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昨日(7月04日)であるがアメリカカブトエビの最後の1匹が亡くなった。これで孵化した5匹全てが亡くなった。最後は3㎝ぐらいまで体長が大きくなった。

亡くなる前の1週間は水面にあまり出ずに泥を巻き上げていたので産卵していることを期待している。6月11日に孵化して幼体を確認したので、やや生存期間が短いのが気になるが来年孵化することを期待したい。


そもそもこのアメリカカブトエビの卵はYAHOOオークションで手に入れた2015年産の卵だった。3回目のチャレンジなので失敗しても失うものはなしという気持ちを成功の確率の低さで今回も失敗かも?という2つの気持ちが入り混じって購入であった。。

何しろインターネットに載っているのは屋内飼育が多く、屋外でしかもイネを植えた容器で育てているケースはどこにも見つからなかった。しかしながらカブトエビのいる水田というものに憧れていたし、マンションの屋外でイネを植えた環境でできるか試してみたかった。

結果であるが今回はというより初めて最後までうまく育てることができた。成功だ!思い返すと今年の環境は直射日光の当たらない場所に置いたのでイネのほうはあまり生育がよくないが、カブトエビにとっては環境がよかったようだ。

用土は始めて荒木田土を使用。水は水道水(カルキ抜き)を使用しても問題なかった。水は常に10㎝程度を維持して足し水をしていた。

一瞬ヒヤっとしたのが、となりの睡蓮鉢からミナミヌマエビは飛び移ってきたことだ。すでに卵を容器に投入してしまった後に気がついたし、ミナミヌマエビも素早いので捕ることができなかった。

ただこれは杞憂に終わった。ミナミヌマエビは孵化したアメリカカブトエビの幼体を襲うことはなく優雅に泳いでいるのみであった。逆にアメリカカブトエビは大きくなってもミナミヌマエビを襲うことはなく両者は最後まで共存できた。

エサはメダカの稚魚のエサで十分に大きくなった。大きくなった時はエサを与えると食べにくるようになった。エサを与えることで気になるのが水が汚れることだ。

ここが育てていて一番わかりずらかったのだが、アメリカカブトエビは荒木田土を巻き上げていて常に水は濁っていたので、水の汚れがエサによるものなのか?土を巻きあげたものなのか?全く判別がつかなかった。

仕方がないのでヒメタニシを入れてみたが、最後まで水が透明になることはなく、全てのアメリカカブトエビが亡くなった後に水は透明になった。

最後に購入させていただいた方からこれから夏から秋、そして春に向けてのアドバイスをもらっている。

コツは水田同様に秋~には水を抜き乾期を作る事で(湿っていても平気だそう)、収穫したわらを少々混ぜ雨の当たらない野外で管理し春~初夏にまた水を張ることで自然と孵化するそうだ。カブトエビ農法水田の誕生とありがたい言葉までいただいた。

これからはイネをしっかり育てて来年はイネとアメリカカブトエビを累代飼育できたらいいなと思う。



※最後に
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