
オオクワガタを飼育していますが、やってはいけない飼育方法で飼育しています。
産卵木から幼虫を取り出す時期に、取り出した幼虫を保育する容器は、実は、その年に羽化した成虫の菌糸ビンです。菌糸ビンの最後の交換は4月ですが、5月には蛹化してしまうので、あまり菌糸が消費されずに、結構ほぼそのまま残る感じですので、もったいなく、その年の産卵シーズン最後の9月までとっておいて、そのまま使用しています。
特に問題はないのですが、前の世代に若干菌糸を食べられていますので、気を抜くと、9月に取り出した幼虫の餌がなくなっていることがあるので要注意ではあります。
今回は、若干気を抜いておりましたので、結構菌糸が食い尽くされておりました。
また、多頭飼育をしています。その年によりますが、大きな容量の菌糸ビンで成虫まで育てることがあれば、3令幼虫までは多頭飼育で、3令からは一頭飼育で行うときがあります。
菌糸ビンの消費量により、寒くなる12月までに菌糸ビンの交換ができるかどうかで、春まで多頭飼育か一頭飼育になるかを決めます。

菌糸ビンを開けますとキノコが生えておりました。よくある光景ではあります。

表面にあるキノコを取り除いて、菌糸を掘り続けますと幼虫がでてきました。結構大きくなっているかと思います。

容量が800㏄の菌糸ビンですが、初令の幼虫から3令に育って2匹とも元気であります。きっと鉢合わせは何度もしておりますが、よく言われている「殺し合い」はしません。幼虫ではないのです。ただし成虫ではあります。

新しい菌糸ビンに3令の2匹を投入します。12月までもたないので、寒くなる12月に一頭飼育に切り替えての菌糸ビンを交換して春まで過ごすことになると思います。
※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。
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