今日は暖かい日でした。前日は大雨で窓ガラスに雨が叩きつけるような風雨でした。ベランダもビチョビチョに濡れてしまいましたが、今日はベランダの床も乾いておりました。

やや曇り空でしたが、太陽も覗いており、とても暖かい陽気でしたので、一仕事しようと思いました。

それは『オオクワガタ幼虫の菌糸ビンの交換』です。

最近暖かくなってきてからは、夜になると菌糸ビンから「ガリガリ」と音がするのです。それは、おそらくオオクワガタの幼虫の活性があがっており、エサが消費する量が多くなったと思いますが、菌糸ビンのエサが足りないからか、さらに奥に進もうとして壁面をガリガリとする音なのです。

菌糸ビンまわりは食痕で茶色くなっており、これは替え時と思い、すぐに菌糸ビンを購入して、交換することにしました。

その前に昨秋に幼虫を取り出すために割ったに産卵木の中に幼虫の取り出し漏れがあるかもしれないということ、これは他のサイトの方が書いてくれていました。その時、「捨てちゃっていたな」との反省で、外(ベランダ)に置いておいた産卵木を再度確認することにしました。

昨秋に割った産卵木です。
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食痕のようなものがありましたので「もしや」と思いましたが1匹おりました。菌糸ビンで育てた幼虫に比べてかなり小さいです。
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菌糸ビンの周りは食痕で茶色くなっています。
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菌糸ビンの底に幼虫がいます。
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蓋を開けると菌糸がびっしりでした。エサ不足でも表面の菌糸は食べません。
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表面の菌糸をとっていきます。そうすると幼虫が菌糸が食べて動き回った後の柔らかい土となります。
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オオクワガタの幼虫です。ちょっと小ぶりな感じですね。
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屋外の産卵木で冬を過ごした幼虫と屋内の菌糸ビンで育った幼虫は同じ時期に産まれても、まるで大きさが違います。
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全部で5匹おりました。5匹ともですが小ぶりでした。メスなのでしょうか。全部メスだとオスとの個体数のバランスがやや悪くなるので心配です。新しい菌糸ビンに割り箸で穴を開けてあげます。そして幼虫を入れてあげると菌糸は硬いので時間はかかりますが潜っていきます。
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2本目の菌糸ビンです。あまり食痕がないような気もしますが、1本目と同じ時期なので交換します。
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大きな個体です。これはオスですね。成虫で大きい個体が羽化するんを期待します。
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元気のない個体です。ほとんど動きません。ちょっと生き延びるのが難しそうです。他のも1匹動きが鈍い個体がおりました。菌糸ビン交換でこんなことは初めてです。
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全部で5匹おりました。3匹は元気でしたが、2匹は元気がありませんので成虫になるのは難しいと思います。割り箸で穴を開けて幼虫を入れると潜っていきますが、2匹は難しそうなので、ある程度掘って埋めることにしました。
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産卵木にいた小さな幼虫は余った菌糸を寄せ集めた菌糸ビンに入れることにしました。
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元気に潜っていきました。今年は難しいそうなので、順調にいけば1年越しの来年夏に成虫になるのかなと思います。
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※最後に
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