◆ドキュメント
作成日付:2021/09/30
更新日付:----/--/--

ザリガニを飼っていますと、ノッソノッソと歩いたかと思うと、危険を察知すると、後ろ向きに泳いで逃げるといった面白い動きをするかと思います。特に「昨日まで動いていたザリガニが今日になったら急に動かなくなってしまいました。」「最近、ザリガニが全く動きません。」「いっつも同じところにいて1ミリも動いてません。」などの動かない場合など、ザリガニの動きで気になる部分を解説しておりますので、もしよろしければ覗いていってください。


親と子のザリガニ
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ザリガニが動かない(冬)
冬であればザリガニは10℃以下で冬眠状態になります。

ただし、冬眠状態というか、冬期に動きが鈍くなったりはしますが完全に動かなくなったりはしません。逆に完全に動かないのであれば死んでいます。

ザリガニが生きているか死んでいるかの確認方法は、ザリガニを持ち上げてみてクタッとしているようなら残念ながら死んでおります。生きていれば持ち上げるとゆっくりとながら動くはずです。

原産国のアメリカでは冬眠しないみたいです。日本では土に掘った巣の中で冬眠状態になります。

ザリガニは日本の野生下で越冬して翌年の暖かいシーズン中に繁殖して、日本の在来種の生態系の深刻な被害を与えるま個体数を増やしてきましたので、屋外の飼育下でも越冬させることは可能なのですが、気になるのであれば屋内飼育に切り替えるしかないです。

屋内飼育ではヒーターを使用して水温を上げてあげれば、1年中元気に動き廻るザリガニを観察することができます。

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動かない(水質汚染)
ザリガニは、水質悪化で急死することがままあります。特に水質の悪化は冬になりたての時期に起きやすいです。

何故かというと冬の低水温下ではエサを食べないのに、春から秋にかけてのシーズン中の高水温時と同じようなエサの量をやって、水質の悪化に気づかないで以前と同じペースで水替えをしていますと、冬の暖かい日に水温が上昇したときに蓄積していた汚れが一気に腐敗して急な水質悪化を招き死に至ります。

対処としては水を交換するしかありません。

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動かない(脱皮)
ザリガニが脱皮直前という可能性があります。習性として脱皮直前はほとんど動かなくなります。
体の色が暗くなり餌も食べる量が減るのでこれらの兆候が見られたら触らずそっとしておいてください。

脱皮前は動かない状態になって何日も過ごします。脱皮する為にはエネルギーが必要なので、そのためのエネルギーを体内に溜めこみます。脱皮の際には脱皮の時や脱皮後に体が柔らかくなり、他の生き物に襲われやすくなり、危険な状態になりますので、他に生き物がいない場所で短時間に脱皮を行います。

脱皮前は甲羅と尻尾の接合部分を見ますと隙間が空いている、甲羅が浮いている状態になっております。そのような状態は脱皮の前兆ですので1~2日以内に脱皮すると思います。

なお、ザリガニは脱皮の失敗で急死することがままあります。この理由は水質汚染でも栄養状態が悪いわけでもなく、原因はよくわかっておりません。それだけ脱皮は危険が伴うということです。

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ひっくり返る、裏がえる
水質汚染によりアンモニア中毒となっています。

先に言うと農薬などの薬剤ということもありますが、これはあまりありえません。例えば購入した水草に農薬をついており、そのまま容器に入れてしまった。

近くで虫除けスプレーや蚊取り線香を使用していた。他には近所で農薬を散布していたということです。これを除きますとザリガニがひっくり返って動かなくなってしまった場合はアンモニア中毒の可能性が高いです。

水中のアンモニア濃度が高くなってしまう原因としてはエサを多くあげすぎた結果、エサが残り水が腐敗する過程でアンモニアが大量に発生するというものです。

またザリガニが死んでしまい、そのままにしておくと他のザリガニが死骸を食べますが、死骸の残りが水を腐敗してしまい、その過程で同じくアンモニアが大量に発生するというものです。

対処としては水を交換するしかありません。

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横になって水面に浮く
ザリガニの呼吸は鰓(エラ)呼吸です。水中の酸素濃度が低くなると、呼吸するために水面に浮いて来て、横向きになって水面の空気と接して最も酸素濃度の高い部分の水を、胸部にある鰓孔(えらあな:えらに通じる口)から取り入れて呼吸します。

観察していると、ザリガニ周辺の水面が動いてザリガニ体内に空気が取り込まれて行く様子が観察出来るかと思います。水面に出ている時に危険を察知すると、すぐに水中に潜ってしまいますので、

対処としては、水中の酸素濃度を上げれば良いので、金魚等を飼う場合と同じく、エアーポンプを使用して水中に酸素を溶けこませる方法しかありません。

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※最後に
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