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屋外のメダカやミナミヌマエビ、ヒメタニシや、屋内の熱帯魚などしていますと、エサが悩みの種になります。飼う種類が多ければ多いほど、色々なエサが必要であり、下層部に棲んでいる「いわゆる底物」で魚には沈下性のエサ、上層部に棲んでいる魚には、浮上性のエサをと、エビにはエビのエサ、1つの容器に対していくつもエサをあげなくてはいけません。

一番の悩みがヒメタニシを飼った時でした。ヒメタニシの主食はコケでありますが、水槽内に増えた植物プランクトンを食べる濾過摂食、生物の排泄物や餌の食べ残しなど食べるのデトリタス食などの食性も備えてくれています。

しかしながら、主食であるコケは新規で容器を立ち上げた時や、春の全水替え、植え替え、個体数が増えてきた時や、混泳する生き物が多い時などは、コケが不足がちになります。

ヒメタニシの死因一位は『餓死』といっても過言ではないくらいです。最初は沢山のヒメタニシがいると思います。そのうちに稚貝も見られるでしょう。しかしながら、個体数は徐々に減っていきます。もともと過密飼育であることに加えて稚貝が増えたことにより、飢餓状態に陥っていますのです。

特にヒメタニシは水質汚染にも強い貝も部類ですので、まず水質で死ぬことはありません。

ヒメタニシにエサをどうやって与えるか悩んでいた所『プレコ』というエサに出会いました。この『プレコ』がコケ不足を補ってくれるというのです。

プレコは丸い円盤型のエサです。植物性の原料を使用しており、本来は熱帯魚のプレコ用に作られた人工飼料です。植物性の原料以外にも藍藻類であるスピルリナや緑藻類のクロレラが配合されているそうです。
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本当にヒメタニシのエサになるかは半身半疑でしたが試しに与えてみることにしました。タニシの動くスピードは遅いですので、与えてから見ることはできませんし、与えたからと言って、すぐには近寄ってくれません。よってエサ食べるのを見ることはできないので、本当にに効果があったのかはわかりませんが、稚貝が生まれてから効果がはっきりとわかります。




稚貝が死なないのです。稚貝の数が少なくならずに個体数を維持できているのです。

これにより、毎年、春に買い足していたヒメタニシは買い足すことが不要となりました。

効果はこれだけではありません。このエサの凄いところは、ミナミヌマエビ、ドジョウ、メダカ、そして、屋外飼育の熱帯魚であるゴールデン・バルブ、コリドラス・パレアタスなど、このエサを食べない水棲生物を見たことがないのです。

これ一つで賄えてしまうのです(実際にはメダカには浮上性のエサを与えています。ただ浮上性のエサを与えない場合は底に沈んだプレコをガッツリ食べています)。とても万能なエサで重宝しています。

ひとつだけ弱点があります。水を汚してしまうことです。与え過ぎに注意してください。

水棲生物の数にもよりますが1回につき1個か2個ぐらいで、2時間ぐらいでなくなる量がいいです。水面に油みたいなものが浮くとあげ過ぎサインです。




プレコを食べる屋外常温で飼育しているゴールデン・バルブとコリドラス・パレアタスです。争うように食べております。ゴールデン・バルブは臆病な性格なので、浮上性のエサより沈下性のエサしか食べません。
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プレコを食べる白メダカとコリドラス・パレアタス、ミナミヌマエビとカワニナ、マルタニシです。カワニナとマルタニシは食べているシーンではありませんが、分解されたプレコを食べているようで、プレコに廻りに陣取っています。
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※最後に
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