自宅が江戸川河口付近に近いので、時々散歩をしますと梅雨ぐらいから秋にかけて虫に声がよく聞こえてきます。特に夕方から夜にかけて江戸川河川敷を散歩をしますと、道路に昆虫がでてきますので、簡単にとることができます。

エンマコオロギなどの虫は、草につかまるような虫でもありませんので草むらをじっと見て捕ることはせきませんし、ショウリョウバッタやトノサマバッタのように飛んでくれることで逆に居場所を教えてくれるわけでもありません。

地上といっても、草むらや枯草の落ちている場所、また自ら穴を掘って潜んでいる場合もありますので、捕るのは容易ではありません。

一番捕りやすいのは、草刈りがあった後であれば、刈った草の中に潜んでいますので捕りやすいですが、いつ草刈りがあるのか、わかりませんし、待っていられないと思います。

そこでオススメしますのは、夜というちょっとお子様には危ない時間帯ではありますが、夜に草むら近く道路、もっというと道の両側が草むらに囲まれているような道路を歩いて探すのがオススメです。

直射日光の当たる舗装道路は日中はとても暑くて虫にとっては過酷ですし、渡り切れないミミズは干からびて死んでしまうような場所ですし、何しろ天敵の人間がよく通りますので、警戒して日中はいません。

しかしながら、これが夜になりますと、舗装道路は少し冷えてきますし、人間もいなくなりますので、天下となり、草むらから出てくるのです。

警戒心が薄いのか、割と捕まりやすいです。もし、逃げても草むらに逃げずに道路の真ん中目がけて逃げる場合もありますので、こうなればチャンスです。

観察していて気になりましたのは、成虫になりますと道に出現する頻度が極端に減ります。成虫になる前の幼虫の方が道に出現する確率が高いです。

ただ、成虫になるまでを育てられるので、それはそれでいいと思います。

草むらがあれば、どこにでもいるわけではありません。コオロギが鳴いていなくてもいいので、何か虫が鳴いている草むらがあるところに行きましょう。コオロギでなくても、虫が鳴いているってことは、コオロギもいる可能性が高いです。そのような道路をライトを照らしながら注意深く歩きましょう。

最後に、夜なので出かける時は一人で出かけない(親と行く)、そしてライトを持って行く、いくらコオロギが捕れそうな場所でも不審者が出て危ないと言われている場所には行かない、といった用心も必要です。

ぜひ、コオロギを捕まえて飼ってみてください。


エンマコオロギ(幼虫)です。
昆虫2

ショウリョウバッタのメスですね。大きいです。
昆虫4

これは何でしょう。ツユムシでしょうか?
昆虫1

江戸川河口ですので、カニにも会うことができます。
昆虫3



※最後に
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