台風9号、10号が過ぎ去りました。我が家付近では、大雨というより強風が何日も続きました。海に近く強風の影響をまともに受けやすい地域ですので、水草、特に抽水性の水生植物の茎がポキポキ折れて、こちらの心もポキポキ折れましたが、今現在は、水棲植物も心も立ち直りの状態となっています。

世間はオリンピックが終了して、オリンピックが最中にみるみるうちにコロナ渦が物凄いことになっておりますが、生き物飼育が趣味の人間には、あまり影響がなく、「自粛疲れ」なんて言葉はどこ吹く風でございます。

お盆に差し掛かってきましたので、早めに羽化したカブトムシがポツリポツリと命を全うしつつあります。

他にも春先に孵化した子メダカが大きくなって親メダカの容器に移動させて一緒に泳いでおりますし、チョウセンブナの子供が孵化して夜になると姿を現します。ただ、食べられているのか、大きくなった個体がありません。

ハスはあまりうまくいってませんが、睡蓮は花をよく咲かしております。

そんな中でホテイ草も夏の日差しを受けてかなり大きくなっておりまして、ランナーで増える株をせっせとカットしている状態です。元気過ぎるホテイ草の中でホテイ草が枯れてきている株があります。

ホテイ草が夏でも枯れる原因として、以前に日光不足で枯れる記事を書きましたが、今回は違うようです。


元気なホテイ草です。緑でツヤツヤしていています。
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こちらは元気がなく、葉が白く枯れてきているホテイ草です。
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ホテイ草をよく見ますと、蜘蛛の巣みたいなところに何か蠢いています。
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蜘蛛の巣みたいな場所に赤い虫が群がっております。
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この赤い虫は、蜘蛛やアブラムシではなくて『ハダニ』といいます。ハダニの足は8本あり蜘蛛の仲間ですので、見た目が蜘蛛のように見えます。そして何といっても蜘蛛の巣と同じように白い巣を作って繁殖するので、蜘蛛と勘違いしてしまいますが、ダニの一種になります。

ハダニは、ホテイ草だけでなく、どんな植物にも寄生する虫です。

◆ハダニの特徴

・体長は0.5mm前後
・単為生殖(メスが単独で子供を産む)
・発生期間は6~10月
・10日で卵から大人になる(早い!)
・25℃以上の高温乾燥が好き
 ⇒水に弱いのでホテイ草の寄生は命がけ??

ハダニは発生当初は植物の葉の裏に寄生し葉を吸汁します。口から糸を吐いて次々と他の植物へ移動して被害をどんどん拡大させていきます。

ハダニは数が少ない時は被害はあまりありませんが、繁殖の発生サイクルはとても短いので爆発的に個体数が増えていきます。個体数が増えると葉の表へも移動して被害が更に大きくなり植物は生育不良になって枯れてしまいます。

ハダニが夏に発生するのは、夏は高温で雨があまり降りませんので乾燥しがちですので、ハダニには絶好の環境となるわけです。我が家のベランダは雨が降り注がないので最高の環境ですね。


◆ハダニに寄生されたら..。

・水に弱いので水をかけてしまう
・ハダニ専用の殺虫剤を使う
・枯れた葉や蜘蛛の巣がかなりある葉はカット

ハダニはダニの仲間です。ハダニは人を刺すのか?という疑問がありますが、人を刺すのイエダニ、ツメダニであります。

ツメダニは、梅雨や秋などに発生しやすいダニの種類です。イエダニは、鳥などに寄生しているダニの種類です。

人がダニに刺される被害で多く聞かれるのは、ツメダニです。

ツメダニはソファやカーペット(じゅうたん)などフワフワした場所によく発生します。このツメダニは”たまたま誤って人を刺してしまいます。

実はツメダニの主食は人の体液ではなく昆虫の体液が主食です。人を刺してしまうのは、ツメダニの生息環境にたまたま人が入ってきたからです。

イエダニは主に鳥やねずみに寄生して吸血します。また草むらや樹木などで野生動物を待ち伏せして寄生して吸血します、人にも取りついて吸血する性質を持っています。

話をもとに戻して、ハダニですが、植物の養分を吸収する生き物ですので、ツメダニ、イエダニのように人間を刺すということはありません。



※最後に
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