殺人的な暑さですね。この灼熱の3連休2日目の16日は、群馬県桐生市では全国を通じて今年最高の39.7℃を記録したそうで東京都心でも35.3℃と猛暑日を記録しました。この危険な暑さに熱中症とみられる症状での搬送も相次いでいますね。レジャーでの水の事故が相次いでおりまして、ダイビングやシュノーケル、海水浴で溺れて意識不明の状態で浮いていて救急搬送されますが、残念ながらという事故が多い模様です。

私と言えば、15日、16日の両日は多摩に仕事で出かけましたが、多摩(京王多摩センター)の駅からのレンガ道は、サンリオピューロランドがあるので賑わっておりました。ただし、朝の7時でも照り返しが暑い暑いこと、仕事場に着くころには汗が滝のように流れてきます。夜は夜でまだ昼間の直射日光がレンガに蓄熱された熱が放熱しており、下から暑い熱がじわーっときますので、駅に着くころには、またまた汗が滝のように流れてしまいます。

15日、16日と2日間できなかった屋外ベランダにいる生き物たちのお世話を今日の朝に行いました。

水草の間引き
一番最初にやることは水草の間引きですね。メダカや金魚の飼育容器には水草を入れております。ホテイ草、アナカリス、マツモ、オモダカ類、姫スイレン、ハスがありますが、夏のこの時期は、水草の成長スピードが速いため、メダカや金魚などの泳ぐスペースを狭めてしまう、または水面一杯に覆ってしまうと水中に日光が届かずに水中の生き物が死滅してしまいます。

自然ではない以上、水草を間引きして、泳ぐスペースを確保してあげないといけません。

アナカリス、マツモは沈水性植物(体全部が水中にあって固着して生活する植物)は、水中で繁茂していきますので、水面から見た見た目が繁茂しているのかわかりませんが、放っておくと水中全体に伸びえてしまい、メダカや金魚が水中に潜れなくなってしまいます。

特にマツモは水面付近にも漂っていますので、上層部で泳いでいるメダカの泳ぐスペースがなくなってしまいます。マツモに関しては、間引きしすぎるぐらいに間引きしてもいいと思います。
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アナカリスは水底で固着して茎を伸ばしてきますので、水面付近に葉がでてきたなと思ったら間引きしていいと思います。

浮遊性植物(根が水底に固着せずに水中や水面を浮遊している植物)ホテイ草はランナーを出して株をバンバン増やしていきます。新しい株が大きくなり、その株がランナーを出して株を増やしと、倍々ゲームで増えていきます。そして水面を覆ってしまい、日光が届かずに水中の生き物が死滅してしまいます。

ホテイ草は子株がでてきた時点でカットしてしまいます。ホテイ草の株を増やしたければカットした子株を別の容器で育てればいいのです。

また、ホテイ草は根を伸ばします。ホテイ草の根はメダカの産卵床やタニシやエビの隠れ家になりますが、根が伸びすぎると水中で生き物が動けるスペースが少なくなってしまいますので、根もカットします。

抽水性植物(水底に根を張り、茎の下部は水中にあるが、茎か葉の少なくとも一部が水上に突き出ている植物)のオモダカ類は、鉢に植えて飼育容器に沈めている場合は特に間引きまでは不要ですが、枯れ葉を取り除きます(私はタニシたちの貝類のエサになるので少し残しています)。花が咲くときは花だけの茎を20~80㎝程度伸ばしますので不要であればカットします。

ハスの場合も立ち葉と浮き葉があり、浮き葉は水面に浮いている葉で大きく広がりますので、水面を覆ってしまい、日光が届かずに水中の生き物が死滅してしまいます。浮き葉はカットして日光が水底に届くようにします。
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浮葉性植物(水面に葉を浮かべ、水底に根を張った植物)である姫スイレンの葉も多く葉が出て水面を覆ってしまいますと、日光が届かずに水中の生き物が死滅してしまいます。姫スイレンの葉必要な分を残してカットしてしまいます。
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アサガオの弦の誘導
アサガオの弦が伸びていきますが、うまく支柱に巻き付いてくれないので、誘引していきます。アサガオの弦の巻き方があるそうなのですが、弦が伸びて回転している方に誘引してげればいいと思います。

アサガオの支柱が長ければいいのですが、よく小学校で使うような円状の支柱であると短く三段しかありませんので、円を何往復かするよう誘引します。
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ろ過機の掃除
金魚の飼育容器だけは、ソーラーシステムによるろ過機を入れています。ソーラーシステムとろ過機の間にはモバイルバッテリーを付けて24時間365日のろ過を実現しています。ろ過機を導入したのは、やはり金魚は水をかなり汚してしまう生き物であること、そして金魚は内臓といいますか酸素の取り込みが多い生き物であります。夏は水草が繁茂、バクテリアの活動が活発になるために水中の酸素をとられて酸欠になりやすいのです。

特に日中は光合成で酸素を作り出していた水草は夜には光合成をとめてしまいますので、夜に酸欠になりやすいのです。

ろ過機を入れることによって水流が生まれて水に酸素が攪拌されて溶存酸素量が増えますので、酸欠状態になることがなくなりました。効果てきめんでした。

ただし、ソーラーシステムのろ過機は小型のものしか稼働できませんので、ろ過機が汚れてしまい、ろ過が止まってしまいますので、3日に1回は必ずろ過機を掃除しないといけません。ただし使用しているろ過機は洗いやすいので3分もあれば完了です。
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ガーデニングの間引き、水やり
ガーデニングではミニトマト、大玉トマトを育てていますが、わき芽がたくさん出てきて果実の生育に影響がでますので、これを取り除きます。ただし、プランターですので、取り除きすぎると、トマトの果実の収穫が少なくなってしまいますので、元気なわき芽は残しています。そして水やりを行います。

他にもアサガオやアゲハ草などの植物に水をたっぷりあげます。週に1回の液肥を与えることも忘れないようにします。サボテンも土が乾いていたら、たっぷり水をあげます。

カブトムシ、オオクワガタのゼリー交換(夕方)
カブトムシとオオクワガタのエサのゼリーを交換します。この交換を1日でも怠ってはいけません。特にカブトムシはすぐに大量死してしまう可能性があります。それだけエサの消費が激しいということです。
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オスがエサ皿の中にいました。
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メスがエサがないかエサ皿を漁っていました。
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ゴミ
生き物を育てますと多くのゴミが出てしまいます。生き物の数に比例して多くのゴミがでてしまいますし、お世話もマメにしないといけません。

❖ゴミの量
カブトムシ(30匹)・・・ゼリー(16g)20個/日
オオクワガタ(14匹)・・・ゼリー(16g)4個/日
ゼリーの袋(なくなった場合のゴミ)
マツモ
アナカリス
ホテイ草(子株)、ホテイ草の根(伸びたら)
ハスの葉は枯れた花
姫スイレンの葉や枯れた花
アサザの葉
トマトの脇芽
ガーデニングや水草の枯れ葉(床に落ちてたら掃除)
アサガオの枯れた花
亡くなられたカブトムシ、オオクワガタ、金魚など・・・捨てずにプランターに埋めます



※最後に
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