カワニナ。子供の頃に近所の神社の近くに湧き水の川が流れており、そこに沢山のカワニナがいました。当時はカワニナには目もくれず、そこの水底の泥の中に棲んでいるオニヤンマのヤゴを捕っていました。

泥をじっとよく見ると、オニヤンマのヤゴの形が見えるので、手で捕まえます。大きなヤゴで4~5cmはありまして、子供の頃はヤゴ=オニヤンマでした。

ただ、その湧き水の川にオニヤンマの成虫が飛んでいる記憶がまったくなく、大人となった今では人がいない時に産んでいるんだろうなと思っています。

オニヤンマのヤゴを捕っている時に、一度だけ、神社の方に声をかけられたことがあります。その方は「この川にはゲンジホタルの幼虫が棲んでいるから幼虫を捕らないでね。」ということでした。

この川にゲンジボタルの幼虫が棲んでいるのも知りませんでしたし、幼虫のいで立ちは好きではなかったですので、事実を知っても捕ろうなどとは思いませんでした。

ゲンジボタルの幼虫はもちろん、エサであるカワニナは捕りませんでした。

時は流れ、大人になり、メダカを飼うようになって、ふとカワニナを飼いたいと思うようになりました。

ネットで見ると簡単に売っていましたので、カワニナを購入して育てましたが、春先から夏場までは繁殖して稚貝が増えていくのですが、夏場を過ぎる頃には稚貝の個体数がかなり減っています。

そして冬を越えて親貝の個体数も減ってしまいますので、春に買い足すということを繰り返しておりました。

カワニナが減ってしまう理由として、まず餓死が挙げられますが、これに関しては人工飼料の「プレコ」を与えることで、繁殖して稚貝が増えても大きくすることができました。

次に夏場の対策ですが、簾(すだれ)を容器にかけて日蔭を作ったり、ホテイ草を浮かべてカワニナの隠れ家をする、など対策をしました。

しかしながら、一定数のカワニナの親貝や稚貝は夏場を超えることはできないのです。

春に買い足すといったことはないのですが、個体数は少なくなってしまうのです。


死なせてしまったカワニナです。
IMG_3878


ただ、年数を重ねていきますと、夏場に死んでしまっていたカワニナも死ななくなってきたのです。

科学的根拠は一切ないのですが、累代を重ねることによって、我が家の環境に適用していったのではないかと思うのです。

我が家の環境は、南西に位置しており、正午まで日が当たりませんが、日が当たり始めますと、強烈な西日が当たるような、生き物にとって決していい環境ではありません。

メダカが卵を産む条件の日照が12時間程度ですが、12時間どころか7時間が精一杯です。それでもメダカは抱卵しますし、元気でいてくれます。

止水環境ですし、屋外ですので、ろ過機やエアーポンプといったものは取り付けておりません。夏場は34℃ぐらいまで水温が上がります。

それでもメダカとともにカワニナは、この特殊な環境に順応してくれて元気に繁殖して生きているのだと思っています。


夏場は酸素不足になり、水面に登ってきていると思われるヒメタニシとカワニナです。それでも死ぬことはなく元気に夏場を乗り越えてくれます。
IMG_3305



※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。

スポンサーリンク