※アドセンス再設定対応済
※2021.06.14更新(幼虫の多頭飼育追加)
※2021.06.29更新
※2021.11.23更新(過剰広告カット)
※2022.08.11更新(ハッシュタグ対応)
※2022.09.04更新(羽化1年目シーズンの飼育追加)

我が家ではオオクワガタを飼っています。

昔々の少年時代にデパートで販売されていました「¥300,000」の金額に驚いたことを覚えています。元々カブトムシやクワガタムシ(以下、クワガタ)があまり捕れない場所(実はカブトムシは大量に捕れる場所があることがわかるのですが、それはまたいずれ..。)に住んでおりました。よくデパートやペットショップに行ってカブトムシを1ペア購入していたものでした。

あの頃はクワガタ(ノコギリクワガタ)がどちらかというと高価な金額だったことや、産卵木である朽木(子供には意味不明)が必要で繁殖や幼虫の飼育の仕方がよくわからなかったので手を出さなかったことを覚えています。

都会?なのかと言われるとそうでもないのですが、とにかくクワガタは、捕れてもコクワガタぐらいでして、それでもとてもうれしかったことを覚えています。

その後、引っ越した先が大量にカブトムシやクワガタを捕れる田舎でありました。ただオオクワガタは捕れたことは1回もなく(大人になってもないです)、せいぜいノコギリクワガタやミヤマクワガタでした。オオクワガタやヒラタクワガタは貴重な生き物であり、オオクワガタなんて、とれたら奇跡なもので、もちろん捕れるわけもなく少年時代を終えました。

時が経ち、大人になってから、ふとデパートでオオクワガタが販売されているのを見かけました。価格を見ると「¥3,980」と、びっくりするような手頃な価格になっておりました。

後から調べてみますとブリード技術「菌糸ビンなど」の確立。そして外国産クワガタの輸入で、オオクワガタ人気が落ち着いて値段が下がった結果、オオクワガタの飼育人口も増えて更に安くなり、現在は誰でも手に入る値段となっていたのです。

もちろん、即決でオオクワガタを購入して飼うことになってのですが、最初は1ペアで始まりますので「うまく増えてくれるかなぁ」と思っていましたが、今は飼育用品が豊富に販売されておりますし、諸先輩方のプログを参考にさせていただきまして、あっさりと繁殖に成功いたしました。

そもそもの目的は不遇な?少年時代を思い出しながら、オオクワガタの飼える喜び、飼育自体を楽しんでおりました。所謂ブリーダーになりたいわけではありません。細々と楽しんでいたいわけです。

ただ、繁殖しましたので育ててあげないといけません。ただ、容器を無尽蔵に増やすのは難しいので、一つに容器で多頭飼育に踏み切るわけです。オオクワガタの幼虫は凶暴な性格で菌糸ビンに1匹ずつ買わないと殺し合いをしてしまうとの事でしたが、そのような事が(たまたま)なく、成虫まで育てることができました。

ここからが問題でして、成虫になっても飼育容器の数は限りがあります。そこで幼虫と同じく多頭飼育します。

オオクワガタはクワガタの中でも温和なほうらしいのですが、そこはクワガタですので、多頭飼育による喧嘩、殺し合いが起きないように、朽木を沢山入れたり、エサ皿をいくつか設置したりとするのですが、成虫の方が「喧嘩っ早い」のか、喧嘩で死なせてしまうことが多いです。


我が家のオオクワガタたちです。
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◆オスメスはメスがやられる
オスメスの相性が悪いとメスはオスに殺されてしまいます。特にメスが未成熟の場合に成熟したオスが求婚しようとした場合、メスに断られるなどした場合は、カッとなって殺してしまいます。狭い容器には逃げ場がないので、自然界のように逃げ切れずにやられてしまいます。

菌糸ビンで大切に育てた羽化後のメスを成熟したオスのいる容器に入れるといきなり殺されてしまうことがあります。翌朝に無残な姿になっております。我が家は昔は羽化後のメスを成熟したオスのいる容器に入れておりましたが。今はしていません。

羽化後のメス。オスにやられてしまいました。
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逆のケースもあり、メスがオスを気に入らないとメスがオスの足を引きちぎる場合があります。また、メスは交尾して産卵する為の栄養が足らない場合、ストレス?からか、メスがオスを攻撃して足を引きちぎったりすることがあります。
◆オス同士
オス同士ですが、これは必然的に大きくて凶暴な方が勝ちます。ただ、メスの話同様に羽化したばかりのオスは弱いです。成熟したオスにやられてしまうこともあります。我が家ではかなりの高確率で羽化したオスが成熟したオスにやられてしまいました。今では羽化したオスを成熟したオスと一緒にしていません。

オス同士の喧嘩で負けたオス。【2021.06.12】追記
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◆メス同士もある
実はメス同士もあります。これはエサの取り合いが多くて、オス同士の出会いがしらみたいな喧嘩がありません。メス同士も殺し合いになるとの話もありますが、我が家では小競り合い程度です。それもほとんど見かけません。

◆オス2匹メス2匹は、まずオス、次にメス
オス複数、メス複数は、まずオスが狙われる確率が高いです。そして、次に相性次第ですが、メスが狙われます。ただ、メスとの相性がよければ、オス1匹、メス複数匹で一緒に暮らしていけます。

◆番外編1:幼虫の多頭飼育(特に喧嘩しない)
【2021.06.14】追記
クワガタの幼虫は、気性が激しく一緒に飼育すると、強い方がかみ殺すことがあるという話があります。我が家では多頭飼育しておりますが、問題なく成虫まで羽化させており、一頭も喧嘩で死なせてしまったということはありません。

一般的には、クワガタの幼虫は1頭ずつ飼育するのが基本となっております。幼虫を多頭飼育しますと、以下の問題が発生する為です。

 ・蛹室を作るスペースがない場合がある
 ・エサ不足で幼虫が大きくならない場合がある
 ・蛹室を壊してしまう場合がある

一つの容器に幼虫、蛹、成虫が混在したり、羽化する時期が異なる場合がありますが、これは別の容器があれば解決します。地上にでてくるのを待てばいいのです。菌糸ビンを掘り返す方法は蛹室を壊したり、幼虫を傷つけたりする可能性がありますので難しいと思われます。

菌糸ビンで多頭飼育しています。
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◆番外編2:オオクワガタ vs カブトムシ(引き分け)
【2020.08.24】追記
オオクワガタとカブトムシを一緒に入れますと当然のごとく喧嘩になります。1日だけですが容器がどうしても足りない時があり一緒にいれたことがあります。

たまたまですが、どちらかというと見ていた時はカブトムシが優勢でした。眠いのでそのまま寝てしまいましたが、最終的には引き分けのような感じでして、翌朝には両者とも元気がなくなっていたので、慌てて引き離しました。

◆番外編3:羽化1年目の夏は喧嘩しない
【2022.09.04】追記
蛹から羽化をして成虫になったシーズンの夏は複数のオスメスを一緒に入れていても喧嘩をすることがないです。オオクワガタは一般的に羽化してから6ヶ月程度は未成熟で産卵することはありません。したがいまして(屋外飼育ですと)羽化したシーズンの翌年からの産卵になります。

メスを巡って争うことや、繁殖行為でメスとの相性が悪く喧嘩になることがありませんので、複数頭でも問題なく飼育できると考えられます。

和気あいあいと仲良くゼリーを食べている1年生たちです。すぐ逃げてしまうのでライトをさっと当てて撮ったのでボケています。
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※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

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