◆ドキュメント
作成日付:2020/01/11
更新日付:----/--/--
※アドセンス再設定対応済
※2021.11.23更新(過剰広告カット)
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◆はじめに
ミシシッピニオイガメの『ミッピーちゃん』ですが、食欲不振と便秘の症状が続いておりました。最初は温度管理で水温が低すぎたのかな?という理由で、温浴(33℃)をしたところ、温浴直後に食事もとりましたし、排泄もしました。しかしながら、便秘症状は今一つ改善されないようでして、排泄から白いミミズのような寄生虫が確認されました。
カメには寄生虫がいるのは理解しておりますが、食欲不振と便秘気味であること、過去、一緒に暮らしていて寄生虫は見たことがない事で、いつもとは違うのでは?と気になりはじめまして、ちょっと過保護かもしれない?と、悩みましたが、人間だって、自分の体調に少しでも気になることがあれば、病院に行くこともありますし、それで、「風邪です」と診断されてホッとするのではないでしょうか。
『ミッピーちゃん』と会話することができません。もしかしたら苦しんでいるかも知れない。そう思うと、やはり、一度病院で診察していってもらったほうがよいとの結論に達して、予約を入れて病院にむかいました。
緊急事態宣言下ですが、命にはかえられないので、人間側も『ミッピーちゃん』も完全防備で病院に行きました。
何かの参考になればと思い、記事を書きますので、もしよければ覗いていってください。
❖我が家のお姫様
なまえ:ミッピーちゃん
ねんれい:4才
せいねんがっぴ:2017年1月
せいべつ:女の子
❖便秘と食欲不振の治療 ここまでの歩み
ミシシッピニオイガメの便秘と食欲の関係、そして治療
【温水療法で効果あり】ミシシッピニオイガメの便秘と食欲の関係、そして治療
ミシシッピニオイガメの寄生虫感染と処置について(ぎょう虫を確認)
ミシシッピニオイガメの『ミッピーちゃん』ですが、食欲不振と便秘の症状が続いておりました。最初は温度管理で水温が低すぎたのかな?という理由で、温浴(33℃)をしたところ、温浴直後に食事もとりましたし、排泄もしました。しかしながら、便秘症状は今一つ改善されないようでして、排泄から白いミミズのような寄生虫が確認されました。
カメには寄生虫がいるのは理解しておりますが、食欲不振と便秘気味であること、過去、一緒に暮らしていて寄生虫は見たことがない事で、いつもとは違うのでは?と気になりはじめまして、ちょっと過保護かもしれない?と、悩みましたが、人間だって、自分の体調に少しでも気になることがあれば、病院に行くこともありますし、それで、「風邪です」と診断されてホッとするのではないでしょうか。
『ミッピーちゃん』と会話することができません。もしかしたら苦しんでいるかも知れない。そう思うと、やはり、一度病院で診察していってもらったほうがよいとの結論に達して、予約を入れて病院にむかいました。
緊急事態宣言下ですが、命にはかえられないので、人間側も『ミッピーちゃん』も完全防備で病院に行きました。
何かの参考になればと思い、記事を書きますので、もしよければ覗いていってください。
❖我が家のお姫様
なまえ:ミッピーちゃん
ねんれい:4才
せいねんがっぴ:2017年1月
せいべつ:女の子
❖便秘と食欲不振の治療 ここまでの歩み
ミシシッピニオイガメの便秘と食欲の関係、そして治療
【温水療法で効果あり】ミシシッピニオイガメの便秘と食欲の関係、そして治療
ミシシッピニオイガメの寄生虫感染と処置について(ぎょう虫を確認)
❖症状
少し寒くなって(10月下旬)に便秘の症状がはじまりました。さらに寒くなって(11月)便秘の症状が進みました。少しずつ食欲不振になっていきました。
食欲不振と言っても、毎日食べているのが食べなくなったという状態でした。冬になれば、屋内のヒーター付きで暖かい場所で過ごしていても活性がおちる為、食欲がなくなるのはわかっていました。
その後も便秘症状が続きました。調べたところ、水温がやや低いことがわかりましたので温度管理を見直すことを考えて、『ミッピーちゃん』には温浴をしました。
温浴をしたところ、食事をすぐに摂りまして排泄もしましたので、症状は改善したと思いました。
