今日は在宅勤務でした。暖かい日でしたので日の当たる部屋はとてもポカポカとしていましたが、在宅勤務している部屋は日が当たらないので逆に部屋が寒く感じました。

ポカポカしている部屋からベランダに出ますと、やはり空気が冷たくて、メダカ容器に水足しをしたり、金魚やオオクワガタ(成虫が冬眠中)、カブトムシ(幼虫)の様子をみてから、すぐに退散となりました。

屋内で暖まってから気を入れなおして、もう一度ベランダに出てセンリョウ(千両)の種まきをしました。

センリョウ(千両)は、センリョウ科センリョウ属の日本、朝鮮半島、中国、インド、マレーシアなど広い範囲に分布する常緑性の低木で、一年を通して直射日光の当たらない半日陰の場所に自生しています。

センリョウ(千両)はマンリョウ(万両)と並んで正月飾りに欠かせない縁起木のひとつで、主に冬に色づく赤や黄色の実を鑑賞できます

基本的に観葉植物は屋内の暖かい場所で育てていますが、ひとつだけ、屋外で育てる庭木を屋内で育てていたのが、このセンリョウ(千両)でした。センリョウ(千両)は2年前ぐらいに田舎から送られてきたもので挿し木で水に浸けて育てておりました。

水に浸けているとあまり成長はしないのですが、2年ぐらい生きていていたので、家族の間で「植え替えよう」と言う話になり、昨年の10月ぐらいに植え替えたところ、これが大失敗でして、すぐに元気がなくなり枯れてしまいました。


◆基本情報
【品種名】 : センリョウ(千両)
【分類】  : 抽水性植物(温帯性)
【草丈】  : 50~80cm
【分布地】 : 日本
【開花期】 : 7~9月(果熟期:12~2月)
【冬場】  : 多年(宿根)草、木本(もくほん)(常緑)
【繁殖】  : 地下部でランナーを伸ばして芽を出す
【水管理】   鉢土の表面が乾き始めたら十分に水やり。
        庭植えも極端に乾かさないように管理する。
【日当たり】: 半日陰
【用土】  : 腐葉土のような腐植質のたくさん入った適湿な土を好み、乾燥地は嫌う。
        鉢植えにする場合は赤玉土8:腐葉土2の割合で混ぜた土を用いる。
【肥料】    肥料は年に1回、2月頃に化成肥料や油かすと骨粉を等量混ぜたものを
        株の周りに少量施す。
        肥料は多ければよいというものではなく、むしろ少ない方が株も
        寸がつまった感じでバランスよく育ち、実付きも良くなる。
        多いとその逆で枝葉ばかり伸びて茂って実付きも悪くなる。
        特に窒素分の肥料が多いと顕著にその症状が出るので気をつける。
【シーズン】: 7~2月
【鉢サイズ】: 成長にあわせて植え替え

※参考:鉢サイズ
号数 鉢の直径(cm) 土の量(L)
3号鉢 9 0.3
4号鉢 12 0.6
5号鉢 15 1.3
6号鉢 18 2.2
7号鉢 21 3.5
8号鉢 24 5.2
9号鉢 27 7.8
10号鉢 30 8.4
11号鉢 33 10
12号鉢 36 14

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原因は、屋内の半日蔭で2年余り育ってきたセンリョウ(千両)をいきなり屋外の直射日光を当たる環境に置いたので、環境変化についていけずに枯れてしまったのだと思います(反省)。

枯れてしまったことを田舎に連絡しますと、また送ってくれるとのことで年末に食べ物(ありがたい!)とともに送ってくれました。

そしてセンリョウは挿し木よりタネまきから植えた方がよいとのアドバイスをもらいましたので、トライしてみることにしました。

その前に、しっかり育て方を確認(そもそも確認していなかった)しますと、寒い冬の今の時期がタネまきの時期であることがわかりましたので、さっそく晴れた暖かい日(寒かったです)にタネまきをすることにしました。


センリョウのタネです。6つほど植えてみることにします。
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センリョウの実です。熟した実からタネを取り出します。果肉があると芽が出ないそうなので果肉からタネを取り出しますが果肉も柔らかいもの硬いものバラバラです。まだ熟していないのかもしれません。
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まず、元々挿し木が失敗した植木鉢にタネを植えます。
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果肉かた取り出したタネを植えます。
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他、5つはプランターに植えてみます。芽が出たら頃合いを見て植え替えようと思います。
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土をかぶせます。プランターは少し日光が当たりますのでうまく芽がでますでしょうか。
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植木鉢は半日蔭に置いてみます。こちらは芽がでてほしいです。
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※最後に
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