最初にメダカを購入して飼うことになりますと、もちろん飼育容器が必要になりますので一緒に、あるいは事前に購入するかと思います。最初に購入する飼育容器は一つかと思います。仮にここでは飼育容器の大きさを幅45cm×奥行き30cm×深さ20cm(容量18L)とてもしておきます。

たった一つでも、新しく立ち上げたメダカ容器には、メダカはもちろん、エビやタニシ、ドジョウなどの水棲生物を一緒に飼っていると思いますし、水草や石、流木なんかも入っていて、毎日飼育容器が見るのが楽しいかと思います。

しかし、立ち上げてから、シーズン中であればすぐにメダカは産卵するかもしれません。

メダカは口に入るものなら何でも食べてしまう習性がある為、卵を隔離しないといけません。ここで隔離容器が必要になります。本来であれば、メダカの成魚の大きさでも飼育できる、最初に購入した幅45cm×奥行き30cm×深さ20cm(容量18L)の飼育容器をもう一つ追加購入するのもいいですが、卵を孵化させることや稚魚の飼育でよい、成魚になったら元の容器に戻せばいい、などと考えていますと、幅35cm×奥行き20cm×深さ20cm(容量10L)程度の稚魚の飼育容器を追加購入して孵化~成魚になるまで育てることになるかもしれません。

そして、メダカの産卵は4~10月と長く、一度に20~30個の産卵をすることになりますので、4月に孵化した稚魚は2~3ヶ月で成魚になりますので、6月に孵化した稚魚と一緒に飼育することはできません。成魚に成長したメダカは稚魚を食べてしまいます。

そこで、幾つか孵化した時期の違う稚魚を飼育する飼育容器を追加購入することになるのです。

メダカを成魚まで育てて、産卵した成魚のいる元々の飼育容器に一緒に入れるとしても、追加できる個体数には限界があります。

そこで、幅45cm×奥行き30cm×深さ20cm(容量18L)の成魚の飼育容器を追加購入することになるのです。

そしてシーズンが終わり、春に飼育容器の大掃除をすることになりますが、ここで飼育容器を大掃除するには、メダカなどの水棲生物を隔離するかと思います。

この場合は一つの容器ではなく、メダカならメダカの容器、エビならエビの容器、タニシならタニシの容器、ドジョウならドジョウの容器、水草なら水草なら水草の容器に仕分けることになると思うのです。

それは、それぞれ繁殖して増えている、または減ってしまっているので、この時点で飼育容器が増えているのであれば、増えた、あるいは減ったメダカや水棲生物を均等にわけて入れると思います。ここで仕訳ける、そして大掃除が終わるまでの間の隔離容器を追加購入することになると思います。

最初の1年で追加購入した稚魚を飼育した容器が空いているなら別ですが、おそらく使用している場合も多いので、新たに購入することになるのです。

メダカを購入しますと、他の種類のメダカを飼いたい願望も生まれてきます。

最初に立ち上げたメダカと新たに購入したメダカを一緒の飼育容器に入れて育てるのもいいのですが、交雑させたくない、最初のメダカは一般的なといいますか安価なメダカであり、新たに購入したメダカはレアで高価なメダカでありますと、一緒の容器で育てるのに抵抗があるのではないでしょうか。

ここで新たに育てるメダカ用に飼育容器を追加購入することになるのです。

この後も産卵したら稚魚用の飼育容器を追加購入することになります。

メダカ以外にも金魚を飼いたいなとなりますと、金魚とメダカとは一緒に飼うことはできませんので、金魚用の飼育容器を追加購入することになるのです。

一つの飼育容器から始まったアクアリウムライフは、いつの間にか沢山の飼育容器に囲まれることになるのです。



※最後に
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