染してしまいかねません。
金魚を飼うとなった時は、購入元の金魚をよく観察して、病気の金魚がいないかを見極める必要があります。1匹でもいれば、その水槽は病原菌だらけの場合がありますので、購入を見送ることもできます。

※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。
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