しかしながら、排泄をした後に寄生虫と思われる白いミミズみたいな(おそらくギョウチュウ)と思われる生き物が泳いでおりました。泳いでいた寄生虫はすぐに取り除いたものの、気になりました。
カメの体内には寄生虫は棲んでいるのは理解しておりますが、体内で寄生虫が増えすぎた場合は、食欲不振と便秘、下痢などの症状を起こすことがあるということです。
症状もさることながら、寄生虫が排泄物と一緒に排出されたのは初めてでしたので『いつもと違う』と思い、一度病院で診察を受けることにしました。
❖病院まで
調べてみますと簡単にヒットしました。カメの専門的治療をしてくれる「四谷どうぶつ病院」がよさそうです。カメの病気の専門サイトもあり、きめ細かく解説しております。サイトにはカメの運搬方法も載っております。そして何と!土日祝日も診療しております。
肝心な費用ですが診察料は初診¥1,800円です。おそらく最低でもレントゲンと注射はするだろうから、費用は諭吉さんが1,2枚は出ていく感じかなぁと思いまして、人間のように健康保険がないので、これくらいなら良心的なのかもと決めました。
完全予約制でしたので、土日は予約で埋まってしまっているかな?もしかして緊急事態宣言下なので少ないかな?と思いながら、電話予約をしましたが、希望時間は空いているとのことで、すんなり診療時間が決まりました。
❖搬送準備
温度と酸素を気を付ければ問題ないとの事でして、水棲ガメでも水は必ずしも必要でなく、数時間水がなくても問題ないとの事です。
まずは今の季節は冬ですので、一番は温度をどうするか?です。これはよく熱帯魚を購入するとホッカイロで保温されながら、輸送されてきますので、それを真似て同じようにホッカイロで温めながら輸送することにしました。
輸送容器は、以前にカブトムシを購入して輸送されてきて、今は『ミッピーちゃん』の水替えなどでお世話になっているタッパーを使用します。その横にホッカイロを付けることにしました。
ホッカイロを容器に付けました。底に付けるとホッカイロが熱くなった時に逃げ場がなく火傷してしまいかもしれないので側面に付けることにしました。
容器をバッグに入れます。容器の中にはキッチンペーパーを入れました。『ミッピーちゃん』に水が付いていて容器に入れる前に拭きましたが、水で体温を奪われないようにと、お通じをした場合に流れないように入れました。水棲カメですのでペットボトルを用意しました。途中で水分補給が必要な場合に備えて、ホッカイロを巻き付けて暖かくしております。
気持ちよさそうに泳いでいる『ミッピーちゃん』を捕まえました。
『ミッピーちゃん』を容器に入れます。しばらく我慢してね。
『ミッピーちゃん』が逃げだしそうになりました。
「静かに容器に入っていてね。」と戻してあげました。
バッグの蓋をしめて出発です。
❖搬送~到着
「四谷どうぶつ病院」の最寄り駅は都営新宿線の曙橋駅です。
何人かは降りましたが、あっという間に人がいなくなりました。ホームで待っている人も誰もいません。たまたまのタイミングなのか?いつもこの時間なのか?はわかりませんが、人が少なく感じました。
防衛省方面A4出口から出ます。
橋の上に階段で上ります。最初は下の道を行ってしまい、戻ってきました。
階段を上がると、進行方向に「四谷どうぶつ病院」が見えます。
❖診察
その際には人間の体温を測ります。もちろん平熱です。
その後、待合室で待っていると呼ばれて診察室に入ります。先生が待っており、問診票をもとに症状を訊ねてくれますので正確に症状を説明します。
体重計にのりましたら「351グラム」と判りました。順調に成長しているのでしょうか。
レントゲンを撮ってくれるとのことですので、しばらく待ち時間になりました。
❖診療結果(所見)
先生がレントゲン写真をスクリーンに映してくれまして説明してくれました。体内にガスが溜まっていたり、異物があることはないとの事でした。消化不良などで体内にガスが溜まるのが一番よくないとのことらしいので一安心です。なお、レントゲンでは、お腹の動きや腸内にいる寄生虫をみることはできないそうです。
虫くだしとお腹を動かす薬、そしてお通じがよくなる目的で点滴剤も入れてくれました。なお、虫下しは、カメには寄生虫の種類が沢山いるそうでして、いろいろな寄生虫に効く薬を入れてくれました。
特に一番問題となるのは、体内の寄生虫が虫下しで死んでしまい「腸閉塞」になって、余計症状が進んでしまうことが問題ですので、一概に虫下しで体内の寄生虫を退治するのも難しいそうです。そして「腸閉塞」自体も判定するのが難しいそうです。
『ミッピーちゃん』のお口の中の状態をみたいとの事ですが『ミッピーちゃん』はお口をあけてくれません。もともと、人間を威嚇して噛んだことが一回もない、優しい性格の持ち主ですので、開けてくれません。
先生が「性格が優しいんですね。」「我慢くらべだなぁ。」と言っておられました。
こちらは「頑張れー『ミッピーちゃん』!」と掛け声を出してしまいます。
先生は器具を使用して口を開けようとしましたが、『ミッピーちゃん』は口を開けてくれないので別の器具を使用してなんとか口を開けてくれました。
口の中もきれいで元気なピンクでして、黄色や白い色ですと口内炎などの症状で食べていないことがあるそうです。
次に、いよいよ「お注射」になりますが、当然、『ミッピーちゃん』は初めての注射になります。
先生が「初めてですか?」と尋ねられたので「初めてです。」と言いますと、「じゃ、見えないように目隠ししましょう。」と、目を隠して注射を打ってくれました。なかなかの量のお薬でして、小さい『ミッピーちゃん』に全部入るのかな?と思ってしまいましたが、全部注入されました。
こちらは「頑張れー『ミッピーちゃん』!」と掛け声を出してしまいます。
注射後に『ミッピーちゃん』は、先生の顔を凝視していたので、先生が「顔を見られていますねー。」「痛い注射打ったのは、この人だなって見てるなぁー。」と言っておられました。
こちらは「先生が男の先生だからですよ。」と言いました。『ミッピーちゃん』は乙女ですので。
また、飲み薬の処方をされまして、飲み薬を飲まして虫下しをさせるとのことでした。飲み薬は注射器のようなタイプで飲ませます。便秘や寄生虫の治療は長期スパンで取り組むそうで、家で飲ませて2週間後経過をみるようにと指示を受けました。
診療はこれで終了で、再び待合室に戻り、薬を受け取り、お代を払いまして病院を後にしました。
お代は諭吉さん1枚足らずで、1時間程度の診察でした。
お薬をくれました。
診察券も発行してくれました。
◆水より温度管理の重要性
診察が一通り終了して、先生に帰りに「水をかけていったほうがいいでしょうか?」と尋ねました。
先生は「水より温度管理ですね。水をかけることで体温が下がるので体調が崩れてしまいます。」
「水替えで冷たい水道水を入れてしまうケースがありまして、一発で体調に変調をきたして便秘になります。これは必ず指導をしています。」と言っておられました。
「水棲ガメは普段陸上で飼育していたも問題なく、日に1時間、水の中に入れてあげればいいです。その時に水分は補給します。」と言っておられました。
水棲ガメなのに!と『水棲ガメ=水の中』という発想でしたので、思い込みでしかなかったことを認識させられました。専門家の方の意見は貴重ですね。
診察が一通り終了して、先生に帰りに「水をかけていったほうがいいでしょうか?」と尋ねました。
先生は「水より温度管理ですね。水をかけることで体温が下がるので体調が崩れてしまいます。」
「水替えで冷たい水道水を入れてしまうケースがありまして、一発で体調に変調をきたして便秘になります。これは必ず指導をしています。」と言っておられました。
「水棲ガメは普段陸上で飼育していたも問題なく、日に1時間、水の中に入れてあげればいいです。その時に水分は補給します。」と言っておられました。
水棲ガメなのに!と『水棲ガメ=水の中』という発想でしたので、思い込みでしかなかったことを認識させられました。専門家の方の意見は貴重ですね。
❖最後に
先生たちも言葉の端々に「生き物がすきなんだなぁ。」という愛情がちりばめられておりました。
病院にはひっきりなしに診察に訪れています。病気に人間のコロナも何もない、優先順位もないのだなと実感いたしました。一人で訪れる方、家族で訪れる方など、ここにくる動物たちは愛されているのだなと思いました。
※最後に
ご覧になられている記事は、内容の見直し、文章の誤り(誤字や不適切な表現)による修正で内容が更新されることがあります。
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